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シャープとの戦いを続けたい俺
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C1で地図を呼び出せ!! モバイルマップforザウルス
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ザウルスで4コマ漫画
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この機能、かなり“買い”って感じ!!
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エッジでの通信に落ち着いた俺
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デジタルカメラカードCE-AG06の使い心地
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パソコン連携キット+Outlookでシンクロナイズ!!
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シンクロナイズれなかった俺
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マイMI-C1ゲット!! 使用感は上々!
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MI-C1、細かいようだがココがナイス!!
【1999/12/10】
新型ザウルスMI-C1発売!!


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STP
POW-ZAU MANIAC(仮)

ザウルス新連載第1回
新型ザウルスMI-C1発売!!


■ 発売当日にMI-C1購入決意!!

シャープ ザウルスMI-C1
標準価格88,000円。ファインシルバーとフォーマルブルーの2色がある。店頭でのお値段は、編集担当が予約したヨドバシカメラでは本体69,800円、デジタルカメラカードが19,200円(税別)

 さて、話題の新型ザウルスことMI-C1が発売になった。そしてこの機種は、アイゲッティやアイクルーズとは少々方向性の違うザウルス、と言うよりも、従来からずーっとあったザウルスの流れをバッチリ汲んでいるザウルスという感じ。ていうか!! 俺にとってはかなり正統派で純血なパワーザウルスって感じ!! アイゲッティやアイクルーズをいまいち買う気になれなかったこの俺が超買う気になりまくった!! つまり!! 俺とシャープの戦いが再度始まるのだぁーッ!! ってまたひとりバトルかよ>俺。

 なのだが、実は、まだ、俺は、この新型パワーザウルスMI-C1を、購入していないのであった。いや、発売されたら絶対に買うぜと思っていたのだが、その思いが強すぎたため、いつもとはちょっと違う購買アプローチをしてしまったのであった。

 新型ザウルス魅力ありまくり!! → 買うぜ!! → 絶対にな!! → でも魅力ありまくりだから品薄になるかも!? → ヤバい!! → でも待つのはイヤ!! → 発売当日ゲットしかねえ!! → そうだシャープの広報の人とかから直接買えないかなぁ!? → メールで聞いてみよう!! → なにッ直接売ってくれるとな!! → 大安心!!

 ということなのであった。製造元から買えば絶対買えるでしょ買えるハズだ買えないワケがない!! というわけで、11月の頭から製造元にダイレクトにMI-C1の購入をお願いしていた俺なのであった。消費者としては比較的ズルいと言えよう!! が!! ズルくたって関係ねえ!! 発売当日にMI-C1を手中にできればいいんだ!! 俺はMI-C1が欲しいんだよアニキ!! 許してくれよブラザー!!

 とか強欲な感じになったことへの罰なのか、どうも製造元から買えるのがちょっと延びてしまった。どうもメーカー在庫僅少ていうかシャープ社内にもないみたい。超残念だが、まあ、ひとりのライターの強欲よりも、販売店や予約した消費者にまず売る姿勢を考えると、シャープってのはすげー実直なメーカーと言えよう。と同時に俺は反省すべき欲望野郎だと言えよう。反省してショップで買うか……とか思ったが、そうするとショップで買ってシャープから直接買って合計2台になるのは……いや2台でもいいかも~などと思ったが、もうちょっと待つことにした。

 ともあれ、それ以前にもちょこちょこ新型パワーザウルスMI-C1(ほとんど製品版と同じ内容のもの)をいじくらせてもらっていたので、まずは新型ザウルスのインプレッションなどを。



■ サイズ最小・最速のパワザウ

(写真上)本体サイズはアイゲッティとほぼ同じくらい
(写真下)上がMI-C1、下がアイゲッティ。アイゲッティよりわずかに厚みがある。今度のパワザウはともかく小さい!

 MI-C1についての詳細はシャープのMI-C1紹介ページを参照していただくとして、まず最初の印象は小さいこと。約136×約80×約15.5mm(幅×奥行×厚)というサイズは、俺が愛用中のパワーザウルスMI-610よりもふたまわりも小さく薄く軽く、最近愛用度が下がっているザウルスポケットMI-110Mよりひとまわり小さくしかもチョイ薄い。ワイシャツの胸ポケットに無理なく入れられるようなコンパクトさなのだ。重量は約180g(リチウムイオン充電池・保護カード・タッチペンを含む)。軽いかどうかは視点によって違うが、携帯しても違和感を感じない軽さだと思う。とにかく小さい、そして思った以上に軽い、それがMI-C1に対する第一印象だ。

 単に小さいだけではなく、MI-610よりもクイックに動作って点がアツい。300件以上入ったアドレス帳も、情報ファイルも、機能を選んだ瞬間バラララッという感じですぐに表示され、使える状態になる。ストレスはほぼゼロ。えーっ俺の最強に強まったパワーザウルスことMI-610より速いのーどーしてーなんでー、という感じだ。これはMI-C1内のアプリケーションのワークエリアを増やす等して実現した“速さ”だそうで、速くなっても電気をガバガバ食うわけではないらしい。

 また、反射型液晶を搭載したことで、つまりバックライトが不要なので比較的長時間の駆動が可能になっている。具体的には、メーカー公称で連続表示約16時間となっている。なお、バッテリーはシャープのポータブルMDプレイヤー等に使われている分厚いガム形のリチウムイオン充電池を使用する。ちなみに、ACアダプタもすげー小さい。最近の携帯電話にはマッチ箱(って最近コレ見かけなくなったけど)程度の大きさの、かなりちっこいACアダプタが付属しているが、アレよりさらにひとまわり小さい感じ。カバンに入れて持ち歩くのが全然苦にならないサイズなので、セットで持ち歩いて時々充電するという使い方も現実的だ。

 あとこの反射型液晶、かなり鮮明。屋外なら晴天~曇天~雨天まで、完璧というほどハッキリ見えるし色もキレイ。室内でもかなりキレイに見えて、食卓でもトイレの中でも見える。試しに、薄暗い廊下で自分の影が液晶上にかかるようにしてみたが、それでもさほど目を凝らすことなく見える。だったらコレならどうだと思い、夜間のクルマの中で、ルームランプだけで見ようとしたら、見えちゃったのであった。もちろん、ルームランプだけとかだと色味はかなり沈んでしまうのだが、文字はハッキリ見える。特に液晶面をルームランプに近づけるなどしなくても、十分実用的な見え方をする。反射型液晶にしてはずいぶん明るく見えるなぁ、というのが率直な印象だ。

 あと、本体左前面にある3つのボタン。パワーザウルス直系のマシンらしからぬ“非ペン操作デバイス”だが、使ってみたらかなり便利であった。特に、データを閲覧するだけの時は、このキーがあるとないでは大違いと言えよう。本体上部からペンを取り出すというアクションが不要になるからだ。些細なコトに見えるが、ペンを使わないで閲覧できるので、片手で操作できる。これは、アイゲッティやアイクルーズも同様だが、MI-C1に関しては“なるべく少ないアクションで使える”という点がより徹底されているようだ。例えばいずれ紹介する“ボイスレコーダ機能”や“デジカメ機能”なども、専用機などに比べてもずっとイージーに使える。



■ 値頃感アリの価格設定

 MI-C1で注目したいのは、その価格設定だ。メーカー標準価格で8万8000円、実売では7万円弱。例えばココではこーゆー値段で売られていたりする。まあ、MI-C1をPDAのひとつとして見れば高い感じがするが、“MI-C1でできること”を考えるとかなり低い価格設定だと思う。いやハッキリ言って、デフォルトで日本語が使えて、メールからブラウザからアドレスからメモから辞書まで入っていて、それぞれの機能もビシッと洗練されている定番ツールがこの値段で買えるとなると、俺は2台買いそうになる。これはお世辞とかじゃなくて、マジでMI-C1と同様の機能・携帯性・使い勝を他のPDA等で実現しようとしても、68,300円じゃちょっと無理と言えよう。いやこーしてこーやってこーすればかなり近いものができる!! という方法もあるかもしれないが、MI-C1は代金払った瞬間即できる準備が整っており、その環境は長年のザウルスの進化の中で培われてきたのであり、俺はだんだん何を書いているのかわからなくなってきたのだが、MI-C1はコストパフォーマンスが高いと思える。

 周辺機器もさほど高くない感じだ。超コンパクトなデジカメカードと、MI-C1をボイスレコーダとして使えるようにするボイスレコーダキットを、本体と併せて買っても、実売価格で10万円を切る感じ。これに加えて携帯電話接続用ケーブルなど買っても、たぶんまだ10万円を切っているだろう。というわけで、高価なのが玉にきずだったパワーザウルスが、かなりお手頃になったと言えよう。

 さて、今回はちょっと外面的で表面的なインプレッションになってしまったが、次回あたりにはキッチリ入手できていると思うので、より細かい部分に迫ったインプレッションができると思う。ちなみに、俺が買おうと思っているのは、MI-C1本体(シルバー)、デジタル携帯電話接続ホルダーCE-C1CH(cdmaOne用)、デジタル携帯電話接続ケーブルCE-DT1、cdmaOne接続ケーブルCE-CT1、PHS接続ケーブルCE-PT2(DDIポケットエッジ端末/α-DATA32対応電話機用)、パソコン連携キットCE-C1PK、パソコン接続ケーブルCE-170TS、デジタルカメラカードCE-AG06、ボイスレコーダキットCE-VK1、リチウムイオン充電池AD-T51BT(予備ですな)、オプションポート変換アダプターCE-HA15。こーゆーふーに無差別に買いまくるとさすがに10万円を超えてしまうと言えるが、でもなんかあらゆるコトできまくりで非常におもしろそうだし、どーせ今後の俺の決定版モバイルツールとなるんだしってわけで、俺は全部試していきたいのであった。

【MI-C1おもなオプション一覧(ユーザーお買い物リスト)】
製品名型番標準価格発売予定
ザウルスMI-C188,000円発売中
デジタルカメラカードCE-AG0624,000円発売中
ボイスレコーダーキットCE-VK15,000円2000年1月中旬
パソコン連携キットCE-C1PK10,000円12月中旬
デジタル携帯電話接続ホルダーCE-C1DH7,000円12月中旬
cdmaOne接続ホルダーCE-C1CH7,000円2000年1月中旬
cdmaOne接続ケーブルCE-CT14,500円発売中
デジタル携帯電話接続ケーブルCE-DT14,500円発売中
PHS接続ケーブル(ドコモ/アステル用)CE-PT14,500円発売中
PHS接続ケーブル(DDIポケット用)CE-PT24,500円発売中
ドッチーモ接続ケーブルCE-DL14,500円発売中
PowerPIMM Ver3.5CE-S35PM(S)(※)12,000円発売中
パソコン接続ケーブルCE-170TS5,000円発売中
携帯型キーボードCE-KB19,000円発売中


◎関連URL
新ザウルスMI-C1製品情報
http://www.sharp.co.jp/sc/eihon/mic1/text/index.html
シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/

(スタパ齋藤)
1999/12/10


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