いたちWatch
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【 2009/04/01 】
創刊のあいさつ
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創刊のあいさつ


いたちWatch 編集長
若林直樹


 猫Watchができるなら「いたちWatch」があってもいいじゃん! と言うわけで、Inpress Watch首脳陣を強引に力と脅しと泣きで説き伏せ、今日ここに立ち上げたのである!

 そして初代編集長に就任したのは、いたち歴15年、フェレット界では「泣く子も泣きやまぬ」「知る人ぞ知るが知らない人は知らない」私、若林直樹である。よろしくお願い申し上げまする。


 いたちと言うと童話に出てくる悪いイメージがあるかもしれない。しかしそのかわいらしさは、一度見つめ合うと虜になってしまうほどだ。実際ペットとして飼うとなると、いたちの中でも「フェレット」が10年ほど前にブームになり、第3のペットとして地位を確立したのは記憶に新しい。しかしまだまだよく知らない人が多く、散歩していると「ねずみですか?」ならまだ良いが「野生動物をかわいそうに・・」との声も聞く。いやいやフェレットは野生ではないのですよ! フェレットの歴史は古く、古代エジプト時代から骨が出てきたりするなど、3000年前から飼育されていたと考えられているのだ。レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な画に「白貂を抱く貴婦人」がある。これはフェレットのアルビノと言う説が有力である。なぜなら他のイタチ種は人になつくことがほとんどなく、創作した画としてもフェレットが居たという事実があるからに違いない。高貴な人たちのペットとして飼われていたとも考えられている。一般には狩猟のためにフェレットがウサギの穴に入り、ウサギを追い出し狩猟の手助けしたり、猫のようにネズミ駆除のために飼われていたようだ。いまだにヨーロッパの空港などでウサギ狩りに使われているという。あと悲しい事実だが、実験動物やら毛皮用だったりもした(T.T)

 我が家にフェレットが来たのは1994年、その頃はペットショップも飼い方を知らず、明らかに間違った飼い方を指導され調べるのに苦労したのを覚えている。ほとんどの獣医も見たことがない動物で、焦った私は海外のフェレットの文献を読み、フェレットをよく知っている獣医を見つけ教わり、まだパソコン通信の時代に私のホームページやらフォーラムなどで、フェレットの医療から食住の情報発信&交換をし、コミュニケーションに奔走していた。そしてブームにかげりが出た頃、フェレットを見られる獣医も増え、フェレット専門書などの本も増え、私の役目は終わったと引きこもった。

 そして月日は流れ、気がつくと氾濫するフェレット情報だが、柱がない! こんなことではいけない。今一度、フェレットとフェレットに仕える人々のために、この日本最大の情報サイトに「いたちWatch」を立ち上げ、ご奉公をすることにしたのだ<(`^´)>

2009年4月1日






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