こどもとIT

プログラミング教育実践に向けた討論会が8月12日に開催、広く教育関係者の参加を募る

未来のまなびプロジェクト実行委員会は、「いかにプログラミングを学校で実践するか」をテーマに、参加者とともに徹底的に議論する緊急職員会議『~未来のまなびプロジェクト~夏の緊急職員会議2017 実況中継!』を8月12日に開催する。会場はシネックスインフォテック特設会場(東京イースト21 ビジネスセンター2F)。

2020年に小学校でプログラミング教育がスタートするが、実際の指導内容や教材の研究・調達、環境の整備、保護者の理解など、解決すべき課題が山積している。この現状を受け、「未来のまなびプロジェクト」では、広く教育関係者の参加を募り、前原小学校の松田孝校長と元古河市教育員会の平井聡一郎氏との討論会を開催し、現場の課題を共有するとともに対策について話し合うという。参加資格は、公立・私立を問わず公教育に携わる教員もしくは教育委員会関係者。

当日は、午前の部で「2020年このツールを使え!」というテーマで、定番のビスケットやスクラッチ、マインクラフトをはじめ、ロボット系などの教材研究を行う。休憩をはさんで午後の部では特別講義として「子どもたちが大人になる頃の社会環境(仮)」をテーマに駒澤大学経済学部准教授の井上智洋が講義する。その後、「プログラミング教育を実践するため課題と対策」の討論会が催される予定だ。

佐々木勇治