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2000/04/04 15:57

ドコモ、次世代携帯「IMT-2000」の事業認可を申請

 NTTドコモは3日、郵政省にIMT-2000の事業認可申請を行なった。

 ドコモは2001年5月末を目途に、東京23区、横浜市、川崎市でIMT-2000のサービスを開始。2001年12月にはドコモ東海、ドコモ関西エリアで、2002年4月には、北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の各地域でもサービスを導入する。2002年末までには人口カバー率80%以上に拡大する予定だ。

 周波数帯は2GHzを使用、無線アクセス方式は、W-CDMA(Wideband-CDMA)を採用。W-CDMAはエリクソン、ノキアなどの北欧勢とドコモが推進してきた規格だ。基本となる原理は、DDIセルラー/IDOがすでに導入しているcdmaOneと同じで、従来方式では通信の障害となる反射波を直接波と合成して、無線受信状況の良くないところでも切れにくい通信を実現する。これに加えてW-CDMAでは、さらに高速なデータ通信を可能にする点が従来との大きな違いで、動画の伝送など、高速な通信レートでなければできないことが可能になる。

 IMT-2000規格に準拠したサービスは、高速通信に加え、携帯電話の処理性能の向上もめざましいことから、さらに高機能な携帯情報端末として、世界的に大きな市場となると見られている。インテルも先ごろ、携帯端末市場参入のための研究開発センターを茨城県つくば市に開設することを発表。次世代StrongARMチップを携帯電話のMPEG4などの動画処理用として売り込むなど、IMT-2000導入へ向けて業界での動きが活発になっている。

 なお、ドコモではデータ通信速度については、現段階では発表していない。料金については未定だが「お客様に利用していただきやすい価格ということは考えている」とコメントしており、現在の料金からひどく高くなることはないもようだ。

◎関連URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/top.html

(工藤ひろえ)



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