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2000/03/31 23:40

[東京ゲームショウ2000春] PS2期待のタイトルが多数展示

会場風景

 3月31日から4月2日まで幕張メッセにて「東京ゲームショー2000」が開催されている。ここでは会場で目についたPlaystation2(以下PS2)関連のトピックを速報レポートいう形でお届けする。


■ PS2、期待のタイトルが多数展示

 立ち上がったばかりのPS2。新世代ゲーム機は登場直後のソフトラインナップが寂しいことが常だったが、PS2に関してはまずまず快調の滑り出しといった感じで、ビッグメーカーからビッグタイトルがコンスタントに出てくる見通しが感じられた。

 「バイオハザード」を生んだカプコンは、期待の新作「鬼武者」をデモンストレーションしていた。「鬼武者」は去年の時点ではPS1で登場する予定でデモ映像も公開されていたため、突然のプラットフォーム変更が話題にもなった作品だ。今回も映像のみの出展だったが、戦国時代を舞台にした三人称視点のバイオハザードライクなアクションアドベンチャーになる見込みだ。

 気になるスクエアは既発売のタイトルの展示と、近々発売される「劇空間プロ野球」のフリープレイ、イベント会場では今後のラインナップを断片的なビデオクリップで見せるのみで、将来的にネットワークプレイに対応するというオンライン版ファイナルファンタジーなどの具体的な情報は出てこなかった。

 PS2界の重鎮ナムコも同様でPS2に関しては今回のショーでは既発売タイトルの展示のみ。

鬼武者 スクエア
カプコンの期待の新作「鬼武者」 スクエアは既発売のタイトルや、近々発売される「劇空間プロ野球」などを展示

 一方、音楽ゲームの本家(?)コナミは最新作「キーボードマニア」のPS2移植決定をアピール、コーエーは毎度お馴染みの三国志のキャラクターを使いつつも、格闘アクションのゲーム性と戦略シミュレーションの戦術性を融合させたタクティカルアクション「真・三国無双」を公開、フリープレイが可能になっていた。

コナミ コナミ
コナミの最新作「キーボードマニア」はPS2移植決定 対戦アクションと戦略シミュレーションを融合させたコーエーの「真・三国無双」

 期待のPS2の総元締めSCEIは、新タイトルをたくさん見せるよりはPS2の浸透を促す意味合いを込めてか、やはりPS2向け既存タイトルのフリープレイを中心にブースを展開。残念ながら、注目の「GranTourismo2000」などのビッグネームの情報は引き出せなかった。
 数少ないPS2向け初お目見えタイトルで人気を博していたのが「TVDJ」。パズルゲームとダンスゲームを融合させた新感覚のアクションゲームで、キャラクター達がかつてのパラッパのような愛らしさに溢れておりPS2初の人気キャラクターになりそうな予感。

SCEI SCEI
PS2向け初お目見えタイトルで人気を集めていたSCEIの「TVDJ」 SCEIのマスコットキャラに「スパイロ×スパークス トンでもツアーズ」のスパイロが加わった。ところでパラッパは今いずこ!?

■ 数は少なかったがPS2関連の新テクノロジーも展示

 まだ具体的なネットワーク接続方法がユーザーに公開されていないPS2だが、早くもネットワーク技術を応用した作品が参考出品ながらも展示されていた。

アトラス
アトラスが展示していたPS2をLANで5台繋いだ対戦ゲームシステム

 1つはアトラスが展示していたPS2をLANで5台繋いだ対戦ゲームシステムの例。1プレイヤーが1台のPS2を使用する形で同時に4プレイヤーが1つの世界に参加できる仕組みになっていた。残りの1台のPS2はサーバー、あるいは中継用の役割を務めているようで、ゲーム世界に参加するプレイヤー達を第三者の立場でカメラにより捉えこれをプロジェクタで投影していた。

 担当者によれば、具体的な販売計画のようなものは一切決まっておらず、LANの実現様式も現時点では公開できないとのことだ。担当者の話の感じからして(筆者の勝手な想像だが)、おそらくこのシステムは一般ユーザー向けというよりはゲームセンターのような施設で導入することを想定しているものと推察される。

 もう1つはフロムソフトウェアの「アーマードコア2」だ。「アーマードコア」といえばPS1用の超硬派のロボットものシューティングゲームなのだが、これはその続編。参考出品という形で展示していたのはそのスペシャルバージョンで、なんとPS2同士をiLINKケーブルで接続し対戦を可能にしていた。
 それにしても「PS2のiLINK端子に最初に繋がったのはなんとPS2自身だった」――というのはなんとも面白い話だ。

フロムソフトウェア フロムソフトウェア
超硬派のロボットものシューティングゲーム「アーマードコア」の続編、「アーマードコア2」のiLINK接続による対戦デモ


(西川善司)



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