毎朝、起きるといきなり「おはようフィリプス君、今回の君の任務はオハラショウスケさんの朝風呂を阻止することである」なんていうナゾのテープを聞かざるを得ない暮らしをしている全国のKGBもしくはモバイル野郎のみなさんには、メモの内容を他人に見られたくないときが必ずあるはずだ。そうに違いない。そんな人はもうトミーのパワーペンシリーズ「シークレットコード」を利用するしかない。
　シークレットコードは無色透明のインクを持つペン。その無色透明のインクは、ペンについている紫外線ライトいわゆるブラックライトを照射したときだけ、青く浮き出るようになっている。これならば、他人に見つかることなく、メモを取ることができる…が、問題がある。無色透明のペンでモノを書くとき、途中で自分の筆跡を見ることができないので非常に、容赦なく、書きづらい。つまり、他人が見えないメモとは、自分にも見えない、ということである。

今日の教訓「人を呪わば皿まで(何か違う)」

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（白根 雅彦）