ぼくらの自由研究室

大量に試しまくったカー用品の中でお気に入りベスト3!!

半年使って「コレはイイ!」と思ったカー用品×3種

去年の6月にクルマを買い替えました。新しいクルマに乗ると、やはり新しいカー用品等々を試したくなるわけで、かな~りイロイロと使いました。多数ありますが、そのなかで「これはイイ!」と思えたものをご紹介してみたいと思います。モノは3つです。

デンソーテン(旧・富士通テン)のECLIPSE「録ナビ」(AVN D series)。ドライブレコーダー内蔵のカーナビです
カーメイトの「C103 エクスクリア ガラス内側クリーナー」。拭きムラが出にくい内窓拭きです
ミラリードの「PCD-06 Pellucid Dry Wash(ペルシード ドライウォッシュ)」。水なしで使えるカーシャンプーで、ガラスコーティングのようなツヤ出し・防汚効果もあります

それぞれ優良だと感じられる製品です。ほかにもた~くさんカー用品を買いましたが、「コレはイイなあ!」とまで思えるのは、ごく少数。多くは「ん~、まあ普通?」みたいな感じ。「あ~コレ買って失敗した~」みたいなのものも少なくありません。

ともあれ以降、「コレはイイ!」と思えたカー用品×3種をご紹介。長々書いてもアレですので、ポイントを絞って手短にご紹介してみます。

長年の鬱憤が大解消! 凄い内窓拭き

まずはカーメイトの「C103 エクスクリア ガラス内側クリーナー」。コレ最高に気に入っています。フロントガラスの内側を拭くために購入しましたが、すっごく良かったので速攻で追加の備蓄分も購入しちゃいました。

カーメイトの「C103 エクスクリア ガラス内側クリーナー」。拭きムラが出にくい内窓拭きですが、コツを押さえて使うと「手早く拭けて」「拭きムラが全然出ない」という効果を発揮してくれます

じつは、筆者にとって「クルマのフロントガラスの内側をキレイに拭き上げること」は、長年の懸案でした。拭きムラを残さずに掃除するのにかなり手間がかかっていたからです。クリーナーで油汚れをしっかり落とし、さらに水拭きでわずかなクリーナーの残りも落とし、乾拭きで丁寧に仕上げる感じですが、水拭きや乾拭きは何度か繰り返すことが多かったです。でも内窓って排気ガスなどの空流を巻き込みやすいのか、わりとすぐに汚れてきてしまいます。

んも~完璧に拭いたのにすぐ汚れる~! んもぉ~拭きムラなくすの凄くタイヘン~!

そんな鬱憤をずーっと抱えてきました。

もちろん、ガラス拭き関連製品も多数試してきましたが、どれも鬱憤を無くすにはイマイチな感じ。この「C103 エクスクリア ガラス内側クリーナー」の謳い文句は「拭きムラ0の透明感」ですが、購入時は「まあ話半分で」的に、あまり期待していませんでした。

ところが、使ってみたら驚きました。労せずキレイに拭き上げられて、拭きムラもほぼナシ。マジか! いやこんな簡単なハズはない! 夜になって窓の向こうが暗くなりつつ窓に光が当たったりすると拭きムラが見えてくるんだろどうせ! と天の邪鬼な姿勢。

そして、夜になってフロントガラスを見てみたら、あら凄い透明感! 拭きムラ……端っこに拭き忘れがあるけど、拭いたところにはムラがナイ!

というわけなんでした。製品情報ページにそのシクミが図説されていますが、なるほど、新機軸の内窓拭きケミカルかもしれません。

ただ、使うのにはコツ……というか注意すべき点があるように思います。ひとつは使う量を少したっぷりめにすること。「あまりたくさん付けるとかえって拭きムラになる」という考えから少量使ったりすると、汚れが落ちず拭きムラもできやすいという結果になりがちです。

もうひとつ、拭き取り用のタオルが付属していて、汚れをよく吸い取ってくれます。ただ、小さいので、一度使った面を再度使ってしまいがち。そうすると、場合によってはタオル側の汚れが窓に移ってキレイに拭き上げられなかったりも。

まあ、タオルのキレイな面にややたっぷりめにスプレーして、塗り伸ばす感じで拭き上げれば、だいたいうまく行くとは思います。ともあれ、これを使い始めてから内窓拭きがとてもラクになりつつ、拭きムラもほぼ出ないので、これまで感じていた鬱憤がホントに激減しました♪

水不要シャンプーはスマホや墓石にも効く!

続いてミラリードの「PCD-06 Pellucid Dry Wash(ペルシード ドライウォッシュ)」。水なしで使えるカーシャンプーで、ガラスコーティングのようなツヤ出し・防汚効果もあるんですが、スマホ画面なんかにもイイ感じで使えます。

ミラリードの「PCD-06 Pellucid Dry Wash(ペルシード ドライウォッシュ)」。クルマのボディにスプレーし、その泡を拭き取るだけで汚れが落ちて、ガラス光沢的なツヤを出せます。スマホ画面に少量吹き付けて汚れを落とすのもアリ

ある程度汚れが少ないクルマのボディに向くクリーナーで、水ナシで使えて手軽でイイです。虫の死骸のこびりつきとか鳥のフンとかも、泡で浮かせて手早く落とせたりもします。ツヤ出し効果も大きく、まあ全体的に便利なクリーナーというイメージ。

プラスして、別の利用法。スマホやタブレットの画面に使うと、指紋などの油汚れを手軽に落とせて、その後しばらくは画面が汚れにくくなります。汚れが付いても落としやすいという防汚性も加わるわけです。スマートデバイス用の画面クリーナーとして使うと、ほんの一吹きで済みますので、1本で何年も使えちゃうんじゃないでしょうか?

ツヤツヤの対象に幅広く使える感じのケミカルですが、「墓石はどうかな?」と思って去年の夏から墓石(墓誌)の光沢面に使っています。そしたら案の定ツヤツヤに。また、汚れにくくもなったようで、墓石洗いがラクになりました。ただ、石にも使っていいヨとはどこにも書いてありませんので、そのあたりは自己責任で。

ともあれコレ、クルマもスマホも墓石も、ついでにバイクや拙宅のドアや猫ドアの透明部分もツヤツヤにしてくれました。かなりの汎用性。けっこーオススメです。

前も後ろも録画するカーナビは安心感大!

それから、デンソーテン(旧・富士通テン)のECLIPSE「録ナビ」(AVN D series)

仕事で何度か使って性能的に良好だと感じられたのと、ドライブレコーダー機能を内蔵しているということで購入しました。詳細は製品情報ページをチェックしていただければと思いますが、筆者としては「クルマの前方も後方も録画してくれるドライブレコーダー」の機能をかな~り気に入っています。

デンソーテンのECLIPSE「録ナビ」(AVN D series)。ドライブレコーダーの機能を内蔵しているカーナビです。カメラはフロントとリアに装着でき、クルマの前後を同時に録画できます
カーナビのメニュー表示のなかに、ドライブレコーダーのメニューがあります。ナビとドラレコが合体していて、操作も取り付けもよりシンプルになるというわけです
録画は全自動。通常は連続的に録画されますが、ボタン操作で任意に録画を残すこともできます。もちろん衝撃を感じると、そのときの録画が保護保存されます。ちなみに、青いアイコンがクルマの前方、紫っぽいアイコンがクルマの後方の録画を示します
実際の録画映像。これはフロントカメラの映像です。十分に高解像度で、鑑賞に値するレベルの映像が残ります
こちらは後方の映像。悪質な「アオリ」や後方からの衝突もシッカリと自動録画されて残ります
カメラ部がコンパクトでシンプルなのも「録ナビ」の特徴。視界を妨げません
フロントカメラを前方から見た様子。小さいんです♪
「パーキングアシスト カメラ機能拡張BOX BSG17」と「録ナビ」用バックカメラを組み合わせると、後方の障害物を検知して知らせる安全機能を利用できます。人が通ったりすると「ピピピッ!」と警告。実用的です

といった感じ。フロントにもリアにもドライブレコーダーを付けたくて、スマホ等との連携も良好なカーナビが欲しい場合、この「録ナビ」なら全部カバーできるというわけです。まあ、ナビとドライブレコーダーは個別に選んでもいいとは思いますが、実際にそうしようと考えるとなにかと煩雑だったりします。ともあれ、前も後ろも録画してくれるドライブレコーダー、やっぱりその安心感はかなりのもの。これもオススメです。

といった感じの「気に入っているカー用品×3種」。ドライバーの方のご参考になれば幸いです。

スタパ齋藤