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富士通、世界初のJ2EEブランド認定~Linux対応ソフト

  富士通(6702)は22日、世界で初めてLinux対応ソフトウェアで“J2EEブランド認定”を取得した、と発表した。Javaを基盤としたサーバーアプリケーションプラットフォームの標準仕様のことで、富士通のJava対応アプリケーションサーバー上で動くJavaソフトウェアが保証されることになる。富士通では今回の認定をベースにして、順次、対応するソリューションラインナップを増やしていく計画だ。

  J2EEは、Java2 Enterprise Editionと呼ばれるもので、米サン・マイクロシステムズが提唱したJavaによる分散アプリケーション向けのコンポーネントアーキテクチャとその規約。

  認定を受けたのは富士通のアプリケーションサーバー“INTERSTAGE Application Server”。およそ5,000項目以上のチェックで互換性が確認される。認定取得によって互換性が保証され、他社のアプリケーションサーバー上で開発されたアプリケーションでも、簡単に富士通のINTERSTAGE上へ移植できるようになる。

■URL
・ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2001/03/22-1.html
・Java技術で"可搬"ソフトの実現目指す~日本IBM、富士通などがコンソーシアム
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/20/doc470.htm
・専任開発者120人を集結へ~富士通SSLがセンター設置
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/01/doc305.htm

(市川徹)
2001/03/22 15:26