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三洋電機の近藤社長辞意表明~太陽光発電の出力虚偽で

  三洋電機(6764)の近藤定男社長は24日、同社本社(守口市)で記者会見し、子会社が太陽光発電システムの出力表示を偽って販売していた問題の責任を取って辞任する意向を表明した。後任は未定。

  この問題では、平沼通産相が同日午前の記者会見で、「事実の解明を怠り、迅速・的確な公表もなかったことは非常に遺憾なことだ」と三洋電機の対応を批判。同社の処分内容や事実関係の調査結果を踏まえ、「われわれとしては厳正な対処をしていきたい」と述べ、監督官庁として処分を検討する考えを明らかにした。

  問題の家庭向け太陽光発電システムは、三洋電機の100%子会社である三洋ソーラーインダストリーズ(現三洋電機クリーンエナジーシステム)が生産。同社によると、1996年11月から98年3月までに生産されたシステムは769件で、そのうちの一部に発電出力が不足する太陽電池モジュールを使った製品があることが分かったが、需要に生産が追いつかないことから出力表示を偽って販売していたという。

■URL
・三洋電機
http://www.sanyo.co.jp/

2000/10/24 18:40
3/30(金)
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