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2010年7月12日

電源タップ新製品、まだまだいくよ~!個性際だつ3モデルを一挙紹介!
「DN-S9P330N6U0」「DN-S9P315O3U6」「DN-S9P901NI」

 

ユニークかつ安価な周辺機器を次々と発売する、上海問屋の注目製品を紹介するこのコーナー。今回は、6月18日に新発売となった電源タップ5モデルのうち、前回記事で紹介した2モデル以外、残りの3モデルを紹介しよう。この3モデルはどれも個性的で、使い方が合えば非常に便利だ。

ポケットに入る「モバイルタップ」
DN-S9P330N6U0

「DN-S9P330N6U0」の本体を小型のマウスと比較。かなりの小型だ。この表面(?)には、ACコンセントとUSB端子を2基づつ装備する

まずは、電源タップとして非常にコンパクトな「DN-S9P330N6U0」だ。このモデルの特徴は、3個のACコンセント+2個のUSB電源端子を搭載しながら、持ち運びを強く意識していること。

その理由となるのが、まず本体の大きさだ。ほぼ正方形となる7.2cm角で厚さ2.1cmと、ポケットに無理なく収まる。さらにACプラグの収納機能も搭載しており、未使用時には回転させて本体から出っ張らないように収納できる。そして収納した状態では、いわゆる「フルフラット」、つまり出っ張りのない形になる。

さらにモバイル機器での使用頻度が高いUSB端子も備える本機は、まさに「モバイルタップ」と呼ぶにふさわしいモデルといえる。

最近では都市部を中心に、AC電源の使えるカフェやファーストフード店がじょじょに増加している。筆者もそうした店舗に多く行くが、本機を持って行くと、AC電源だろうとUSBだろうと選ばずに充電ができ、さらにACコンセントの少なさで困ることがなくなった。電源タップなので当たり前と言えばそうなのだが、ホントに便利で、手放せなくなる便利さである。

1個持っているだけでPCやゲーム機からスマートフォンまでの充電が可能なこの製品は、モバイル機器や携帯ゲームを頻繁に使うユーザーにもってこいの製品といえる。6月時点での価格は1,499円(税込・送料別)と安価なので、ぜひとも使ってみてほしい。

反対側の面には、同時発売された電源タップに共通する雷サージ保護ランプとACコンセント1基を備える 本体のACプラグは回転して収納できる仕様。収納時は出っ張らないため、ポケットなどでも安心して納めておけるACコンセントの距離も十分開いているため、PC本体などの大きなプラグのケーブルも使用可能だ。ただしケーブルが重いとちょっと傾いてくる傾向がある

■充電用USBポート搭載 コンパクト電源タップ(3個口)
DN-S9P330N6U0 製品情報

http://www.donya.jp/item/17848.html

LAN回線も雷から保護できる
安心モデル「DN-S9P315O3U6」

「DN-S9P315O3U6」。ACコンセントは天面に1基、側面に2基(回転機能付き)を搭載。USB電源端子も2基備える
反対側の面には、本機の特徴であるモデム/LAN端子(写真左側)と電源オン/オフスイッチ(右側)が配置される

続いては、雷サージからの保護に力点を置いたデスクトップ向けモデル「DN-S9P315O3U6」。このモデルの特徴は、LAN(Ethernet)やモデムといった機器を、雷サージ(雷の影響により、電気機器に想定外の大電流や高電圧が流れること)から保護する機能を搭載する点だ。

実際の接続は、本機の側面に搭載された「IN」の端子(LANと電話兼用のモジュラージャック)に入力側のケーブルを接続。「OUT」端子(こちらはLAN用と電話用の計2基を排他で使う)に機器側のケーブルを接続すればよい。ただしこの構造上、LANと電話ケーブルを同時に保護することはできない。

ただ、筆者が実際に使ってみたところ、日本の電話回線ケーブルでは差し込みが緩くなってしまい、うまくコネクタが装着できない場合が多い。そのため、実質的にはLAN用と考えたほうがよい印象だ。

また、3個口のACコンセントはすべて3ピン型となっており、そのうち2個口は90度回転機能が搭載されている。実際に使うと、とくに海外メーカー製のPCで多い太いケーブルを接続しても、取り回しが楽な点が嬉しい。

ほかにも、電源オン/オフスイッチや、2基のUSB充電端子も搭載しているなど、機能ah豊富。6月時点での価格は2,499円(税込・送料別)と、コストパフォーマンスはさすが上海問屋製品といえるレベルの高さだ。

これから本格化する雷の季節に向け、大切な通信機器を保護するためには、最適の一品といえるだろう。

■コンセント回転型 電源タップ(3個口 充電用USBポート 電話/LANポート付き)
DN-S9P315O3U6 製品情報

http://www.donya.jp/item/17849.html

電源連動オン/オフ機能を備えた
9個口モデル「DN-S9P901NI」

「DN-S9P901NI」。ACコンセントは天面に3ピンタイプを6基、側面に2ピンタイプを3基備える。なお側面のコンセントが少々堅めなので、接続時には若干の注意が必要かもしれない
連動オン/オフ機能用コンセントはすべて天面にある。Masterが写真右側、Slaveの4基が中央だ。そしてAlways On用が写真左側にある
Slaveのオン/オフを決める(Master機器の)消費電力設定は側面のツマミで調整できる。調整には誤操作を防ぐため、ドライバーが必要になっている

最後は、今回発売されたモデルの中で一番ACコンセント数の多いモデルとなる、「DN-S9P901NI」を紹介。総計9個口のACコンセントを備えるこのモデルは、PCなどの機器に連動して、4台の機器の電源を自動的にオン/オフさせる、「連動オン/オフ機能」を搭載するのが特徴だ。

この機能を使うには、連動元となる機器を「Master」と記載されたACコンセントに接続し、連動させたい機器を「Slave」と記載されたコンセントに接続すればよい。Masterに接続された機器の消費電力が一定の値(設定可能)を上回ると、Slave側の電源が自動的にオンになる。

実際に使ってみると便利なのが、Slave側に接続された機器のオン/オフを切り替える(マスター側の)消費電力の設定範囲が、約20〜50Wのまでと広い点だ。最小の20Wに設定すれば、消費電力の低いノートパソコンでもMaster機器として使える(実はまれにだが、これができないタップもあるのだ)。

また設定を工夫すると、例えば「PCの消費電力が一定を上回った時だけ、外部の扇風機を動作させて冷却を補助する」といったマニアックな使い方も可能。Slave側の電源の状態は本機の動作ランプで確認できるので、こうした微妙な設定も楽にできるのだ。

また、常時通電コンセントも便利だ。本機は電源オン/オフスイッチも搭載しているが、ACコンセントのうち「Always On」と書かれた1基だけは、このスイッチに関係なく動作する。この常時通電コンセントに、ネットワークハブなどを接続しておけば、「ついタップで電源を切ってしまい、他のPCから通信できなくなった」といった事故を防ぐことができる。

もちろん、雷サージ保護機能(動作ランプ付き)など、他モデルと共通した機能も余すことなく搭載している。6月時点での価格は2,499円(税込・送料別)と、コストパフォーマンスも優秀。パソコンの周辺機器を多数使っているユーザーなどに便利な一品だ。

■連動オン/オフ機能付き 電源タップ (9個口)
DN-S9P901NI 製品情報

http://www.donya.jp/item/17845.html

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