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2015年6月30日

安価に騒音をカット、実売2,500円のヘッドフォン型イヤーマフを使ってみた、集音マイクも搭載

 

 


今回は「防音イヤーマフ DN-12927」。

 今回のアイテムは「防音イヤーマフ DN-12927」。耳に装着する騒音対策用アイテムだ。販売価格は税込み2,499円。

ローコストで騒音を軽減、ヘッドフォン型のイヤーマフ

 工事の騒音やうるさい環境音が気になる。そういうシーンは意外とよくだろう。そのとき、とりあえずヘッドフォンを装着したり、短時間であれば我慢したりといった対処法があるが、断続的な場合は、それでも厳しい。そうなると専用アイテムの出番であり、今回紹介する「防音イヤーマフ DN-12927」はローコストで耳に届く騒音を軽減してくれるという、ちょうどいい製品になる。

 形状はいわゆるヘッドフォンとなんら変わりない。スライダー構造を採用していないが、イヤーマフユニットは折りたたみ式になっており、そこを利用して、自動的にフィットする仕様になっている。装着感はリスニング用のヘッドフォンとは異なり、密着感は高め。好みの分かれるところだが、物理的に遮音するため、仕方ないところだろう。またヘッドバンドのクッションは薄めで、人によってはクッションを足すなどの調整が必要かもしれない。なお、本体の重量は約276gだ。

見た目はフツーのヘッドフォン。密着感は高め イヤーマフユニット部分もヘッドフォンと同じ。内部にスピーカーがあるかないかの差だけだ

減衰値NRRは25dB、ON/OFF切り替え可能な集音マイクも搭載

 先に遮音性能を見てみると、82dB(電車内の騒音)以上に対して、騒音を軽減する性能を持つ。カタログスペックにある減衰値NRR(ノイズ・リダクション・レイティリング)は25dBで、深夜のささやきレベルまで音量を下げてくれる。また、実際に使用してみると、電車内や工事現場付近だけでなく、オフィスや夜間でも十分に機能を体感できる。話し声はかなり小さくなり、軽く聞こえる程度にまでなるため、作業環境(主に周辺の人)に左右されるが、集中したい場合にもよさそうだ。

 さて。右側のイヤーマフユニットを見ると、スイッチとマイクがある。これは集音マイクになっており、人に話かけられたときに聞こえやすくするためのものだ。マイク性能は非公開で、指向性はとくにない模様。ごくごく普通のマイクと思っていい。またスイッチをオンにすると割とノイズが気になるため、常用できるとはいいにくく、話しかけられたらスイッチをいれるくらいの用途になるだろう。なお、マイクの動作は別売りの単3電池×2本が必要。

右側のイヤーマフユニットにスイッチと集音マイクがある 左側のイヤーマフユニットのカバーに電源。単3形乾電池×2で駆動する

 こういった遮音グッズには、本製品のような物理的なカットを行なうもののほかに、逆位相で騒音を打ち消すデジタルなものもある。これは経験のある人もいると思うが、ノイズキャンセリングヘッドフォンの場合、微妙に耳が詰まった感じがあり、それが逆に気になってしまうケースもある。どうにも耳に馴染まない経験があるのであれば、「防音イヤーマフ DN-12927」はちょうどいいかもしれない。

防音イヤーマフ DN-12927
http://www.donya.jp/item/27323.html

 

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