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2015年12月2日

ノートPCとモニターを並べて設置、ガススプリング式のデュアルアームを試してみた

 

 


今回は「ガススプリング式ラップトップ&モニターデュアルアーム DN-12909」。

 今回のアイテムはPC用のモニターとノートPCを一緒に設置できる「ガススプリング式ラップトップ&モニターデュアルアーム DN-12909」だ。販売価格は税込19,999円。

VESAマウントとノートPCホルダーを持つデュアルタイプのモニターアーム

 上海問屋の豊富でカオスなラインナップを見ると、地味にお手頃かつ高性能なものが並ぶカテゴリーとしてモニターアームがある。複数枚のモニター環境では必須といえるものだし、最近では出先ではノートPC、自宅ではモニターに出力して使用するといったスタイルも定着している。今回紹介するアイテムは2つのアームを持つタイプで、ノートPCとのセット運用を前提にしたものだ。

 デュアルアームとあるように、本製品は根元の部分からふたつのアームが伸びている。ひとつはモニター用でVESAマウントで固定、もうひとつはノートPC専用のホルダーがあるといったビジュアルだ。ふたつのアームの長さは共通しており、約63cm。

 左右だけでなく上下にも可動するようになっており、可動する幅は上下が約37cm、左右が約26cmとなっている。ベースとなる台座部分は幅18cm、奥行き12.5cmでやや大型だ。そのため、まず設置場所の検討は必要不可欠だといえる。

アーム可動部は合計3カ所。配置の自由度は高めだ。左右の関係はアームの取り外しが可能なので、配置環境に応じて変更可能だ 台座部分は厚さ6cmまで対応するスルーデスク式、厚さ1~5cmまで対応するクランプ式のふたつが用意されている(画像は後者で固定)
ラップトップホルダー。先端部に厚み1.1cm~2.9cmまでに対応するツメがある

 モニター側のアームは、通常のモニターアームと変わりなく、VESAマウントになる。一方、ノートPCを載せられるアームについては、先端部にラップトップホルダーを用意して、それにノートPCを載せる形を採用している。上記写真のように、先端部のツメに引っかける形で固定するため、サブモニター的にノートPCのディスプレイを使用できる。

ラップトップホルダーと付属のVESAマウントはアタッチメント方式 アーム自体を入れ替えることなく、左右の関係を変更することも可能だ
また本製品はガススプリング方式を採用しており、上下可動の調節も行なえる アームを下げた状態

 見た目こそ、普通のモニターアームとは異なるが、ノートPCをほぼメインPCに近い勢いで使用しているのであれば、そのノートPCもパネルのひとつとして運用できる。耐荷重で見ると、各アームで2~10kgとなっており、重量級のノートPCにも耐えるし、大型のモニターを使用するのも問題ない性能だ。掲載してきた写真を見てもわかると思うが、アーム2本分を動かせるスペースを要求されるため、それなりに広い机が必要になる。この点がもっとも注意すべきところではないだろうか。

23インチのモニターと15インチのノートPCをセットしてみたところ。 ガススプリング方式で可動や固定は申し分ない

 価格は19,999円(税込)と、上海問屋に並ぶアーム2本分といった価格帯になっている。上記しているように設置環境への依存度が高いので、まず机のサイズの計測からとなるが、ノートPC中心の作業環境で、机のスペースをフル活用したいと考えるのであれば、ちょうどいい製品だといえるだろう。またメインのデスクトップはあるが、ノートPCを独立したサブモニターとして視認しやすい位置に置きたいといった場合にも都合のいいものだ。年末の大掃除がてらレイアウト変更を考えているのであれば、ひとつチェックしてみてほしい。

ガススプリング式 ラップトップ&モニター デュアルアーム
http://www.donya.jp/item/27457.html

 

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