2015-09-25 Reported by 法林岳之
美しい液晶ディスプレイや高性能カメラはもちろん、エコ技による省電力機能やエモパーなどのエンターテインメントなど、いつもユーザーを楽しませながら、スマートフォンを進化させてきた「AQUOS」。2015年夏も、AQUOSならではの個性的な機能を搭載した存分に楽しめるモデルが登場した。
たとえば、カメラ。基本となる画質については、SH-01Gでも取得している、リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR certified」を取得し、F値1.9という明るいレンズとの組み合わせにより、暗いところでも美しい写真を撮ることが可能だ。
筆者自身もAQUOSを使い、明るい晴天の街並みや暗いバーのカウンターなど、さまざまなシーンで撮影してみたが、他のスマートフォンよりも明らかに美しく鮮やかな写真を撮ることができた。いっしょに撮っている友だちから何度となく「ん? この暗いところで、なんでそんなにキレイなの?」と聞かれたこともあったくらいだ。
ただ、スマートフォンのカメラは画質だけで決まるわけではなく、「楽しい写真」を撮れることもやはり重要。AQUOSは元々、おすすめの構図をガイドする「フレーミングアドバイザー」、逆光でも美しく撮影できる「HDR」、動画では「タイムラプス撮影」などの機能が搭載されていたが、2015年夏モデルでは新たにスーパースロー映像に対応したことで、これまでのスマートフォンではなかなか楽しめなかったインパクトのある映像を撮影することが可能になった。
また、広角インカメラを採用したことで、友だちや家族、グループでの自分撮り(セルフィー)を楽しむ際、従来モデルよりも一度に多くの人数を撮影できるようになったり、旅に出かけた時などは、その場所の風景を背景に自分撮りをすれば、いい旅の記念になるはずだ。
たくさん写真を撮ってアップロードするとなれば、電池持ちが気になるところだが、AQUOSなら「エコ技」を中心とした優れた省電力性能によって、ロングライフを実現している。
グリップマジックをはじめとした便利機能も見逃せない。AQUOS ZETA SH-03G、AQUOS Xxに搭載されたグリップマジックは、本体を持つと画面がONに切り替わり、ポケットの中にあるときも本体を持って、振動の有無で着信を知ることができる。なかでもAQUOS ZETA SH-03Gは背面に指紋センサーが搭載されたことで、「持つ」→「画面ON」→「指紋認証」→「操作開始」という流れをスムーズにできる。
そして、何と言っても今、AQUOSでもっとも面白いと言えるのが「エモパー」だ。スマートフォンが自分に合った話題を選んで話しかけてくるという新しいエンターテインメントとして、初搭載以来、着実に進化を遂げてきている。2015年夏モデルでは自宅だけでなく、あらかじめ設定した場所や、外出時はイヤホンを接続することで話ができるようになったり、話す内容も拡がった。また、エモパーの気持ちを画面で確認できるなど、一段と楽しさが増している。従来モデルでのバージョンアップや「エモパーLite」なども提供されており、これからもエモパーはAQUOSの代名詞のひとつとして、進化していくことが期待される。
この他にも2015年夏モデルのAQUOSには、使う人を最大限に楽しませ、便利に活用できる多彩な機能が搭載されている。AQUOSのさまざまな機能はメーカーサイトにも数多く掲載されているので、ぜひ情報をチェックして、自分のスタイルに合ったAQUOSに磨きをかけていただきたい。
1963年神奈川県出身。携帯電話やスマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 8.1」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS ZETA SH-01F 基本&活用ワザ 完全ガイド」、「できるゼロからはじめるタブレット超入門 Android 4対応」、「できるポケット au Androidスマートフォン 基本&活用ワザ 完全ガイド」、「できるWindowsタブレット Windows 8.1 Update対応」など、数多く執筆。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。ホームページはこちら。