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たのしいAQUOS

AQUOSのインカメラは「自撮り上手」になれるカメラだった

2015-08-28 Reported by 法林岳之

スマートフォンのカメラ機能で、よく使われる用途のひとつといえば、やはり今は「セルフィー(自撮り)」。今や誰もが当たり前のようにセルフィーを楽しんでいる。

最近、ますます利用頻度が高くなりつつあるインカメラ

そんな自分撮りに使うインカメラは、少し前まで、ディスプレイの上側に装備されているモデルが中心だった。これに対し、AQUOSではインカメラはディスプレイの下側に搭載されている。このままでも自分の前に端末を構えて撮影することはできるけど、天地を逆に持ち、ディスプレイが上側に来るようにして、俯瞰気味に撮影すると写真映りがよくなる。AQUOSを少し上に掲げ、上から自分を撮るようにすると、照明もうまく当たり、きれいに自分撮りをすることが可能だ。

逆さに持つと自分撮りしやすい

自分撮りについては、カメラレンズの画角も重要なポイント。AQUOSは従来モデルでも比較的ワイドに撮ることができたが、2015年夏モデルではインカメラに広角レンズを採用することにより、ワイドでキレイに撮影できるように進化を遂げている。自分一人で撮るときはもちろん、2〜3人でいっしょに撮影したり、背景を活かした自分撮りが可能だ。旅行などで観光地に出かけたとき、旅先の風景を入れながら、自分撮りをすると、そこに出かけたことがよくわかる写真を撮影できるわけだ。もちろん、SNSに投稿したときのウケもいいはず。

広角のインカメラなので、3人くらいは簡単におさまる
縦に撮れば頭上の風景までおさめることができる

また、もう少し人数が多かったり、背景をもっと広く撮影したいときは、「インカメラワイド」という機能を利用することもできる。インカメラワイドは簡単に言ってしまえば、自分撮りのパノラマ撮影で、カメラ起動時にカメラモード切り替えボタンをタップし、表示された撮影機能一覧から「インカメラワイド」をタップすると、起動できる。

インカメラワイド
はじめて使うときにはインストラクションが表示される

インカメラワイドの撮影はちょっとコツがあって、まず、自分の真正面にAQUOSを持ち、その状態から自分の左側に端末を向ける。このとき、端末の位置は動かさず、その場所で首を振るように向きを変える。撮り始めたい位置でシャッターボタンをタップすると、撮影が始まり、少し右方向に回転させると、画面内のゲージが動いて、決められた位置に来れば、自動的にシャッターが切られる。端末を回しながら撮影する位置(というより向き)を動かし、自動的にシャッターが切られるのをくり返す。あとは最終的な位置に来れば、撮影した画像からインカメラワイドの写真が生成される。実際に撮ってみるとわかるが、メインカメラのパノラマ撮影や全天球撮影と同じような撮り方をインカメラでやっているわけだ。

このように広い範囲が自撮りできるので、多人数の集合写真などに便利

次に覚えておきたいのがセルフタイマー。通常のインカメラの撮影は、基本的には画面をタップすればすぐにシャッターを切ることができるんだけど、お気に入りのポーズを撮る時間が欲しかったり、視線を微調節したいなど、ちょっとした『芸のある』撮影をしたいことが多い。そんなときはメニューアイコンの隣に表示されているタイマーのアイコンをタップし、2秒、5秒のいずれかに設定すれば、セルフタイマー撮影ができる。ちなみに、セルフタイマー撮影のときは画面内のシャッターアイコンをタップしないとカウントダウンが始まらないので、その点も覚えておきたい。

ワンタッチセルフタイマーで、簡単にセルフタイマーをオンにできる。手ぶれ防止にも効果が高い

AQUOSのインカメラによる自分撮りは画質もさることながら、設定や工夫次第で、今までよりも個性的な写真を撮ることができる。ちょっと工夫して、楽しい自分撮りを試してみて欲しい。

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法林 岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話やスマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 8.1」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS ZETA SH-01F 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるゼロからはじめるタブレット超入門 Android 4対応」「できるポケット au Androidスマートフォン 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるWindowsタブレット Windows 8.1 Update対応」など、数多く執筆。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。ホームページはこちら