クッキリとした仕上がりを導き出す、ローノイズCIS。


この段差がミソ。厚みのある資料も簡単にスキャニング可能だ。


キヤノンの技術が結集したのが、このVAROS技術なのだ。


■ CIS読み取り方式の採用
 N656 N1220U
 薄型のSmart Styleモデルに採用されたのが、ローノイズCIS(Contact Image Sencer)だ。しかも、42bit入力、24bit出力によって、より階調豊かな高画質画像がスキャニングできるようになった。また、画像をさらにくっきりとさせる輪郭強調機能も搭載している。

■ キヤノンオリジナルZ-Lid機構
 N656 N1220U
 どう読むのかと思う方も多いかもしれないが、Z-Lid(ズィー・リッド)は、キヤノン独自の便利な機構だ。
 このZ-Lid機構によって、厚みのある原稿をしっかりとホールできるようになった。資料のスキャニングなどに威力を発揮しそうだ。

■ タテ置きスキャンが可能に!
 N656、N1220U
 定型のシート原稿なら縦置きのままスキャンできる。狭い場所でもスキャニングができるから、デスクスペースも節約できる。しかも、傾斜角度やスタンドのホールド性もアップして、従来モデルよりも使いやすくなっている。

■ VAROSテクノロジーを使って、
1,200dpiでフィルムスキャン

 D660U
 VAROS(バロス)は、キヤノンのお家芸である光学・精密技術が結集したオリジナルの新技術だ。D660Uに搭載されているのは、600dpiのCCDだ。この600dpiのCCDで、2倍の1,200dpiスキャンを実現してしまうという技術なのだ。  1回のスキャンの中で、2回スキャニングを行い、その2回目のスキャニングでガラスの屈折で1/2画素ずらしたスキャニングを行う。そして、ソフトウェア合成によって、1,200dpiスキャンを実現させるのだ。  驚くべき細密駆動と高度な光学技術が生み出す、キヤノンならでは技術なのだ。

■ ■ ■


 この秋から大注目したいキヤノンのスキャナーの魅力はお分かりいただけだろうか。これからの季節、クリスマスカードや年賀状などのホームユースはもちろん、ビジネスの現場でもスキャナーが活躍する場が増えてくるはずだ。そんなときに、このキヤノンのスキャナーは、購買の選択肢に入れるに十分値するプロダクトだといえる。

(impress Watch AD Special Product Report・了)





 さて、最新機種を使って試せるというのが、impress Watchの広告編集などに携わっている身ととしてはうれしいところだ。
 今回、キヤノンさんのご好意によって薄型のN656Uを拝借することができた。早速使って試した「試用レポート」をお届けしよう。
 思わず欲しくなったらぜひ買っていただきたきたいところだが、今回の記事には、これもキヤノンさんのご好意でN656Uが5台も当たるモニターアンケートもあるので、そちらもトライしていただきたい。





 箱から取り出した最初の印象は、めちゃくちゃ軽い…。へたなノートパソコンなんかよりぜんぜん軽い。しかも、薄い。ノートパソコンかと見間違うくらい薄い。しかも、気のきいたことに、専用の収納袋まで付いている。ノートパソコンと間違えて、カバンに入れて取材に行ってしまいそうなくらいな軽さと重さだ。ま、そんなサザエさんみたいな人はいないと思うが。

 編集部の机というのはだいたい、資料山積み、機材山積みで足の踏み場(踏まないけど)はないというものだ。仕事のできる人間こそ、忙しくて整理する時間もないからだ。そんな、できる男の雑然とした机にも、この薄型のフォルムはぴったりとはまる。
 モニタ脇のデッドスペースにすっきり収まるし、使わないときは袖机の中にもぴったりおさまる。しかも、縦置きのままスキャンできるから、これがまた便利。
 資料をじゃんじゃんスキャンして、付属のOCRを使って、データを管理するのもよいだろう。

 なんといっても、PCから電源供給されるUSBの使い心地のよさはたまらない。使いたいときにサクッとつなぐだけ。しかも、オリジナルソフトをインストールすれば、スキャニングがフロント部分のワンボタンを押すだけという手軽さも魅力だ。

 これだけ薄くて軽くて、値段も標準価格で19,800円となると、仕事でも欲しいし、家にも欲しい。仕事の資料をスキャニングするのにも便利だし、家でホームページを作ったりするのにも便利そうだ。スキャナーのある生活を送ってみたくなった、という結論で試用レポートを終わりにしよう。


| BACK | TOP |
 
キヤノン販売株式会社