[東京ゲームショウ2000春]ネットワーク化するゲーム

　コンピュータゲームの展示会「東京ゲームショウ2000春」が幕張メッセにて開催される。一般公開日は４月１日～２日。３月31日はビジネスデーとして報道・業界関係者に公開された。

　東京ゲームショウはCESA(社団法人コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会)が主催するコンピュータゲームの展示会。主に国内のテレビゲームタイトルが出展される。

　今回の会場では「ドラゴンクエスト７」などのビッグタイトルも多数出展されていたが、音楽ゲームやコミュニケーションゲームなどの「ジャンル不定」的なゲームも目立っていた。とくにセガがドリームキャストのネットワーク機能の強化を大々的に打ち出すなど、各社によるネットワークを組み合わせたゲームの展示が目に付いた。そのほか、バンダイがブースの半分を使ってワンダースワンを展示するなど、徐々に機能追加・性能向上が行なわれている携帯ゲーム機関連の出展も多かった。

　また、主催のCESAがゲーム情報の配信やオンラインゲームの提供などを行なうポータルサイト「CESAGAME.COM」を大々的にプロモーションしており、会期中は会場の様子などをリポートするiモードコンテンツを提供する。iモードコンテンツはゲームショウ終了後は提供されなくなるが、CESAとしては用意が整えば常時提供していきたいとしている。

（白根 雅彦）