J-フォン、カラーで音も出るネット携帯

　J-フォン東京は12月10日よりコンテンツサービス「J-スカイウェブ」とメールサービス「J-スカイウォーカー」の二つの「J-スカイサービス」を開始する。

　J-スカイウェブはインターネットに接続できるようになり、MML(Mobile Markup Language)で記述されたWebサイトを閲覧できるようになった。PNGフォーマットの静止画と独自フォーマットのアニメーション、メロディに対応。

　J-スカイウェブでは、端末からの発信を「リクエスト」、受信を「リプライ」として扱い、料金を課金する。1つのリクエスト/リプライともに1KBまでが可能で、リクエスト/リプライともに1回2円が課金される。また、一度に6リクエスト/リプライまで扱え、たとえば1KBの画像を5つと1KBのテキストを持つ6KBのページを表示する場合は12円。閲覧中には課金されない。また、J-フォンはJ-スカイウェブ開始時から1月末日まで、お試し期間として通信料金を無料にする。サービス開始当初、ニュースやゲームなど、40社から70のコンテンツが提供される予定。

　J-スカイウォーカーは現在J-フォンが提供しているメールサービス「スカイウォーカー」の強化版。一度に送受信できる情報量を全角3,000文字もしくは6KBに拡張した。また、静止画、アニメーション、メロディファイルの添付にも対応。静止画はPNGフォーマットで、アニメーションとメロディは独自フォーマット。PNGファイルは、PCから添付して送付することも可能。

　J-スカイウォーカーの機能を使うには、対応端末が必要となる。その第1弾機種としてJ-フォンは「J-SH02」を発表。シャープ製で価格は44,000円。J-スカイサービスのほか、通話音質を向上したエンハンスト・フルレートにも対応する。

　また、J-フォンは同時にスカイウォーカーサービスの値下げを発表している。現行800円の月額料金が12月1日から300円になる。

◎お問い合わせ
フリーコール
0088-240-157

◎関連URL
■J-フォンのホームページ
http://www.j-phone.com/

（白根 雅彦）