連載:ぼくらの自由研究室

ぺんてるが開発中のVRアプリ「RAKUGAKI VR」が斬新すぎた件

ぺんてる株式会社は本日6日から、新製品発表商談会「書く・描くって楽しい発表展示会」を開催中です。それに先立ち、5日にプレス向けの事前内覧会に参加してみました。目当ては、ぺんてるが取り組むVR「RAKUGAKI VR」です。

描画方法が斬新すぎる「RAKUGAKI VR」

今年創業71周年を迎える文房具メーカーであるぺんてる。最近ではシャープペンシル「オレンズネロ」のスマッシュヒットが記憶に新しいですが、一方、デジタル化の進展もあり文房具の市場自体は縮小傾向です。

そんな中、ぺんてるは「モノから体験へ」を合言葉に、書く、あるいは描くことによって得られる楽しさをユーザーに体験してもらうための実店舗向けソリューション展開を進めています。

そうした体験提案ソリューションのひとつが「RAKUGKAI」シリーズです。家や電車の形をした立体型キャンバスに好き勝手に落書きできる「RAKUGAKI HOUSE」や「RAKUGAKI TRAIN」などを実店舗で展開することで、「書く、描く」ことのプリミティブな楽しさを来店者に味わってもらう、と言うコンセプトです。

そんな「RAKUGAKI」シリーズの新たな展開として用意されるのが、今回出展されたVRアプリ「RAKUGAKI VR」。その名から想像できるように「VR空間で落書き」をコンセプトにしたアプリとなります。

VR空間でペイントするアプリというのは既にいくつものアプリが登場していますが、「RAKUGAKI VR」は「ぺんてるのクレヨン」を用いて落書きするのが最大の特長。と言っても、ぺんてるのクレヨンを画材として使うわけではありません。画材として使うのではなく、クレヨンそのものを使って落書きします。

何を言っているのかわからねーと思うので、とりあえず下記の動画をご覧ください。

RAKUGAKI VRのデモ
おもむろにクレヨンを手に取ります
おもむろにVR空間に描き始めます
クレヨンで空中に絵を描いて……いや、何かがおかしい
これは……
クレヨンだ!!!!!!

というわけで、「RAKUGAKI VR」はクレヨンをVR空間にオブジェクトとして「配置」していくことでお絵描きするというかなり斬新なVRペイント(?)アプリでした。

ちなみに、クレヨンの大きさは変更可能。また、左手を使って、VR空間に配置したクレヨンを「はたき落とす」こともできます。

今回展示された「RAKUGAKI VR」はベータ版で、年内のリリースを目指して開発中。従来のRAKUGAKIシリーズと同様、実店舗への誘客支援のためのソリューションとして提供されることになりそうです。現状のコンセプトを維持したまま正式版として世に出るのか、気になるところではあります。

発表展示会のブース

発表展示会では、実際にぺんてるのソリューションを体験できるブースが用意されています。

立体型キャンバス「RAKUGAKI HOUSE」
インキを自分で調合し、好きな色のサインペンが作れる「Mix サインペンLab」
シャープペンの組み立てを体験できる「シャープペン FACTORY」

発表された新製品

今回の発表展示会に合わせて、いくつかの新製品も発表されました。

人気のオレンズに女子中学生向けの0.5mm版が登場。ちなみに人気すぎて品薄のオレンズネロは増産中で、品薄も改善していくとのこと
水性ボールペン「ボールPentel」の45周年モデル
SNSでアート作品を投稿する女性をターゲットにした水彩パステル「ヴィスタージュ」

桑野雄