こどもとIT

D2Cのファミリーデーに、プログラミング教育ツール「PETS」が登場!

近年、社員の家族を会社に招き、交流するという「ファミリーデー」の取り組みが増えている。社員の家族に対して、仕事への理解を深め、社員同士の交流を図ることで、働きやすさの向上とワークライフバランスの実現につなげていく、というのが実施する企業の狙いだ。今回は、株式会社D2Cがファミリーデーにおいて子どもたち向けのプログラミング体験会を実施したということで、プログラミング体験会パートを担当したD2C広報の田村麻里子氏にファミリーデーでの様子とその狙いについてレポートいただいた。

8月25日(金)、デジタルマーケティング事業を主軸とするD2Cグループ本社(東銀座)で、社員の家族を招待し、様々なレクリエーションを行うファミリーデーが初開催されました。その時の様子を簡単ですがご紹介します。

ファミリーデーは午前と午後で二部構成となっており、第一部のメインは、会社見学です。訪れた子ども一人ひとりに、名刺と名刺入れを作ってあげました。

真剣な面持ちで名刺にデコレーションしています

自分の名刺に、それぞれ思い思いにシールなどでデコレーションしたら、社内のスポットを家族で巡り、そのスポットに立っているD2C社員と名刺交換をします。スタンプラリー形式で、最後のスポットに行くとお菓子がもらえるというものでした。一通り名刺交換が終わったら、楽しいランチタイムに突入です。

社長と名刺交換が気軽にできるのもファミリーデーならではの光景かもしれませんね(手前で名刺交換しているのがD2C宝珠山社長)
ランチタイムには、子供たちに大人気のチョコレートファウンテンも!

お腹も満腹になったところで、いよいよ第二部のプログラミング体験会に突入です。

プログラミング学習用ロボット「PETS(ペッツ)」

今回利用したプログラミング教材「PETS(ペッツ)」は、いろいろな方向のブロックを背中に挿し込んで、命令された通りに動くプログラミング学習用のロボットです。マス目が書かれたシートの上を、スタートからゴールまで、時には障害物をよけながら目指します。木のぬくもりを感じさせるかわいらしい筐体は、子供たちがはじめてプログラミングに触れるときには、こんな形がいいな、と考えて作られたそうですよ。

進む方向を指し示すブロックを差すことでロボットを動かす

そんなPETSを私がなぜ選んだかというと、パソコンもスマホもタブレットも使わず、体感的に楽しめるので、全くの初心者でも、きっと親子で楽しめると思ったからです。実際、プログラミングとは縁遠い私でも、遊ぶことができましたから。

ファミリーデーに参加した親御さんたちは「プログラミング教育=難しい」と思っていたに違いないと思います。ただ、始まってみたらどうでしょう。親子で一緒になって、次はどうやって進めたらいいか? 新しいコースを作ってみようか? など、予想以上にはまってくれたようでした。

親も子も真剣な様子が伺えますね

これが本当にプログラミングなのか? そう思った方々もいるとは思います。しかし、プログラミングって、ソースコードをガリガリ書いてパソコンに向き合うだけではない、ということを私自身もプログラミング教育界隈の方々に教えていただいたので、そのマインドを参加した家族にも知ってほしかったのです。

自分で差し込んだブロックでロボットを動かすことにより、試したことがすぐに動きとして反映される。もしそれが失敗だったとしても、繰り返しやり直す。そうすることで、「想像力」「問題発見力」「問題解決力」「論理的思考力」「自律的行動力」が幼いころから身に付くのって、すごいですよね。いつか、このPETSというプログラミングツールを使って子ども向けにイベントをやってみたいなと思っていたので、このファミリーデーはちょうどいいチャンスでした。

20組近くの参加があったため、かなりにぎやかなワークショップとなりました

ワイワイガヤガヤやりながら、体験終了時間も迫ってきたので、子供たちに感想を聞くと、みな楽しかったようで、すごくいい返事が返ってきました。だったら、もっと家で楽しんでもらいたいと思い、その場でお借りしていたPETSを買い取って、希望者に持って帰ってもらおうってことになりました。(PETSを快く貸していただき、なおかつ買い取りのご判断も迅速にしていただきました株式会社for Our Kidsの渡辺登さんに、この場を借りて厚くお礼を申し上げます、本当にありがとうございました)。

まさかそんな事になるとは思っていなかったので、発表しながら、私もテンションかなり上がっちゃいました。会場の反応は……? ってそりゃあもう、騒然となりましたよ(笑)。

PETSに対する子どもたちの反応は上々

いずれ、この体験がきっかけとなって、プログラマーに就くお仕事をしたり、私が実行委員会として運営を担当している「アプリ甲子園」に応募してくれる子がでてきたら、担当者としては感慨深いものがありますね。デジタルマーケティングを本業とするD2Cだからこそ、今後も様々な形で子どもたちの可能性を拡げ、デジタル人材育成にも積極的に携わっていけたらいいなと思っています。

田村麻里子

株式会社D2C 広報宣伝室所属。「アプリ甲子園」の運営担当やエドビジ部、子会社D2CRの広報補佐を行う。これまでの経歴は、ゲームソフトメーカーPRや新規事業企画営業、洋酒販売代理店営業と多岐に渡る。趣味は野球観戦、ゴルフ。海も大好きで、沖縄の離島は全部制覇。なので、夏はいつも黒い。今狙っているのは「世界の絶景100選」に選ばれたジープ島。