「FMV LIFEBOOK UH90/M」の特長は、なんといっても圧巻の超高解像度ディスプレイ。UH90/Mは、14型ワイド画面にIGZO液晶ディスプレイを採用し、3200×1800ドットという超高精細の解像度に対応している。
思わず大量のウィンドウを開いて作業してしまいがちだが、そうするとデスクトップがゴチャゴチャしてだんだん作業効率が落ちてくる。今回はそんなときに便利な、超高解像度ディスプレイを有効に活用できる富士通製のユーティリティソフトを2つ紹介しよう。
複数ウインドウを自動で整理して配置する「ぴったりウィンドウ」
まず1つ目の「ぴったりウィンドウ」は、デスクトップ全体を複数の枠に区切り、それぞれの枠ぴったりの大きさにウィンドウを配置できるというもの。
本ソフトを起動すると、あらかじめ複数用意されたウィンドウのレイアウト一覧が表示され、その中から設定したいレイアウトを選ぶだけで設定が完了し、画面に枠線が表示されるようになる。ちなみに、「ぴったりウィンドウ」を閉じてしまうとソフト自体が終了してしまうので、レイアウトが決まったら“最小化”ボタンをクリックしよう。
デスクトップ上に表示された枠線の中にアプリケーションやエクスプローラなどのウィンドウを移動させると、枠に沿ってウィンドウが自動で広がる。広大なデスクトップに複数のアプリケーションウィンドウをきれいに並べることで、効率的な作業が可能になるというわけだ。
なお、枠線をドラッグして大きさを調整することもできるので、特に大きく表示しておきたいWebブラウザーと、小さく表示したいツール系アプリケーションのウィンドウなどを混在させたい時にも都合が良いだろう。
「お気に入りウィンドウ」でぴったりウィンドウをさらに活用
もう1つは、「ぴったりウィンドウ」の応用版ともいえる「お気に入りウィンドウ」だ。
デスクトップを複数の枠で区切れるという意味では「ぴったりウィンドウ」と似ているが、「お気に入りウィンドウ」には各枠にアプリケーションなどを割り当てられる仕組みも用意されている。つまり、「お気に入りウィンドウ」を起動してあらかじめ登録しておいた内容を呼び出すだけで、そのレイアウトに割り当てた設定に従ってアプリケーションウィンドウが配置された状態で起動する。
よく利用するアプリケーションが決まっているのなら、一発でデスクトップの全面にさまざまなアプリケーションを一気に開いて、素早く作業を始められる。より効率的にWindowsを使いたいなら、ぜひ使いこなしたい機能だ。
広い画面を余すことなく役立てられる「ぴったりウィンドウ」と「お気に入りウィンドウ」を使えば、Webブラウザーで調べものをしながら、文章を書いたり、写真を編集したり、動画を再生したりといった複数の作業を快適にこなせる。ビジネス用途でもプライベートの用途でも、FMVが一層使いやすくなること間違いなしだ。
| 品名 | FMV LIFEBOOK UH90/M |
|---|---|
| CPU | インテル® Core™ i5-4200U プロセッサー (最大2.60GHz) |
| OS | Windows 8.1 64ビット版 |
| メモリ | 4GB (2GB x 2オンボード) |
| ストレージ | 約500GBハイブリッドHDD (HDD+NAND型フラッシュメモリ) |
| 液晶 | 14型ワイドWQHD+[3200×1800] Wide Angle液晶 フルフラットファインパネル IGZO(タッチ対応) |
| サイズ | W329.9×D229.9×H9.2〜15.5mm |
| 質量 | 約1.43kg |
| 駆動時間 (JEITA バッテリ動作時間測定法Ver.1.0) | 約12.1時間 |
| 付属ソフト | Microsoft Office Home and Business 2013ほか |






