My Cloudの各種サービスが一本化!

「My Cloud プレイ」に進化! その中身は

「My Cloud」が大幅進化!

 FMVやスマートフォンで、さまざまなコンテンツの管理や視聴を行なえる「My Cloud」サービス。FMVに保存したコンテンツを様々な形で整理・閲覧・視聴できたり、外出先でスマートフォンからFMV内にあるコンテンツにアクセスしたりと、「自宅のFMVをクラウドにする」感覚でコンテンツ鑑賞&活用が可能なクラウドサービスだ。

 そんなMy Cloudが、アップデートにより使い勝手がさらにアップした。今回はその大幅な進化の中身に迫ってみたい。

My Cloud アカウントによって連携が容易に

 一番大きな変化は、使用時のわかりやすさを向上させるため、たくさんあったMy Cloudシリーズのアプリケーションが統廃合されたことだ。

 これまであったフォトビューワー「My Cloud スタート」、音楽プレーヤー「My Cloud ミュージック」、DLNA/DTCP-IP対応メディアプレーヤー「My Cloud ビデオ2」、DTCP-IP/DTCP+対応のコンテンツサーバー「My Cloud ビデオ サーバー」は、総合コンテンツ閲覧アプリ「My Cloud プレイ」と、主に各種設定用の「My Cloud コントロール」にまとまった。写真や音楽、動画の再生のほか、録画したテレビ番組のリモート視聴に関する設定も、この2つのアプリケーションでまかなえるようになるわけだ。

 音楽や写真、動画、録画したテレビ番組など、多彩なコンテンツを効率的に管理できるMy Cloudだが、これまではコンテンツの種類ごとに異なるアプリケーションを起動することになり、あれもこれもと楽しむにはアプリケーションの切り替えが多くなりがちだったが、それが改善されたかたちだ。

FMVの「My Cloud プレイ」。FMVに保存してある写真や動画、音楽などのコンテンツを総合的に扱うアプリだ

リモートアクセスなどの設定をつかさどる「My Cloud コントロール」

「My Cloud プレイ」には音楽再生や写真のアルバム閲覧、動画再生の機能が統合されている

写真は日付ごとの表示だけでなく、アルバムのようにキレイにレイアウトしての表示もしてくれる

 スマートフォンからFMV内のコンテンツなどにアクセスするための設定方法も変わった。今まではFMVとスマートフォンのそれぞれで設定用アプリケーションを用い、両者を“ペアリング”する必要があったが、今回から「My Cloud アカウント」(無料)を介して両者を関連付けるかたちになった。

 PCアプリケーションのMy Cloud コントロールとMy Cloud プレイ、さらにはスマートフォンのMy Cloud プレイの各アプリ上で、My Cloud アカウントを使ってログインすることで、FMVとスマートフォンの連携がアカウントを通じて自動で行なえるようになったわけだ。

My Cloud アカウントでMy Cloud プレイにログイン

My Cloud コントロールでFMVの機種情報を登録して関連付けする

簡単な設定でコンテンツの持ち運びもOKに

 さて、そのMy Cloud アカウントを使うとどんなことができるようになるのだろうか。

 まずMy Cloud コントロールで“このパソコンへのアクセス設定”を“許可する”に設定し、公開フォルダの設定にいくつかチェックを入れるだけで、FMVの“ピクチャ”フォルダや“ビデオ”フォルダに保存しているコンテンツを、ホームネットワーク内のスマートフォンから閲覧できるようになる。自宅内のどこにいても、スマートフォンのMy Cloud プレイからFMV内の写真閲覧、動画再生などが行なえる。

 さらに、ここからがMy Cloudの本領発揮だが、「外出先からのアクセス」を設定することで、ホームネットワーク外の端末からも、家のFMVのコンテンツにアクセスできるようになる。いわば、「家のFMVがそのままクラウドストレージサービスのサーバーになる」わけだ。

スマートフォンからFMV内のコンテンツを見られるようにするには、“このパソコンへのアクセス設定”を“許可する”だけ

スマートフォンからFMV内の写真や動画を見ることができる

「外出先からのアクセス設定」で、家のFMV内のどのコンテンツを公開するか設定できる

 テレビチューナー付きモデルのFMVにプリインストールされている「DigitalTVbox」などで録画したテレビ番組も、もちろんスマートフォンから視聴できる。通常、「DigitalTVbox」で録画したテレビ番組コンテンツは、手動でFMVに“取り込み”操作をする必要があるが、My Cloud コントロールにはこの取り込みを自動化する設定がある。自宅を留守にしていても、予約録画した番組がどんどんスマートフォンで視聴可能な状態になっていくのだ。

録画した番組はFMVに定期的に自動取り込みできる

 視聴方法としては、ホームネットワーク内でのクライアントからのストリーミング視聴はもちろん、DTCP+を用いた外出先からのストリーミング視聴にも対応(Windows版My Cloud プレイは、6月下旬以降にアップデートで対応予定)。DTCP+に対応したプレイヤーを用いれば、3G/LTEネットワーク経由でも視聴できるので、家のFMVにためこんだ番組をいつでもどこでも楽しむことが可能だ。

 また、今回のバージョンアップにより、録画番組をスマートフォンにあらかじめダウンロードして持ち運ぶことも可能になった。つまり、外出先にもテレビ番組を持ち出して、常に高画質で視聴できる。自宅内でも無線LANの届きにくい場所ではスムーズに再生できないことがあったかもしれないが、そんな時はダウンロードしておけば、お風呂でも、トイレでも、いつでもどこでも楽しめるようになる。なお、録画したテレビ番組をスマートフォン上で再生するには、有料版のMy Cloud プレイ(500円(税込)、2014年6月現在)が必要になる。

FMVに取り込まれている録画コンテンツをスマートフォンにダウンロード

 また、外出先からの音楽視聴にも対応予定。スマートフォンのストレージを圧迫することなく、家のFMVに保存した音楽ライブラリーをいつでも楽しめるようになる。Android版My Cloud プレイを使った音楽コンテンツの再生については6月下旬以降のアップデートで対応。さらに同時期にはiOS版アプリのリリースも予定されており、活用の幅や対象ユーザー層が格段に広がるはずだ。

家族や友人にコンテンツを公開できるゲストアカウント

 My Cloud アカウントとMy Cloud プレイによって、より簡単に写真や動画を屋内外から閲覧できるようになったわけだが、せっかくのコンテンツを友人や家族にも見せたい、という人もいるはず。その場合は、新しい“ゲストアカウント”機能で実現可能だ。

 最初にMy Cloud コントロールの“ゲストアカウント発行”からWebブラウザーで設定ページにログインし、さらに“ゲストアカウント発行”ボタンを押して表示される数字を友人や家族に伝えよう。スマートフォンのMy Cloud プレイ上で、渡した数字をID欄に入力してログインしてもらえば、自分のFMV上で公開しているコンテンツをそのまま見てもらうことが可能になる。

ゲストアカウントを発行するための設定ページ。ゲストアカウントは単なる数字になるので、わかりやすい名前を付けて管理でき、最大10アカウントまで発行できる

 他のユーザーがMy Cloud アカウントを取得しなければならない、といった条件もなく、手軽に共有できるのがメリットと言えそう。スマートフォンのMy Cloud プレイは富士通製端末以外でも動作するうえ、共有可能なデータサイズはFMVのストレージ容量が許す限り制限なし。多くの人に気軽に使ってもらうことができ、しかもDropboxのような一般的なクラウドストレージのように容量を買う必要もなく、余計な出費が不要で自由度も高い、といいことづくめというわけだ。

 以上、My Cloudの新たな進化を紹介してきたが、いかがだろうか。もちろんこの先も随時、機能追加が行われていくはずで、どんどん進化していくMy Cloudの動向にはこれからも注目だ。

 今回紹介した新しいMy Cloudは2014年5月発売のFMVからすでにプリインストールされているが、それ以前のFMVを所有しているユーザーにも6月下旬以降にアプリケーションの提供が開始される予定。ぐっと使いやすくなったMy Cloudをぜひ体験してみてほしい。

(日沼諭史)

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