この環境、味わったらもう戻れない!?

14型ワイド・3200×1800ドットの圧倒的幸福感! 超高解像度Ultrabook™「FMV LIFEBOOK UH90/M」

巷ではスマートフォンのフルHD(1920×1080ドット)液晶が当たり前になり、液晶テレビはさらに上の4K(3860×2160ドット)がトレンドになりつつある。ではPCはというと、主流は未だフルHD。一昔前まで、高解像度の画面はPCのものだったはずなのに、いつの間にやら追いつかれ、追い越された状況だ。

デスクトップ用の液晶モニターでフルHD超のものは、ほとんどが27インチ以上の大型になる。「大画面は要らない、高解像度が欲しいんだ!」と思っている人はきっと多いだろう。そんな望みを、持ち運びにも便利なUltrabook™でかなえてくれるのが、「FMV LIFEBOOK UH90/M」だ。

超高解像度Ultrabook™「FMV LIFEBOOK UH90/M」

3200×1800ドットの広い画面を自在に使う

「FMV LIFEBOOK UH90/M」は、14型液晶搭載のUltrabook™。細かいスペックは後回しにして、まずは「IGZO」技術を採用した3200×1800ドットの液晶モニターから見ていきたい。3200×1800ドットという数字は、同サイズのノートPCで時々採用されている1600×900ドットのワイド液晶を、縦横ちょうど2倍の解像度にしたものだ。

数字で言われてもどのくらい広いかイメージがわかないと思うので、画像で見ていただこう。下の画像は、本機の解像度を、フルHD解像度と比較したときの画像だ。さらに、本機の購入時のデスクトップ画面をそのまま切り出したスクリーンショットもこちらに掲載しておこう。解像度をそのまま掲載するので、Webブラウザーの画像サイズ自動縮小機能を切った状態でご覧いただきたい。

3200×1800の広さを実感していただけただろうか?

「そんなに高解像度では逆に使いにくくないか?」と思う人もいるかもしれないが、購入時の状態では、Windows側の設定でUIの表示サイズが全体的に拡大されており、いきなりものすごく小さい文字で表示されたりはしない。標準WebブラウザーのIEも初期状態で200%拡大表示設定になっている。一般的なノートPCと同じような感覚で使い始められるようにしてあるわけだ。

という使い方では本機に興味を持ったPCファンの方々は納得しないと思うので、まずは手動で等倍表示にしてみる。「コントロールパネル」から「デスクトップのカスタマイズ」、「ディスプレイ」を選択すると、「すべての項目のサイズを変更する」という設定が現れる。初期状態では「大きくする」側の最大値に設定されているので、逆に「小さくする」側の最小値を選ぶ。これで拡大なしの画面になる(一度Windowsのログオフが必要)。これで皆様がご想像の通りの、とても小さな文字とアイコンで表示される。

コントロールパネルでUIのサイズを変更してみよう。これはデフォルトの状態で、大きさは最大となっている

UIサイズを最小にしたところ。アイコンが大幅に小さくなり、デスクトップが超広々に。圧倒的な画面の広さをより実感できる

高解像度モニターのメリットは説明するまでもなく、一画面に表示できる情報量の増加だ。

普段の筆者の仕事環境では、原稿を書くテキストエディタに、情報収集のためのWebブラウザー、データを整理するファイラー、連絡ツールとなるメーラーとメッセンジャー、独立したウィンドウで動かしたいブラウザゲーム、時にはストリーミング配信動画や画像ビューワー、フォトレタッチソフト等々、多数のウィンドウが重なっている。

筆者はWindows 3.1の時代から「そんなもんだ」と思って使っているからいまさら気にならないが、実際にはウィンドウを切り替えるたび、何かがその陰に隠れる状態だ。どうしても見ておきたいストリーミング放送があれば、別のPCを用意してそちらで再生したりもする。ウィンドウを重ねず置ければ、そんな必要はないのだが。

では筆者の普段よく使っている仕事環境(1920×1200ドット)を、「FMV LIFEBOOK UH90/M」に移してみたらどうなるか。実際に試してみたところ、まるで異次元の状態。テキストエディタやメーラーを邪魔することなく、ストリーミングもブラウザゲームも全てが見える状態で展開できた。これは仕事がはかど……らないかもしれない(常にゲームの画面が見えるのは目の毒)。

こちらは筆者の仕事環境。1920×1200ドットも決して狭くはないはずだが......

「FMV LIFEBOOK UH90/M」の3200×1800では、ほとんどのウィンドウが重ならず隙間だらけに!

この環境が、どこでも持ち運べる14型ワイドのUltrabook™で実現できるというのが、高い幸福感を与えてくれる。取材先でノートPCを使って作業する時、モバイルノートでは画面の解像度が物足りず、多数の画像や資料を参照しながらの執筆作業がイマイチ進まないことがある。しかしここまで高解像度になってくれれば、もはやPCのせいにはできない。いつでもどこでもフルパフォーマンスを発揮できる。

筆者の場合はそんな環境だが、人によっては表計算ソフトを広く使いたいとか、株価や為替の情報を一覧で表示したいとか、写真や動画を高解像度で見ながら編集したいとか、色々な使い方があるだろう。それらが家でも職場でも、カフェでも電車の中でも、本機をぱっと開いて実現できるというのは、想像以上にインパクトが大きい

Webブラウザーも意味もなくたくさん開ける!(注:画面はハメコミ合成ではありません)

しかし本機の高解像度液晶が与えてくれる幸福感はそれだけではない。高解像度はいっぱいウィンドウを開けられるだけが利点ではないのだ。

画面の解像度が高いということには、それだけで幸福感がある。数年前からスマートフォンを使っている人なら実感があると思うが、スマートフォンの見た目や使い勝手は変わらないまま、画面の解像度が上がるだけで、意外とインパクトがある。フォントやアイコンの表示が滑らかになるといった程度の違いなのに、一度でも高解像度を体験してしまうと、決して元の解像度に戻ろうとは思わない。

Windows PCにおいても、この高解像度の魅力は変わらない。先程はWindowsの表示サイズを最小にしたが、必ずしもそうやって使わねばならないわけではない。画面サイズはそのままで解像度が上がれば、文字が小さすぎて見づらくなることもある。それでは誰もが幸せになれるとは限らない。

先述したWindows側での表示サイズは、最大・最小以外にも、その間で数段階に設定ができる。自分が見て大きすぎず小さすぎないサイズを選んで使えばいいのだ。たとえ初期状態と同じ最大のまま使ったとしても、Webブラウザーなどの各種フォントは滑らかになるし、写真などの画像表示も縮小せず精細なまま表示できる。メリットは十分に享受できるのだ。

本機のような高解像度モニター搭載機は、個人個人がほどよいと感じるところに表示サイズをカスタマイズできる。その余裕を持っていることこそが真のメリットだ、と筆者は感じている。

1点だけ、本機の利用において注意していただきたいことがある。3Dゲームを遊ぶ際、ゲーム解像度で3200×1800ドット表示を選ぶと、3Dの描画処理の負荷がとんでもなく高くなる。こればかりはどんなPCであろうが避けられない問題なので、プレイの際には解像度を落として利用していただきたい。負荷はゲームにもよるが、お薦めは縦横ちょうど半分の解像度になる1600×900ドット。14型ならこれでも十分な画質が得られる。

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」を3200×1800ドットで表示してみた。負荷が高く描画はコマ送りになるが、驚くほど精細な映像を楽しめる

タッチパネル搭載で質感も良い高品質Ultrabook™

長々と高解像度液晶の魅力を語ってきたが、それ以外の部分にも目を向けていきたい。まずは改めてスペックをご覧いただこう。

品名FMV LIFEBOOK UH90/M
CPUインテル® Core™ i5-4200U プロセッサー (最大2.60GHz)
OSWindows 8.1 64ビット版
メモリ4GB (2GB x 2オンボード)
ストレージ約500GBハイブリッドHDD (HDD+NAND型フラッシュメモリ)
液晶14型ワイドWQHD+[3200×1800] Wide Angle液晶 フルフラットファインパネル IGZO(タッチ対応)
サイズW329.9×D229.9×H9.2〜15.5mm
質量約1.43kg
駆動時間
(JEITA バッテリ動作時間測定法Ver.1.0)
約12.1時間
付属ソフトMicrosoft Office Home and Business 2013ほか

上記はカタログモデルのスペックで、富士通直販サイト WEB MARTのカスタムメイドモデルはCPUやストレージをよりハイスペックなものに変更できる。

本体サイズは329.9×229.9×9.2〜15.5mm(幅×奥行×高さ)。凹凸の少ないフォルムで、Ultrabook™ならではの薄さを感じさせつつも、持った時には本体のたわみがほとんどない。非常に高い剛性を感じさせるボディだ。重量も約1.43kgと軽い。それでいてバッテリー駆動時間は標準添付のバッテリーパックで約12.1時間。モバイルノートとしての活用にも十分だ。

全体に凹凸が少ないスマートなフォルムが質実剛健な印象を与える

薄さ/軽さと高い剛性を兼ね備えている。手に持った時に頑丈さが伝わってくる

モニターは高解像度なだけでなく、タッチパネルになっている。「スーパーグライドコーティング」と呼ばれる特殊表面処理が施されており、滑りのよさが売り。実際に使ってみると、指が突っかかることのない滑りのよさに加えて、指の跡が残りにくいという利点も感じられる。高解像度が売りの本機だけに、タッチしても画面が綺麗なまま保てるのは嬉しい。

CPUは最新のHaswellアーキテクチャを採用したインテル® Core™ i5-4200U プロセッサーを搭載。グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel® HD Graphics 4400を使用している。旧世代に比べて大幅に性能が向上したグラフィックス機能だけに、高解像度の動画再生も問題なくこなしてくれる。

ストレージは約500GBのHDDとNAND型フラッシュメモリを組み合わせた、いわゆるハイブリッドHDD。全体の容量としてはHDD部分の約500GBで、フラッシュメモリはキャッシュとして読み書きの高速化に貢献する。より高速なストレージを求めるなら、カスタムメイドモデルでは約128GBまたは約256GBのSSDも選択できる。

キーボードはキーピッチが横約19mm、縦約18mmとかなり広め。テンキーこそ搭載していないが、その分レイアウトには余裕がある。ノートPCにありがちな端の方のキーがやたら小さいという問題もなく、実に広々としている。筆者のような文字入力メインの利用にはありがたい。ストロークは約1mmと浅いが、適度なクリック感があり、しっかりした打鍵感が好みの筆者にも納得の感触だ。

端の方まで余裕のあるキーボードレイアウト。文字入力を重視したい人にはありがたい

右側面には電源オフ時にも充電機能を持つUSB端子と、HDMI出力端子、引き出し式のGigabit LANを備える

インターフェイスは、USB3.0が左右側面に1つずつ。うち右側面のものは電源オフ時にもUSB給電できる機能を持つ。他にHDMI出力端子、引き出し式のGigabit LAN端子、SDXC対応SDメモリーカードスロットなどを備えている。薄型のUltrabook™ながら、求められる機能は揃っている。

左側面にはUSB端子とヘッドフォン端子、電源コネクタがある

OSはWindows 8.1 64bit。本体色はサテンレッドとスパークリングブラックの2色から選べる(今回使用しているのはスパークリングブラック)。

本機を総合的に見ると、やはり高解像度の「IGZO」液晶に魅力を感じる人、そしてモバイルノートの環境を日常的に利用している人がターゲットになるだろう。14型のPCとしては十分に小型でありつつ堅牢で、開けば圧倒的な高解像度環境とタッチパネル、快適なキーボードがすぐに利用できる。

気になるお値段は、直販価格で約20万円。しかしCPUなどのグレードアップにも対応するカスタムモデル「LIFEBOOK WU1/M」は、クーポンの利用で13万円台になる。デスクトップ用の高解像度液晶モニターが高価なことを考えると、かなりのお値打ち感がある価格だ。

本機は時代のトレンドを先取りしたような製品で、使えば使うほど、今までにない幸福感を味わえる一台になることは間違いない。何せ本機を試用して原稿を書いている筆者が、元の狭いデスクトップ環境(いや、現時点では標準的なのだが)に気持ちよく戻れるのかと考えてしまうほどなのだから……。

この薄さで超高解像度とタッチパネルを実現。使っていて自慢したくなる要素が満載のPCだ

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