NEC（6701）は16日、同社のインターネットサービス「BIGLOBE」の常時高速接続で新規メニューの追加や値下げなど、サービス拡充を図ると発表した。まず、ADSL（非対称デジタル加入者線）では現行のイー・アクセスとの提携による「使いほーだいADSLeコース」と同じサービスとして、新たにアッカ・ネットワークスとも提携し「使いほーだいADSLaコース」を4月から始める。対象エリアは、東京都、神奈川、千葉、埼玉各県と大阪府の一部。

　 また、すでに実施中のイー・アクセスによる接続では3月から料金を値下げするほか、4月からは固定IPアドレスのオプションも用意する。値下げは、電話共用タイプで月額6,500円（プロバイダー料込み）を5,800円（同）とする。4月からのアッカによるコースも同一料金となる。

　 一方、NTT東日本と西日本による光ファイバーのオプションサービスも、4月中旬から試験提供する。通信速度は最大10Mbpsで、東京都と大阪府の一部が対象。初期費用を除く月額費用は「使いほーだい」の2,000円を含み8,500円とする。