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松下、ネット事業で広告など2部門を分社

  松下電器産業(6752)は15日付で、インターネット事業「Hi-Ho」のマーケティング部門と広告部門をそれぞれ分社し、全額出資の新会社を設立する。新設されるのは「Hi-Hoマーケティングサービス」と「Hi-Ho C&A」。2部門の分社により、インターネット事業の強化を図る。

  マーケティングサービスは、日本マーケティンググループのJMR生活総合研究所と連携し、総合マーケティング企業を目指す。また、広告事業のC&Aは松下の宣伝事業部からeネット事業の広告宣伝と制作業務を引き継ぎ、幅広くインターネット関連の広告事業やコンテンツ事業を行う。

  2003年にはマーケティングサービスは約10億円、C&Aは約15億円の売上高を確保する計画。両社の資本金はいずれも6,000万円。マーケティングサービスの社長はHi-Ho事業部長の田中寛幸氏が兼務、C&Aの社長には関係会社社長の須磨利喜男氏が就く。

■URL
・松下電器産業
http://www.matsushita.co.jp/index.html?meta=ok
・松下の「Hi-HO」にソフトバンクグループがマネー情報
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/29/doc1189.htm
・コンテンツ強化で会員100万人へ~松下のHi-HO
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/11/doc658.htm
・eネット事業、2003年に1,000億円へ~松下電器
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/04/doc115.htm

(塩谷麻樹)
2000/12/12 14:08