WiMAXは新しい世代の無線技術を使ったインターネット接続サービスだ。
日本ではUQコミュニケーションズが、いちはやくこのサービスに取り組み、世界に牽引するビジネスを展開している。自宅はもちろん、外出先や移動中で下り最大40Mbps、上り最大10Mbps(※)の快適なインターネット接続環境が手に入る。しかも、利用帯域制限は無いため、24時間好きなときに大容量のデータを思うままにやりとりできる。(※)表記の通信速度はモバイルWiMAXシステム上の最大速度であり、実利用速度を示すものではありません。実際の通信速度は電波状況や回線の混雑状況、利用端末によって異なります。
UQコミュニケーションズ自身が提供する「UQ WiMAX」のほか、多くの事業者がUQコミュニケーションズのインフラを利用した独自サービスを提供しているので、それらの中から条件に見合った業者を選択し、そこと契約することで、WiMAXの利用を始めることができる。
日本国内の主要都市は完全にカバーされ、全国政令指定都市の実人口カバー率は95%を超えている。東名阪の主要都市ではカバー率が99%を超えている。自分の行動範囲がサービスエリア内かどうか、UQのサイトで確認することもできるのでチェックしてみよう。
心配ならTry WiMAXレンタルサービスを申し込んで接続機器を借り出し、15日間の無料体験利用もできる。また、世界標準の技術だから海外での利用も廉価で実現、現在は、オプション「WORLD WiMAX」サービスにより、米国と韓国の諸都市でサービスを利用できる(WiMAX内蔵パソコン限定、UQ WiMAXのみ)。
WiMAXは、いわばWi-Fiの広域版だ。いってみれば都市を包む無線LANのようなものだと考えよう。身の回りのさまざまな機器が無線LANに対応しているのはご存じの通りだが、それらの機器にはWi-Fiモジュールが内蔵されている。同様にWiMAXを利用するためには、WiMAXモジュールを内蔵した機器が必要だ。
市販のPCが内蔵しているほか、PC用のUSBデータ通信カード、モバイルルーター、据え置きルーター、そして、最近では携帯電話など、さまざまな機器にモジュールが内蔵されるようになってきている。バラエティ豊かなWiMAX製品を使うことができる。
UQ WiMAXを例としてあげると、UQ Flat年間パスポートプランなら、いつまでもずっと月額3,880円で使い放題となる。固定インターネットと比較しても格段に安く、かつ外でも使える利点は大きい。
ほかにも2段階定額プラン、1日利用プランなど、各MVNO事業者ごとに料金プランも様々なので、自分の好みのところを選ぶことができる。
いわゆるオンラインサインアップが可能なので、申し込めば、すぐに使えるようになる。そのサインアップもWiMAX接続で行うことができ、契約が成立すればその直後からインターネット接続ができるようになる。要する時間はトータルで10分程度といったところだろうか。無線だから工事も配線も不要、思い立ったときにすぐに使い始めることができる。もちろん、端末機器購入と同時に量販店頭等で契約しても、同様にすぐ使える。
工事不要、配線不要で使い始められるので、家の固定回線の代わりにWiMAXを用いれば、引っ越しの際などに素早く回線を確保できる。
機器と契約が紐付けられているため、初回だけ手続きをしてしまえば利用するたびにIDとパスワードを入力するといっためんどうな作業はいっさいいらない。WiMAX内蔵PCであれば起動してデスクトップが表示されるころにはもうつながっているし、WiMAX Speed Wi-Fi(ルータータイプ)でも、手持ちのWi-Fi機器に初回のみ暗号化キーを入力するだけで、次回からは電源を入れて数十秒で接続が完了し、インターネットが使える。
UQ WiMAXと契約すれば、1契約に2台までの機器追加登録できる(最初の契約機器とあわせて最大3台)ので、ひとつの契約で家族がそれぞれの機器を持つような使い方もできる。