2001年12月27日(木)
『バンディッツ』

『Dr.Tと女たち』

『ヴィドック』

『インティマシー/親密』

『ハートブレイカー』

2001年12月20日(木)
『バニラ・スカイ』

『殺し屋1』

『青い夢の女』

『O[オー]』

『ムッシュ・カステラの恋』

2001年12月13日(木)
『スパイ・ゲーム』

『スパイキッズ』


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『≒森山大道 near equal moriyama daido』
【ドキュメンタリー】
2001年 日本 84分

9月29日よりシアター・イメージフォーラムにてレイト公開

監督:藤井謙二郎
出演:森山大道、荒木経惟、西井一夫ほか
配給:ビー・ビー・ビー株式会社

 1960年代後半から日本写真界のカリスマ的存在として君臨し、多くのファンを持つ写真家、森山大道。その現在を約5カ月にわたって追う。コンパクトカメラによる撮影、本人以外の立ち入りを禁止されている暗室作業、デジタルカメラへの初挑戦、また自身が語る半生や、荒木経惟ら友人たちのコメントなど、さまざまな角度から、これまでヴェールにつつまれてきた森山大道の人物像に迫る。

 ドキュメンタリー映画とはいえ、やはりそれが実物と100%同じということはありえない。あくまでニア・イコール(近似値)だ。それが本作のタイトルの意味であり、実は森山大道の写真に対する考えの根底でもあるのだ。もちろんそれは否定ではない。そのうえで写真の可能性を追っているからこそ、森山には単なる被写体のコピーではない、被写体とカメラマンとの関係性まで写したかのような写真が撮れるのだろう。そんな彼の手にあるのは高価で重々しい多数の機材ではない。我々にも身近なコンパクトカメラだ。一見、クールな雰囲気だが、「カメラがあれば誰でも写真は撮れる」と語り、ときにやんちゃな表情も見せるその軽やかな生き方に羨望さえ感じる。忌野清志郎の挿入歌も魅力的に響く。


【関連サイト】

・OFFICIAL SITE
http://www.bbb-inc.co.jp/daido/

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