Subject: [MOVIE Watch:20001013]
■ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈ（毎週金曜日発行：無料） ─────────2000-10-13
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★ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈプレゼント情報
スペシャル企画「ラブシネマ」で上映される4作品のポストカード、
プレスリリース、チラシをセットで5名の方にプレゼント
01:おすすめロードショー
『インビジブル』
透明人間の狂気を描いた、バーホーベン監督の最新作
『ことの終わり』
皮肉な運命に踊らされる男女を、ミステリー仕立てで描写
○さらにチェック！
『デトロイト・ロック・シティ』、『老親（ろうしん）』
02:新作先取り情報
『オーロラの彼方へ』
時空を超えた親と子の絆を描いた、ファンタジー大作
『EUREKA（ユリイカ）』
カンヌを魅了した、俊英・青山真治監督の感動作 ほか
03:シネマニュース
米俳優リチャード・ファーンズワース氏が短銃自殺
公開延期となった『エクソシスト』の監督がチャットで詳細を説明
04:ＰＩＣＫ ＵＰ ＭＯＶＩＥ
『五条霊戦記//GOJOE』
石井聰亙監督の集大成ともいえるニュータイプ時代劇
05:興行成績ベストテン
全米で大ヒットした『X－メン』が、日本でも初登場で1位を獲得
06:ＢＡＣＫ ＴＯ ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ
ジョン・キューザックは有名監督のお気に入り
07:おすすめＶＩＤＥＯ
『ストレイト・ストーリー』
73歳の老人によるトラクター・ロード・ムービー
○さらにチェック！
○新着ＤＶＤ情報
○Ｗｅｅｋｌｙレンタルビデオランキング
08:今週の美女
エリザベス・シュー
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http://www.watch.impress.co.jp/movie/
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01:おすすめロードショー
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【 今週末のオススメ封切り作品をセレクト！ 】
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『インビジブル』 透明人間の狂気を描いた、バーホーベン監督の最新作
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10月14日より日比谷映画劇場ほかにて公開 2000年/アメリカ/1時間52分 ◆監督：
ポール・バーホーベン ◆脚本：アンドリュー・W・マーロウ ◆出演：エリザベ
ス・シュー、ケビン・ベーコン、ジョシュ・ブローリン、キム・ディケンズ、グレッ
グ・グランバーグ ◆配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
映画黎明期から何度も映像化が試みられてきた“透明人間”というモチーフに、鬼
才ポール・バーホーベンが挑戦。前作『スターシップ・トゥルーパーズ』で“プロパ
ガンダ映画のスタイルをかりた反戦映画”というねじれた快作をものにした監督だけ
に、今回もお気楽なSF映画からは遠く離れた異形の一作となった。若い科学者（ケビ
ン・ベーコン）が生物の透明化実験に成功。自らの身体で人体実験を行ったが、元に
戻れなくなり……。映画は、人間が透明になることによって逆に狂気や悪意などが表
面化していく様を、どぎつい映像で画面に刻み込む。観る者の生理を逆なでするよう
なバーホーベン演出は、相変わらずソリッドだ。
□OFFICIAL SITE
http://www.invisible-jp.com/
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『ことの終わり』 皮肉な運命に踊らされる男女を、ミステリー仕立てで描写
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10月14日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開 1999年/アメリカ/1時間41分 ◆監
督・脚本：ニール・ジョーダン ◆出演：レイフ・ファインズ、ジュリアン・ムー
ア、スティーブン・レイ、イアン・ハート、ジェイスン・アイガックス ◆配給：ソ
ニー・ピクチャーズ エンタテインメント
『クライング・ゲーム』ではアッと驚く展開で観客を翻弄したアイルランド出身の
気鋭ニール・ジョーダンが、再び創意工夫に富んだ発想でクリエイトした恋愛ミステ
リー。作家ベンドリックスは、官僚の妻サラと不倫していた。ところが彼女は突然、
彼の前から姿を消した。数年後、ベンドリックスは意外な真実を知ることにな
る……。『イングリッシュ・ペイシェント』でも不倫していたレイフ・ファインズ
と、『マグノリア』などで上り調子のジュリアン・ムーアが共演。『クライング・
ゲーム』を始め、ジョーダン映画の常連俳優スティーブン・レイも加わり、魅惑の
ハーモニーが奏でられる。
□OFFICIAL SITE
http://www.spe.co.jp/movie/endoftheaffair/
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○さらにチェック！ 今週末時点の劇場公開作、２本紹介
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■『デトロイト・ロック・シティ』 10月14日より新宿シネマミラノ
残念ながら来日公演が延期になってしまった人気ロック・グループKISS。本作は、
派手なメイクでおなじみの彼らのライブ・パフォーマンスを観たいばっかりに奮闘を
続ける4人の高校生の姿を描いた青春映画だ。工業都市デトロイトを舞台に、全世界
共通のティーンエイジャーならではのファン心理を、愉快に綴る。
□OFFICIAL SITE
http://www.gaga.ne.jp/movie/detroit1.html
■『老親（ろうしん）』 10月14日より東京・神保町、岩波ホール
近頃、急速に社会の関心事として注目されている老人介護問題を、ヒューマン・
タッチで見つめたホームドラマ。実父の看病を続けていた女性が今度は、夫の母親の
面倒を見ることに……。両家の板ばさみになったヒロインの心の行方を描く。萬田久
子、小林桂樹、草笛光子らが見ごたえある演技で、家族の苦難を体現。
□OFFICIAL SITE
http://www.pao-jp.com/latestnews.html
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02:新作先取り情報
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【 公開を待ちわびる新作情報をお届けします 】
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■『オーロラの彼方へ』
12月下旬より 日比谷映画 ほか
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過去は決して変えられず、どんなに逢いたいと願っても死者は蘇えらない……。そ
んな常識として存在するセオリーを覆してくれる至福のSFファンタジー。『エニイ・
ギブン・サンデー』でも共演したデニス・クエイドとジム・カヴァーゼルが、今度は
親子の深い愛情を迫真の演技で好演している。
≪プロモーターからひと言≫
全米で7週間に渡りトップ10圏内に残るスマッシュ・ヒットを飛ばした感動大作!!
NYでオーロラが見える日、30年前と無線がつながった。それは父が死ぬ前日……今な
ら未来を変えられる。無線で現在と過去をつなぐ斬新なアイデア、息もつかせぬ緊張
感、そして時空を越えた父と子の絆に涙する、まさに21世紀必見の感動作!! 観終
わった後に両親に会いたくなります!!
（ギャガ・コミュニケーションズ、宣伝担当／武部由実子）
□OFFICIAL SITE
http://www.aurora-jp.com/
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■『EUREKA（ユリイカ）』
2001年正月より テアトル新宿 ほか
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バスジャック事件で生き残った3人は心に深い傷を負う。2年後に再会した彼らは、
“生きていくこと”の意味をEUREKA（発見）するために旅に出る……。雄大な九州の
自然をバックに俊英・青山真治監督が人々の心の再生を描いた快作。
≪プロモーターからひと言≫
お待たせしました！ カンヌを感動の渦に巻き込み、見事「国際批評家連盟賞」
「エキュメニック賞」をW受賞した3時間37分の一大叙事詩がついに公開決定!! 不穏
な現代に生きる全ての人たちに贈る、21世紀最初の必見作を、独特の色味が付いたク
ロマティックB＆Wと呼ばれるモノクロ映像＆シネマスコープでご覧ください。
（ザナドゥー、宣伝部／小島則子）
□MOVIE Watchシネマプレビュー
http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/pre_index.htm
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■『しあわせ』
2001年1月中旬より シネ・リーブル池袋 ほか
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絶望の淵から希望を見いだし、再生してゆく女性を活き活きと演じるのはアレッサ
ンドラ・マルティネス。私生活ではルルーシュ監督夫人でもある彼女は、かつてヨー
ロッパを代表するプリマドンナだった。本作で躍動的なバレエダンスを披露してるの
でお見逃しなく。悲劇ではあるが、見終わった後に必ず生命力が湧いてくる感動作。
≪プロモーターからひと言≫
『男と女』など大人の愛を描き続ける巨匠クロード・ルルーシュ監督が放つ、壮大
な愛の物語。愛する人を失った女性が、勇気と再生の旅に出る。パリ、ヴェネツィ
ア、トルコ、アカプルコ、NY、モントリオールなど、世界中で大がかりなロケを敢
行、スクリーンに映る各地の美しい景色が印象的な作品だ。
（シネマパリジャン、宣伝担当／岡ゆかり）
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03:シネマニュース
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★米俳優リチャード・ファーンズワース氏が短銃自殺
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10月6日、ハリウッド映画界で長年活躍してきた、俳優リチャード・ファーンズ
ワース氏が、ニューメキシコ州リンカーンの自宅で短銃自殺した。享年80歳。末期が
んを患っていたとも伝えられている。もともとジョン・フォード作品などでスタント
マンとして活躍。83年に『グレイフォックス』で初主演を果たした苦労人といえる。
ここ最近の出演作では、今年7月に日本でも公開された『ストレート・ストーリー』
（10月18日にビデオ＆DVDが発売。詳細はおすすめＶＩＤＥＯ参照）に主演。デ
ヴィッド・リンチ監督からは、「この役のために生まれてきた役者」と評されたほど
の名演をみせた。また、同作品で第72回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートさ
れ、最年長ノミネート男優として話題になった。
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★公開延期となった『エクソシスト』の監督がチャットで詳細を説明
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公開2日前の10月5日に、突然公開延期が決まった『エクソシスト〈ディレクター
ズ・カット版〉』。当初、その理由がウィリアム・フリードキン監督の意向、とだけ
アナウンスされていたが、その後、配給会社であるワーナー側から、「フィルムの一
部が公開できる質に達していないためプリントをし直す、という監督の指示があっ
た」と発表された。そして、監督がチャットで説明をしたいと提案（この模様は下記
サイト参照）、同7日の23時から1時間15分にわたり、日本のファンと質疑応答を行っ
た。最初に今回の件にお詫びをした監督は、突然の延期の理由に関し、「1ヶ月間休
暇をとっていた関係で、公開するフィルムをチェックしたのが遅れてしまった。最高
のクオリティでお観せしたいので、現在、フィルムをプリントし直している」とコメ
ント。さらに、「日本で公開する際は、日本に行ってしてみなさんにお会いしたい」
と来日を約束した。来春とされている公開日時の詳細に関しては、近日中に発表され
るとのこと。
□『エクソシスト〈ディレクターズ・カット版〉』OFFICIAL SITE
http://www.exorcist-jp.com/
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★学生製作映画を厳選して上映する“1st Cut”の開幕が迫る
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映画美学校の学生が作った映画を劇場公開する年に1度の上映会が“1st Cut”。こ
れまで、“FOUR FRESH!”と題し、初等科生による4本の短編劇映画を紹介してきた
が、3年目を迎えた今年は、ドキュメンタリー・プログラムを新設。さらに、例年よ
り上映期間を1週間伸ばし、10月28日（土）から11月17日（金）までの4週間に、『赤
い芝生』『APE（エイプ）』『信じる 信じない』など計8本の映画を上映する。これ
まで全2回の上映会からは、カンヌ国際映画祭などに正式招待された作品も生まれて
おり、今回も注目されている。会場は東京・渋谷のユーロスペース。チケットは前売
り、当日ともに800円。
□「1st Cut」 OFFICIAL SITE
http://go.to/1stcut
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★5回目となる「アフリカ映画祭」の上映作品が決定
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アフリカ映画の上映と現代アフリカ文化を紹介する祭典として、国際的にも注目さ
れている“東京アフリカ映画祭2000”が11月18日（土）から24日（金）まで、東京・
テアトル池袋にて開催される。今回の作品は、アフリカ最大の映画祭“フェスパコ”
で高い評価を受けた作品が多く、なかでも99年のグランプリを獲得したムエゼ・ンガ
ングラ監督の『アイデンティティ・ピーシズ』などが注目作品。また、選りすぐりの
短編映画を公開するほか、セネガルの故ジブリル・ジオップ・マンベティ監督の追悼
特集も行う。
□「東京アフリカ映画祭2000」 OFFICIAL SITE
http://www.jah.ne.jp/~frida/
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★今冬、映画の街・池袋にあの文芸坐が復活する
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1956年にオープンし、97年に閉館した名画座の老舗・文芸坐が、“新文芸坐”と名
を改めて復活する。この再スタートは映画館のスクリーンで、映画の喜び＆感動を肌
で感じてほしいというスタッフの熱意が実を結んだもの。待望のオープンは12月12日
を予定。オープニング特集として、“戦後日本映画 -時代が選んだ86本-”と題し、
『七人の侍』や『東京物語』といった、各年のキネマ旬報が選んだベスト3作品と観
客動員トップ3から、独自にセレクトした86本（期間中の土曜日のオールナイトを含
む）を順次上映。期間は第一部が12月12日～29日、第二部が2001年1月13日から30日
で、料金は1,300円、オールナイトが2,000円。多くの名画座が閉館をよぎなくされる
状況だけに、老舗復活に映画ファンの期待は大きい。
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04:ＰＩＣＫ ＵＰ ＭＯＶＩＥ
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【 劇場公開中の作品レビューをお届けします 】
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『五条霊戦記//GOJOE』 石井聰亙監督の集大成ともいえるニュータイプ時代劇
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デビュー作『高校大パニック』（78年）から『逆噴射家族』（84年）までは疾走感
あふれるパンクな映画づくりを実践。ところが『エンジェル・ダスト』（94年）以
降、前作『ユメノ銀河』（97年）までは深遠さ漂うアンビエントな作風に一転した監
督、石井聰亙。『五条霊戦記//GOJOE』は、そんな“動”と“静”の持ち味を見事に
ドッキングさせたニュータイプの時代劇だ。舞台は平安末期の京都。五条大橋では
次々と平家の武士が斬殺される事件が起こっていた。人々が鬼の仕業と恐れる中、そ
の鬼を斬るべく仏僧の弁慶（隆大介）は五条大橋へ向かう。刀コレクターの青年（永
瀬正敏）の力を借りて、事件の犯人である源義経（浅野忠信）と対峙するのだ
が……。おなじみ“牛若丸 vs 弁慶”の決闘を、ありきたりのコスチュームプレイに
陥らない奔放さで描写。特に殺陣の動きが見えないほどの迫力映像が話題で、炎に包
まれた五条大橋でのラストの決闘シーンは必見だ。また、弁慶と源義経を結びつける
刀コレクターの青年は、舞台を設定し両者の戦いを見届けるだけの、あたかもゲーム
プレイヤーといえる。「誰に感情移入するかで観方が変わる」と監督が言うように、
“熱さ”だけではなく多面性を持った興味深い作品だ。 （相田冬二）
□OFFICIAL SITE
http://www.go-joe.net/
◆有楽町・日劇東宝ほかにて公開中
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05:興行成績ベストテン
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全米で大ヒットした『X－メン』が、日本でも初登場で1位を獲得。9位の『五条霊戦
記//GOJOE』、10位の『ダンサー』と今週は3本の新作がランクインを果たしている。
先週1位の『マルコヴィッチの穴』が、3位にランクダウンしているのも気になるが、
公開14週目にしてついに『M:I-2』がベストテン圏外に落ちてしまった。
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今週 先週 タイトル 上映週
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1 初（―）X－メン （ 1週）
2 ↑（ 3）オータム・イン・ニューヨーク （ 3週）
3 ↓（ 1）マルコヴィッチの穴 （ 3週）
4 ↓（ 2）キッド （ 3週）
5 ↑（ 6）長崎ぶらぶら節 （ 4週）
6 ↑（ 7）U-571 （ 5週）
7 ↓（ 4）パトリオット （ 3週）
8 →（ 8）60セカンズ （ 5週）
9 初（―）五条霊戦記//GOJOE （ 1週）
10 初（―）ダンサー （ 1週）
興行通信社調べ2000/10/7～2000/10/11（銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計）
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06:ＢＡＣＫ ＴＯ ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ
『クレイドル・ウィル・ロック』（恵比寿ガーデンシネマにて公開中）
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“ジョン・キューザックは有名監督のお気に入り”
ティム・ロビンス監督の『クレイドル・ウィル・ロック』では姉のジョーン・
キューザックと共演しているジョン・キューザック（34歳）。彼は、ロビンスの監督
デビュー作『ボブ★ロバーツ』にも出演しているが、これまで組んできた監督の顔ぶ
れはなかなか豪華だ。年代順に振り返っても、『エイトメン・アウト』→ジョン・セ
イルズ、『グリフターズ 詐欺師たち』『ヒーロー 靴をなくした天使』→スティー
ヴン・フリアーズ、『ザ・プレイヤー』→ロバート・アルトマン、『心の地図』→マ
イケル・チミノ、『ケロッグ博士』→アラン・パーカー、そして『真夜中のサバナ』
ではクリント・イーストウッドと顔を合わせている。とりわけ印象的なのは『ウ
ディ・アレンの影と霧』『ブロードウェイと銃弾』と続けて登板したウディ・アレン
作品の彼だろう。特に『ブロードウェイ…』は、混迷する若い劇作家役がピッタリ
で、実に巧妙にアレンの分身を体現した。アレン映画はこれを境に若返り、以後ハズ
レなしの快進撃を続けている。そしてジョン・キューザック自身も、ついに監督作を
手がけたと伝えられており、その出来が楽しみだ。 （相田冬二）
【VIDEO】
『エイトメン・アウト』（1988年/アメリカ/1時間59分/ソニー・ピクチャーズ エン
タテインメント：2,980円）
『グリフターズ 詐欺師たち』（1990年/アメリカ/1時間49分/パイオニアLDC：
3,800円）
『ヒーロー 靴をなくした天使』（1992年/アメリカ/1時間57分/ソニー・ピクチャー
ズ エンタテインメント：3,800円）
『ボブ★ロバーツ』（1992年/アメリカ/廃盤）
『ウディ・アレンの影と霧』（1992年/アメリカ/1時間25分/ソニー・ピクチャーズ
エンタテインメント：15,800円）
『ザ・プレイヤー』（1992年/アメリカ/2時間4分/大映：3,689円）
『心の地図』（1993年/アメリカ/廃盤）
『ケロッグ博士』（1994年/アメリカ/2時間/エスピーオー：15,800円）
『ブロードウェイと銃弾』（1994年/アメリカ/1時間39分/アスミック：14,800円）
『真夜中のサバナ』（1997年/アメリカ/2時間35分/ワーナー ホーム ビデオ：2,980
円）
□OFFICIAL SITE
http://www.asmik-ace.com/CradleWillRock/
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07:おすすめＶＩＤＥＯ
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【 今週発売されるＶＩＤＥＯ＆ＤＶＤの情報をチェック 】
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『ストレイト・ストーリー』 73歳の老人によるトラクター・ロード・ムービー
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【データ】
1999年/アメリカ/2時間（10/18発売：コムストック、テレビ東京、ポニーキャニオ
ン）
監督：デヴィッド・リンチ 出演：リチャード・ファーンズワース
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜16,000円）
76歳の兄が心臓発作で倒れた事を知った、3歳年下の弟が主人公。アイオワ州に住
むアルヴィン・ストレイトは、この10年間仲違いしたままになっている兄の身を案じ
て1人旅に出る。時速8kmのトラクターは、560km先を目指していよいよ出発し
た……。10月6日に亡くなったR・ファーンズワースの遺作となった感動作。「地のま
まで演じ過ぎたために、演技を評価するアカデミー賞は取れなかった」と彼自身が
語っているほどのリアルな演技は必見だ。
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○さらにチェック！
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■『サマー・オブ・サム』1999年/アメリカ/2時間23分（10/18発売：ブエナ ビスタ
ホ－ムエンタ－テイメント）
77年のニューヨーク。連続殺人犯“サムの息子”によって1人、また1人と殺されて
行く。犯人は本当に“この人”なのか……？ 現在も服役中の実在の連続殺人犯をモ
デルにしたサイコ・サスペンス。
監督：スパイク・リー 出演：ミラ・ソルヴィーノ、ジョン・レグイザモ
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜16,000円）
■『ジャンヌと素敵な男の子』1997年/フランス/1時間38分（10/20発売：アルシネ
テラン）
美人で奔放なジャンヌと、エイズに犯されながら彼女を愛し、やがて彼女に感染さ
せてしまうオリヴィエの悲恋をミュ－ジカル仕立てに描く。見終わった後に、しみじ
みとした哀愁を残す作品。
監督：オリヴィエ・デュカステル 出演：ヴィルジニー・ルドワイヤン
カラー/ステレオ/字幕（税抜16,000円）
■『生きたい』1999年/日本/1時間59分（10/18発売：ポニーキャニオン）
痴呆症の進む父と、婚期を逃した躁鬱病の娘。40年間2人で暮らしながら、父を老
人ホームに入れざる得ない娘の戸惑いや悲しみを、大竹しのぶが熱演している。
監督：新藤兼人 出演：三國連太郎、大竹しのぶ、吉田日出子、塩野谷正幸
カラー/ステレオ（税抜16,000円）
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○新着ＤＶＤ情報
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■『イグジステンズ』1999年/カナダ/1時間37分（10/18発売：ポニーキャニオン）
近未来。自分の脊椎に直接繋いでプレイするゲーム“イグジステンズ”をめぐる陰
謀に巻き込まれた、男女の闘いを悪夢のようなイメージとともに描いている。特典と
して、メイキングやスペシャル・エフェクト解説、インタビュー映像を収録。
監督：デビッド・クローネンバーグ 出演：ジュード・ロウ、イアン・ホルム
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜4,700円）
■『チャイナタウン 製作25周年記念版』1974年/アメリカ/2時間10分（10/20発売：
CIC・ビクタービデオ）
若き日のJ・ニコルソンが私立探偵に扮するハードボイルド・ムービーの傑作。ロ
サンゼルで起きた政府絡みの殺人事件に巻き込まれた探偵ギテスの奔走をクールに描
く。製作25周年記念版特典として監督、脚本家のインタビューを収録。
監督：ロマン・ポランスキー 出演：ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜4,700円）
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○ Ｗｅｅｋｌｙレンタルビデオランキング 10月1日～10月7日
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◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆
レンタルビデオ全国総合ランキング（字幕＋吹替え版）
♪♪♪レンタル前に要チェック！♪♪♪ 【TSUTAYA調べ】
『ザ・ビーチ』が2位に初登場。しかし、レオナルド・ディカプリオの力を持ってし
ても、『マーシャル・ロー』を追い抜くことはできなかった。また、先週9位に初登
場した『アンドリューNDR114』が、今週は3位に大きくランクアップした以外、3位以
下は全てランクダウンしている。
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今週 先週 タイトル 発売元
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1 →（ 1）マーシャル・ロー フォックス ホーム エンターテイメント
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2 ↑（―）ザ・ビーチ フォックス ホーム エンターテイメント
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3 ↑（ 9）アンドリューNDR114 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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4 ↓（ 2）シックス・センス ポニーキャニオン
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5 ↓（ 3）ダブル・ジョパディー CIC・ビクタービデオ
----------------------------------------------------------------------------
6 ↓（ 5）シュリ アミューズソフト販売
----------------------------------------------------------------------------
7 ↓（ 6）エンド・オブ・デイズ 東宝
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8 ↓（ 4）ケイゾク/映画～Beautiful Dreamer～ 東宝
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9 ↓（ 8）ディープ・ブルー ワーナー ホーム ビデオ
----------------------------------------------------------------------------
10 ↓（ 7）スリーピー・ホロウ ポニーキャニオン
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＊このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータにより集計されています。
□TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/
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08:今週の美女
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◆エリザベス・シュー◆Elizabeth Shue [1963.10.6.生まれ]
色っぽさを全面に押し出さない清楚なイメージと、愛くるしさと優しさを感じさせ
る笑顔が印象的なブロンド美人。また、スレンダーなモデル体型が全盛の昨今、彼女
のような女性らしい体のラインは魅力的だ。プライベートでは、女優業と平行して名
門ハーバード大学の学位を取得。一児の母としての顔も持ち合わせているが、それら
を感じさせない気取りのない振る舞いが、人気の要因といえる。
▽最新作情報
『インビジブル』2000
監督:ポール・バーホーベン 出演:ケビン・ベーコン
□OFFICIAL SITE
http://www.invisible-jp.com/
▽おすすめな出演作品
『従妹ベット 復習の甘い罠』1998
監督:デス・マカナフ 出演:ジェシカ・ラング
『地球は女で回ってる』1997
監督:ビリー・クリスタル 出演:ウディ・アレン
『セイント』1997
監督:レスリー・チャーテリス 出演:ヴァル・キルマー
『リービング・ラスベガス』1995
監督:マイク・フィッギス 出演:ニコラス・ケイジ
『蒼い記憶』1994
監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ピーター・ギャラガー
『愛が微笑む時』1993
監督:ロン・アンダーウッド 出演:ロバート・ダウニーＪr
『ソープディッシュ』1991
監督:マイケル・ホフマン 出演:サリー・フィールド
『あなたに恋のリフレイン』1991
監督:ジュリー・リース 出演:キム・ベイシンガー
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART 3』1990
監督:ロバート・ゼメキス 出演:マイケル・J・フォックス
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART 2』1989
監督:ロバート・ゼメキス 出演:マイケル・J・フォックス
『カクテル』1988
監督:ロジャー・ドナルドスン 出演:トム・クルーズ
『ベスト・キッド』1984
監督:ジョン・G・アヴィルドセン 出演:ラルフ・マッチオ
★ ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈプレゼント情報
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★スペシャル企画「ラブシネマ」で上映される4作品の
ポストカード、プレスリリース、チラシをセットで5名の方にプレゼント
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6人の若手監督が“愛”をテーマに製作した新作を、東京・シネマ下北沢で連続上
映するスペシャル企画「ラブシネマ」。現在公開中の『東京ゴミ女』（監督/廣木竜
一、出演/中村麻美 ほか）をはじめ、『絵里に首ったけ』（監督/三原光尋、出演/大
河内奈々子 ほか）、『閉じる日』（監督/行定勲、出演/富樫真 ほか）、『張り込
み』（監督/篠原哲雄、出演/若林しほ ほか）の4作品のポストカード（各作品3枚、
計12枚）、プレスリリース、チラシをセットで5名の方にプレゼントいたします。
＜応募方法＞
ご希望の方は、「『ラブシネマ』プレゼント希望」と明記して、送付先住所（郵便
番号）、氏名、年齢、職業、電話番号、「MOVIE Watch」を読んだ意見・感想を必ず
お書き添えのうえ、下記メールアドレスまでご応募ください（発表はプレゼントの発
送をもってかえさせていただきます）。
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