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『シックス・デイ』の試写会に25組50名の方をご招待
01:おすすめロードショー
『キャスティング・ディレクター』
豪華なキャストで描く、真実のハリウッド
『シベリアの理髪師』
米国女性とロシア男性の恋を壮大なスケールで描いた感動作
○さらにチェック！
『カノン』、『最愛の夏』 ほか
02:新作先取り情報
『サイレンス』
盲目の少年の姿を詩的に描いた、イランの奇才マフマルバフ監督最新作
『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』
国籍を超えた家族の愛を描いたハートフル・ストーリー ほか
03:シネマニュース
『宮廷料理人ヴァテール』のローランド・ジョフィ監督来日記者会見
前売りが開始される「第13回東京国際映画祭」の上映作品が決定 ほか
04:ＰＩＣＫ ＵＰ ＭＯＶＩＥ
『マルコヴィッチの穴』
俳優マルコヴィッチを舞台に繰り広げる、シュールな物語
05:興行成績ベストテン
『パトリオット』ほか初登場の4作がベスト4を独占
06:ＢＡＣＫ ＴＯ ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ
リチャード・ギアが独自の魅力を発揮した『天国の日々』
07:おすすめＶＩＤＥＯ
『ザ・ビーチ』
伝説の楽園にたどり着いたディカプリオ達を待っていたものは……
○さらにチェック！
○新着ＤＶＤ情報
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08:今週の美女
ミニー・ドライバー
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http://www.watch.impress.co.jp/movie/
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01:おすすめロードショー
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【 今週末のオススメ封切り作品をセレクト！ 】
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『キャスティング・ディレクター』 豪華なキャストで描く、真実のハリウッド
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9月30日より渋谷シネパレスほかにて公開 1998年/アメリカ/2時間5分 ◆監督：ア
ンソニー・ドラザン ◆脚本：デヴィッド・レイブ ◆出演：ショーン・ペン、ケビ
ン・スペイシー、メグ・ライアン、ロビン・ライト・ペン、チャズ・パルミンテリ
◆配給：ザナドゥー
華やかなハリウッド映画業界で、花形キャスティング・ディレクターとして活躍し
ているエディ。誰もが憧れる仕事ながら、彼にとってはムカつくことだらけで、人生
に疲れきっていた。さらに、居候のミッキーと自分の彼女との浮気問題や、担当の俳
優が引き起こす揉め事、そして友人の事故死などでますます落ち込むことに。そんな
彼が、ひとり娘のために体を張って生きている娼婦のボニーと出会い……。華麗なハ
リウッド映画業界の内実に鋭く迫った、ハイテンション・ドラマ。人生の不安を拭え
ないディレクターを演じたS・ペンをはじめ、K・スペイシー、M・ライアンほか豪華
キャストの熱演にも注目したい。
□OFFICIAL SITE
http://www.pldc.co.jp/movie/movie/castingdirector/
□MOVIE Watchシネマプレビュー
http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/pre_index.htm
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『シベリアの理髪師』 米国女性とロシア男性の恋を壮大なスケールで描いた感動作
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9月30日より有楽町スバル座ほかにて公開 1999年/フランス＝ロシア＝イタリア＝
チェコ/2時間42分 ◆監督：ニキータ・ミハルコフ ◆脚本：ルスタム・イブラギム
ベコフ、ニキータ・ミハルコフ ◆出演：ジュリア・オーモンド、オレグ・メンシコ
フ、リチャード・ハリス、アレクセイ・ペトレンコ ◆配給：日本ヘラルド
『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』など、堂々とした作風で知られるモ
スクワ生まれの監督ニキータ・ミハルコフ。5年ぶりとなるこの新作も、安心して楽
しめるスケールの大きいメロドラマに仕上がっている。舞台は1885年の帝政ロシア。
シベリア森林開墾の技術開発に携わる発明家を訪ねてモスクワにやって来たアメリカ
人女性が、ひょんなことから士官学校生の若者と恋に落ち、それが思わぬ悲劇を呼び
起こしていく……。2時間42分という長尺ながら、分厚いハードカバーの小説を一気
に読んでしまったような満足感が心地よく生まれる。ヒロインのジュリア・オーモン
ドが、意外なほどロシアの風景に溶け込んでいるのも見どころのひとつだ。
□OFFICIAL SITE
http://www.toho.co.jp/cinema/shibe/
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○さらにチェック！ 今週末時点の劇場公開作、５本紹介
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■『カノン』 9月30日より渋谷・シネマライズ
わずか40分の短編ながら、その鮮烈な映像表現で一躍時代の寵児となった『カル
ネ』のギャスパー・ノエ監督がついに完成させた続編的な長編作品。主軸となるの
は、かつて馬肉屋だった中年男と施設にいる無口な娘との複雑な関係で、近親相姦風
のニュアンスが漂う点は前作と共通している。しかし、感情を断ち切るように終わっ
た『カルネ』とはまったく肌触りの違うラストが用意されており、映画作家としての
成長ぶりを見せつける。
□OFFICIAL SITE
http://canon-jp.com/
■『最愛の夏』 9月30日より有楽町・シネ・ラ・セット
昨年の東京国際映画祭でグランプリに輝いた台湾映画。盲目の両親と知的障害者の
弟の面倒を見ながら、日常をたくましく生き抜いていく少女の姿を見つめる。ホウ・
シャオシエンのもとで映画を学んだという新鋭チャン・ツォーチの演出は実直なが
ら、感傷的にならない骨太さがあり、とりわけ主演の新人女優リー・カンイを輝かせ
ることに見事な成果をあげている。
□OFFICIAL SITE
http://www.bitters.co.jp/filmbook/dklt/top.html
□MOVIE Watchシネマプレビュー
http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/pre_index.htm
■『クリミナル・ラヴァーズ』 9月30日より渋谷・ユーロスペース
独特のクールな視点とポップな語り口で注目を浴びた『ホームドラマ』のフランソ
ワ・オゾン監督。この長編第2作も、短編映画界の帝王として活躍していた彼ならで
はの着眼点で、実にスリリングなサスペンスに仕上がっている。同級生を殺害した高
校生カップルが森に迷い込み、ある大男に監禁される……。ブラックジョークで綴っ
たアブないおとぎ話とでもいうべき内容。冷ややかなタッチが予期せぬ戦慄を招く。
□OFFICIAL SITE (仏語)
http://www.marsfilms.com/amants/
□MOVIE Watchシネマプレビュー
http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/pre_index.htm
■『ヘヴンズ・バーニング』
9月30日より渋谷・シネ・アミューズ イースト／ウエスト
活動拠点をアメリカに移している工藤夕貴が、『ヒマラヤ杉に降る雪』以前に出演
していたオーストラリア映画。『インサイダー』『グラディエーター』と、今年は当
り年といえる大躍進を見せているラッセル・クロウと共演している。オーストラリア
に新婚旅行でやって来た女性が伴侶のもとから逃げ出し、銀行強盗犯と恋に落ちると
いう物語。ある意味では、工藤夕貴の女優人生を象徴しているかのような内容で、深
読みするとさらに面白い。
■『本日またまた休診なり』 9月30日より池袋・シネマ・ロサ
あまり知られていないが、山城新伍はコンスタントに監督作品を発表している。昨
年の『週刊バビロン』では辛辣なマスコミ批判を繰り広げたが、今回は実父がモデル
なだけに、ノスタルジックで穏やかなムードのなか、ある医師の人情劇を自らの主演
で紡いでいる。戦後間もない京都が舞台。細やかなエピソードの積み重ねに、映画人
としての年輪が色濃く滲んでいる。
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02:新作先取り情報
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【 公開を待ちわびる新作情報をお届けします 】
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■『サイレンス』
11月下旬 渋谷シネマ・ソサエティ
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盲目の少年コルシッドは、ロシアに出稼ぎに行った父親を待ちながら、母親と暮ら
している。彼は、さくらんぼやパンなどからも“音”を感じられるほど、並はずれた
聴覚を持っていた。しかし、その聴覚が悲劇を巻き起こすことに……。イランの奇才
モフセン・マフマルバフ監督の、『ギャベ』『パンと植木鉢』に続く長編最新作。
≪プロモーターからひと言≫
日常のさまざまな環境に翻弄されつつも、自分自身の人生を生きていく少年の姿
は、繊細でとても力強い。その色彩豊かな映像美と詩的なストーリー展開で、日本で
も熱狂的ファンを増やし続けているマフマルバフ・ワールドは、一度はまったら抜け
出せません。とくとご堪能あれ。 （アルバトロス、宣伝担当／筒井史子）
□OFFICIAL SITE
http://www.albatros-film.com/silence.html
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■『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』
12月中旬 有楽町スバル座 ほか
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ビル一家はパリで暮らすアメリカ人。養子に迎えたフランスの少年ブノワも次第に
心を開き始め、娘シャンヌと共に思春期を迎える。子供達が10代の内に母国へ移った
方がいいと考えたビルは、一家でアメリカへ移住することに。しかしビルは体調を崩
し始める……。子供達の成長と親子の愛を描いた心温まる物語。
≪プロモーターからひと言≫
リーリー・ソビエスキーという女優をご存知ですか。『ディープ・インパクト』で
は、イライジャ・ウッドの彼女役。『アイズ・ワイド・シャット』では、トム・ク
ルーズを翻弄する貸衣装屋の娘役。仏生まれの18歳。実年齢に近い今回のシャンヌ役
は、いい感じですよ。 （日活、宣伝担当／安田智）
□OFFICIAL SITE (英語）
http://www.merchantivory.com/soldiers.html
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■『ハムレット』
12月上旬 恵比寿ガーデンシネマ ほか
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NYのマルチメディア企業、デンマーク社の社長が死去した。父の死に疑問を抱く映
画監督志望のハムレットは、留学先のイギリスから帰国し、後継者となった父の弟に
疑いを持つ。やがて彼は“弟が王の兄を殺す”という映画を作るのだが……。
≪プロモーターからひと言≫
シェイクスピアの最高傑作が2000年のNYを舞台に蘇りました。摩天楼のもとで苦悶
するハムレット役にイーサン・ホーク。そのほかサム・シェパード、カイル・マクラ
クラン、ビル・マレーといった名優揃い。モーチーバ、プライマル・スクリームの
ビートに乗って復活したクールでポップな『ハムレット』です。
（ザナドゥー、宣伝担当／星加久実）
□OFFICIAL SITE
http://www.shochiku.co.jp/cinema/hamlet/
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03:シネマニュース
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★『宮廷料理人ヴァテール』のローランド・ジョフィ監督来日記者会見
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9月25日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャード・ホールにて『宮廷料理人ヴァテー
ル』のローランド・ジョフィ監督来日記者会見が行われた。17世紀を舞台にした本作
について、「この映画は3日間の宴について描かれているが、それと同時に裏の人間
模様、すなわち権力というものがどのようにものを支配するのかを描きたかった」と
語った。また、よりリアリティを出すために本物の料理を使ったという。「撮影の合
間に、俳優たちの口がもぐもぐ動いていると思ったらセットのチーズが消えたりし
た。でも食べることがテーマなのでそれもいいかなと思い、放っておいたんだ」な
ど、撮影時のエピソードを披露。質問が衣装に及ぶと、「時代検証をきちんと行いつ
つも、日本の着物を特に参考にした。あれ程華美なデザインは、なかなか見当たらな
いからね」と、日本びいきな一面を覗かせた。本作品は11月4日よりBunkamuraル・シ
ネマ1、2での同時公開を皮切りに全国ロードショーされる。
□OFFICIAL SITE (仏語)
http://www.vatel-lefilm.com/
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★前売りが開始される「第13回東京国際映画祭」の上映作品が決定
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東京・渋谷のBunkamuraを中心に開催される「第13回東京国際映画祭」。いよいよ
開催（10月28日～11月5日）が迫り、前売りチケットの発売が9月30日（土）より開始
される。特別上映作品のラインナップも大決定。オープニング作品はアーノルド・
シュワルツェネッガー主演の『シックス・デイ』。初日の10月28日には本人が舞台挨
拶を行う。また、クロージング作品として、米TVシリーズで人気を博した『チャー
リーズ・エンジェル』が上映されることとなった。上映当日には主演のキャメロン・
ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの3人も来日予定。そのほか本年
度のカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した話題作『ダンサー・イン・ザ・ダー
ク』も公開される。出演者がゲストとして舞台挨拶をする作品は人気が集中するだけ
に、チケットは早めに押さえておこう。
□東京国際映画祭 OFFICIAL SITE
http://www.tokyo-filmfest.or.jp/
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★「東京国際ファンタスティック映画祭」がいよいよ開幕
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“映画好きが開催する映画好きのためのイベント”として、「東京国際ファンタス
ティック映画祭」が10月27日から11月3日にかけて開催される。10月28日の開会式で
はオープニング作品として『漂流街』を上映。当日は三池崇史監督や出演者らもゲス
トとしてステージに上がる。また、松田龍平の主演で話題となっている『死びとの恋
わずらい』（監督・渋谷和行）やイーキン・チェン主演の香港映画『決戦・紫禁城』
など話題作が目白押し。11月3日の最終上映では“追悼スタンリー・キューブリッ
ク”と題し、ニュープリント・バージョンの『2001年宇宙の旅』が公開される。チ
ケットの発売は9月30日（土）より。指定券が売り切れの場合は当日立見券を販売す
る予定。
□東京国際ファンタスティック映画祭 OFFICIAL SITE
http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/
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★『漂流街』の完成試写会にともない三池監督＆キャストが記者会見
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11月に全国東宝洋画系で公開される三池崇史監督の最新作『漂流街』の完成披露試
写会＆記者会見が、9月26日、東京のル・テアトル銀座にて行われた。会見には三池
監督と主演のTEAH（テア）、及川光博、吉川晃司らが出席。さらに、香港からミッ
シェル・リーも来日し、華を添えた。作風が日本映画の枠を超えているという声に対
し、監督は「特に日本映画という区切りは付けていません。あまり日本映画に入れて
もらえないし、日本映画を変えようという意識もない。楽しくできればいいですね」
とコメント。暴力的なシーンに対してミッシェルは、「殴られるシーンは楽ですね。
殴るシーンのほうが相手を心配してしまって難しい」と笑顔で答えた。また、日本語
だけでなく北京語やポルトガル語など外国語のセリフが多い本作だが、TEAHをはじ
め、出演者はそれほど大変ではなかった模様。会見の途中から参加した吉川は、「こ
の映画では拳銃をいっぱい撃てたのが楽しかったね。今や三池組の一員です。多分も
う1本くらい三池組でやると思います」と、監督との次回作に意欲満々だった。
□OFFICIAL SITE
http://www.hyoryugai.com/
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★DVD『グリーンマイルSPECIAL BOX』の発売が決定
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日本で興業収入65億円のヒットを記録した、スティーヴン・キング原作、トム・ハ
ンクス主演の感動ドラマ『グリーンマイル』がDVDで12月15日に発売される。セル盤
は本編と特典映像に分かれた2枚組で5,565円（税込）。本編ディスクには日本で初め
ての試みとして、日本語音声ガイドと称した視聴覚障害者用にガイド・ナレーション
が収められている。さらに、特典ディスクには撮影前後に行われたスタッフ＆キャス
トへのインタビューや予告編など約80分にも及ぶ映像を収録。
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04:ＰＩＣＫ ＵＰ ＭＯＶＩＥ
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【 劇場公開中の作品レビューをお届けします 】
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『マルコヴィッチの穴』 俳優マルコヴィッチを舞台に繰り広げる、シュールな物語
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ビースティ・ボーイズの「サボタージュ」を始め、MTVやCFの世界で数々の秀作を
放ってきたスパイク・ジョーンズの記念すべき監督第1作。とはいえ、プロモーショ
ンビデオ出身者にありがちなスタイリッシュな映像派ではない。むしろ、脚本重視の
堅実な語り口でぐいぐい見せる正統派である。しがない人形遣いの若者がしょうがな
く就職したオフィスは、なぜかビルの7と1/2階にあった。彼はそこで俳優のジョン・
マルコヴィッチの脳内につながった謎の“穴”を発見する……。映画は、15分間だけ
マルコヴィッチの私生活を体験できるというこの“穴”を巡って展開する。シュール
な設定だが、それをSFやコメディとしてとらえるのではなく、人間の心理探索のツー
ルとして“やわらかい哲学”とも呼べるテーマを追求する手腕は見事。しかも、ちっ
とも小難しくないタッチで、深い示唆に富んだラストまで連れて行く。マルコヴィッ
チ自身がマルコヴィッチの脳内を体験するというシークエンスもあり、精神と肉体の
関係性をポップにとらえる新世代の登場といえそうだ。膨大な情報量から、想像力の
深化へ……映画メディア自体が『マルコヴィッチの穴』以降、大きく変化していくこ
とも予感させる。 （相田冬二）
□OFFICIAL SITE
http://www.mal-ana.com/
◆渋谷・東急文化会館ほかにて公開中
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05:興行成績ベストテン
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なんと、1位から4位までが初登場。2位の『マルコヴィッチの穴』を僅差で押さえ
て、メル・ギブソン主演の『パトリオット』が首位に輝いた。同じく初登場組の
『キッド』『オータム・イン・ニューヨーク』の差もわずか、映画界はまさに秋の陣
といえる状況だ。その中で、12週目を迎えた『M:I-2』はどこまで粘れるか？
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今週 先週 タイトル 上映週
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1 初（―）パトリオット （ 1週）
2 初（―）マルコヴィッチの穴 （ 1週）
3 初（―）キッド （ 1週）
4 初（―）オータム・イン・ニューヨーク （ 1週）
5 ↓（ 1）長崎ぶらぶら節 （ 2週）
6 ↓（ 3）U-571 （ 3週）
7 ↓（ 2）ホワイトアウト （ 6週）
8 ↓（ 4）60セカンズ （ 3週）
9 ↓（ 5）M:I-2 （12週）
10 ↓（ 6）ミュージック・オブ・ハート （ 3週）
興行通信社調べ2000/9/23～2000/9/27（銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計）
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06:ＢＡＣＫ ＴＯ ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ
『オータム・イン・ニューヨーク』（日比谷みゆき座ほかにて公開中）
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“リチャード・ギアが独自の魅力を発揮した『天国の日々』”
リチャード・ギアも気がつけば51歳。『オータム・イン・ニューヨーク』は、『プ
リティ・ウーマン』（1990年）以降定番になっている“女にはモテるが、本気で好き
になった女はいなかった男”という役どころ。その哀感があるからこそ、年の離れた
画学生との純愛、そして死に別れの物語が引き立つ。彼のパブリック・イメージの根
底にあるのは、『アメリカン・ジゴロ』（1980年）出演時に注目を集めた“セク
シー”という概念だ。ここでのセクシーとは、たとえばオシャレなスーツが似合う洗
練されたものであり、ギラギラした野性的なものではない。しかし、ギア自身にワイ
ルドな個性がないわけではなかった。たとえば『天国の日々』（1978年）。昨年、奇
蹟の復活を遂げた『シン・レッド・ライン』のテレンス・マリック監督第2作で、熱
狂的なファンが多いことで知られる伝説の作品である。ここでの彼は、20世紀初頭、
不況の真っ只中でテキサスの農村に流れつき、ようやく仕事にありついた青年が直面
する悲劇を体現。ハングリーと形容してもいいほど、ふてぶてしいたたずまいと切羽
詰ったまなざしを持っている。その後の彼はヒット作に恵まれ、どんどんイメージを
磨き上げていったが、『天国の日々』はリチャード・ギアという男の原石を知るうえ
でも一度は観ておきたい名作である。 （相田冬二）
【VIDEO】
『天国の日々』（1978年/アメリカ/1時間33分/CIC・ビクタービデオ：3,689円）
『アメリカン・ジゴロ』
（1980年/アメリカ/2時間21分/CIC・ビクタービデオ：3,689円）
『プリティ・ウーマン』（1990年/アメリカ/1時間59分/ブエナ ビスタ ホ－ムエン
タ－テイメント：2,980円）
□OFFICIAL SITE
http://www.autumninNY.com/
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07:おすすめＶＩＤＥＯ
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【 今週発売されるＶＩＤＥＯ＆ＤＶＤの情報をチェック 】
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『ザ・ビーチ』 伝説の楽園にたどり着いたディカプリオ達を待っていたものは……
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【データ】
1999年/アメリカ/1時間59分（10/6発売：フォックス ホーム エンターテイメント）
監督：ダニー・ボイル 出演：レオナルド・ディカプリオ、ロバート・カーライル
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜17,000円）
アメリカからタイへ冒険旅行にやって来た、ディカプリオ扮する青年リチャード。
ある日宿泊先で出会った謎の男ダフィから、地図を渡される。それは、今も孤島に残
る伝説の楽園への道しるべだった。興味にかられたリチャードは、隣の部屋のカップ
ルを誘い、楽園を目指す。そこで3人が見たものは……。イギリスで大ベストセラー
になった同名小説の映画化。レオナルド・ディカプリオがじわじわと精神を蝕まれて
ゆく主人公を好演。
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○さらにチェック！
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■『アンドリューNDR114』1999年/アメリカ/2時間11分（9/29発売：ソニー・ピク
チャーズ エンタテインメント）
感情が芽生え、人間になりたいと願う家事用ロボットの葛藤を描く、心温まる
ヒューマン・ムービー。R・ウィリアムズが実際に半分以上マスクを付けて熱演。
監督：クリス・コロンバス 出演：ロビン・ウィリアムズ、エンベス・デイビッツ
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜15,800円）
■『SLAM スラム』1998年/アメリカ/1時間49分（10/6発売：K2エンタテインメント）
自分のラップでレーベルを始めたいと夢見る若者レイ。少量の麻薬所持で逮捕され
てしまった彼が、言葉の力で暴力の連鎖を断ち切ろうとする物語。98年カンヌ映画
祭で新人賞＆観客賞、サンダンス映画祭でグランプリを受賞した話題作。
監督：マーク・レビン 出演：ソウル・ウィリアムズ、ソニア・ソン
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜16,000円）
■『破線のマリス』1999年/日本/1時間48分（10/6発売：アスミック・エース）
ニュース番組の敏腕編集者、遥子が、送られて来た1本のビデオテープを放送した
ことによって人生を狂わされていくサイコ・サスペンス。原作・脚本は同名の小説で
江戸川乱歩賞を受賞した野沢尚。
監督：井坂聡 出演：黒木瞳、陣内孝則、山下徹大、筧利夫、白井晃、中尾彬
カラー/ステレオ（税抜16,000円）
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○新着ＤＶＤ情報
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■『メン・イン・ブラック』1997年/アメリカ/1時間38分（9/29発売：ソニー・ピク
チャーズ エンタテインメント）
密かに地球に侵入してくるエイリアンを監視する機関MIBを舞台に、担当捜査官の
地球存亡を賭けた戦いを描くSFX大作。“コレクターズ”“DTS”“リミテッド”の3
バージョンで発売され、特に“リミテッド”はメイキングや未公開シーンなど、17大
特典を収録したディスクと本編との2枚組になっている豪華版。
監督：バリー・ソネンフェルド 出演：トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜3,800円～5,300円）
■『鬼教師ミセス・ティングル』1999年/アメリカ/1時間36分（10/6発売：アスミッ
ク・エース）
推薦入学のためには何としてもほしいオールA。優等生アンに立ちはだる鬼教師
ティングルの壮絶ないじめを描いたアクション・サスペンス。映像特典として、日本
版＋アメリカ版予告編、キャスト・スタッフ・インタビュー、撮影風景を収録。
監督：ケヴィン・ウィリアムスン 出演：ケイティ・ホームズ、ヘレン・ミレン
カラー/ステレオ/字幕/吹替（税抜4,700円）
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○ Ｗｅｅｋｌｙレンタルビデオランキング 9月17日～9月23日
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◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆
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♪♪♪レンタル前に要チェック！♪♪♪ 【TSUTAYA調べ】
アシュレイ・ジャッド主演のアクション映画『ダブル・ジョパディー』が10位に初登
場。また、8月31日のリリース以来ベストテン圏外に落ち着いていた『リトル・マー
メイド2～Return to The Sea』が、3週目にして突然9位にランクインしている。首位
は、先週に続き『マーシャル・ロー』がキープ。
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今週 先週 タイトル 発売元
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1 →（ 1）マーシャル・ロー フォックス ホーム エンターテイメント
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2 →（ 2）シックス・センス ポニーキャニオン
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3 ↑（ 6）ケイゾク/映画～Beautiful Dreamer～ 東宝
----------------------------------------------------------------------------
4 ↓（ 3）シュリ アミューズソフト販売
----------------------------------------------------------------------------
5 →（ 5）スリーピー・ホロウ ポニーキャニオン
----------------------------------------------------------------------------
6 ↑（ 7）エンド・オブ・デイズ 東宝
----------------------------------------------------------------------------
7 ↑（ 8）ディープ・ブルー ワーナー ホーム ビデオ
----------------------------------------------------------------------------
8 ↓（ 4）救命士 ブエナ ビスタ ホ－ムエンタ－テイメント
----------------------------------------------------------------------------
9 ↑（12）リトル・マーメイド2～Return to The Sea
ブエナ ビスタ ホ－ムエンタ－テイメント
----------------------------------------------------------------------------
10 初（―）ダブル・ジョパディー CIC・ビクタービデオ
----------------------------------------------------------------------------
＊このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータにより集計されています。
□TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/
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08:今週の美女
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◆ミニー・ドライバー◆Minnie Driver [1970.1.31.生まれ]
カリブ海のバルバドス島で幼少期を過ごしたからか、ややエキゾチックなルックス
が魅力の個性派女優。スレンダーなスタイルを生かした活発な役柄から、しっとりと
した役まで幅広く演じ分ける演技力は高い評価を得ている。また、ハスキーボイスを
生かして『ターザン』や英語バージョンの『もののけ姫』など、多くのアニメ作品で
声の出演をしており、ファンの方はそちらも要チェックだ。
▽最新作情報
『この胸のときめき』2000
監督:ボニー・ハント 出演:デヴィッド・ドゥカブニー
□OFFICIAL SITE
http://www.uipjapan.com/rtm/
▽おすすめな出演作品
『理想の結婚』1999
監督:オリバー・パーカー 出演:ケイト・ブランシェット
『フラッド』1998
監督:ミカエル・サロモン 出演:クリスチャン・スレーター
『グッド・ウィル・ハンティング／旅立ち』1997
監督:ガス・バン・サント 出演:ロビン・ウィリアムズ
『ポイント・ブランク』1997
監督:ジョージ・アーミテイジ 出演:ジョン・キューザック
『リストランテの夜』1996
監督:スタンリー・トゥッチ、キャンベル・スコット 出演:イアン・ホルム
『スリーパーズ』1996
監督:バリー・レビンソン 出演:ロバート・デ・ニーロ
『ゴールデンアイ』1995
監督:マーティン・キャンベル 出演:ピアース・ブロスナン
『サークル・オブ・フレンズ』1995
監督:パット・オコナー 出演:クリス・オドネル
★ ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈプレゼント情報
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★DVDプレイヤーを1名様に 『シックス・デイ』の試写会に25組50名の方をご招待
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下記のアンケートにお答えくださった方から、抽選で1名様に東芝DVDプレイヤー
「SD－1200」をプレゼント。さらに12月16日より、日比谷スカラ座ほかにて公開予定
の『シックス・デイ』（監督/ロジャー・スポティスウッド、出演/アーノルド・シュ
ワルツェネッガー、サラ・ウインターほか）の試写会に25組50名の方をご招待いたし
ます。
◆生物を再生させることが可能となった近未来。人間の再生のみ法律によって禁止さ
れていた社会の中で、“もうひとりの自分”を目の当たりにした男の闘いを描いてい
く。アーノルド・シュワルツェネッガーが、自分の生活を取り戻すために闘う男をフ
ルパワーで演じたSFアクションだ。
＜日時＞12月1日（金）18：00開場／18：30開映
＜場所＞東京・よみうりホール（JR・地下鉄、ともに有楽町駅下車徒歩2分）
＜応募方法＞
ご希望の方は、下記URLの応募フォームに必要事項を記入してください。
（発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます）。
■応募先URL
https://cgi1.watch.impress.co.jp/cgibin/impwatch/movie/enquete.plx?start=1
■締め切りは10月6日（金）
□OFFICIAL SITE (英語)
http://www.spe.sony.com/movies/the6thday/
□東芝DVDプレイヤー「SD-1200」
http://www3.toshiba.co.jp/dvd/j/player/p_fr.htm
▼配信先の変更 ──────────────────────────────
下記URLよりメールアドレスを入力し、案内にしたがい変更をしてください。
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▼購読中止 ────────────────────────────────
購読中止の場合は下記URLにアクセスし、記入欄に配信先のメールアドレスを入力し
た後、購読中止ボタンを押してください。
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