■MOVIE Watch(毎週金曜日発行:無料) ──────────2000-2-4☆HEADLINE☆────────────────────────────☆MOVIE Watchプレゼント情報 先週末の全米興行収入で、初登場第1位 『氷の接吻』の劇場招待券を5組10名の方にプレゼント[1]オススメロードショー 『アンナと王様』  東洋と西洋の二大スター共演で贈る、壮大な愛と感動のロマン大作 『ワールド・イズ・ノット・イナフ』  冒頭から贅沢に魅せてくれる怒濤のアクションに釘づけ! 『シビル・アクション』  豪華さハデさはないが、スティーブン・ザイリアン監督がじっくりと深くみせる ○ CHECK 5本! 『シャンドライの恋』、『コンフェッション』 ほか[2]新作先取り情報 『フェリシアの旅』  心の癒しをテーマに据えたアトム・エゴヤン監督最新作 『ボイスレター』  パトリック・スウェイジ主演の本格サスペンス・スリラー ほか[3]シネマニュース 『マグノリア』、ポール・トーマス・アンダーソン監督来日記者会見 『ロゼッタ』、監督のリュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ兄弟が来日 ほか[4]ピックアップシネマ 『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』 人生の岐路に立つ男の飾らないドラマ[5]興行成績ベストテン 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が再び首位に[6]オススメVIDEO 『シンプル・プラン』 降り積もる雪と共に、罪と悲しみが折り重なった ○ CHECK 3本! ○ DVD CHECK! ○ Weeklyレンタルビデオランキング[7]BS&CS今週のオススメ 『ランナウェイ』、『リプレイスメント・キラー』 ほか[8]今週の美女 クリスティーナ・リッチ☆――――――――――――――――――――― MOVIE Watchの発行は毎週金曜日☆[1] オススメロードショー──────────────────────────────────────        【 今週末のオススメ封切り作品をセレクト! 】──────────────────────────────────────『アンナと王様』 東洋と西洋の二大スター共演で贈る、壮大な愛と感動のロマン大作──────────────────────────────────────2月5日より日本劇場ほかにて公開 1999年/アメリカ/2時間27分 ◇監督:アンディ・テナント ◇脚本:スティーブ・ミアーソン、ピーター・クライクス◇出演:ジョディ・フォスター、チョウ・ユンファ、バイ・リン、トム・フェルトン、シード・アルウィ、ランダル・ダク・キム ◇配給:FOX 結婚後すぐに夫を失ったアンナ(ジョディ・フォスター)は、息子のルイ(トム・フェルトン)を1人で育ててきたが、シャムのモンクット王(チョウ・ユンファ)からの依頼で、王子たちの家庭教師をするために息子を連れてシャム国へとやってきた。母国イギリスとあまりにも違う環境で戸惑う彼女だったが、次第に王と心を通わせていき……。 アジアの大スター、チョウ・ユンファと、ハリウッドの大スター、ジョディ・フォスター共演作。東洋を舞台に、文化や人種、国境を越えた一大ロマンがスクリーン上に繰り広げられる。ダンスシーンでみせるチョウ・ユンファの笑顔がいい。□OFFICIAL SITE http://www.foxjapan.com/anna/──────────────────────────────────────『ワールド・イズ・ノット・イナフ』 冒頭から贅沢に魅せてくれる怒濤のアクションに釘づけ!──────────────────────────────────────2月5日より日比谷映画ほかにて公開 1999年/イギリス/2時間08分 ◇監督:マイケル・アプテッド ◇脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ブルース・フィアステイン ◇出演:ピアース・ブロスナン、ソフィー・マルソー、ロバート・カーライル、デニース・リチャーズ、ロビー・コルトレーン、ジュディ・デンチ、デズモンド・リューウェリン、ジョン・クリース ◇配給:UIP 007シリーズ第19作目の本作は、スペイン、イギリス、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルコと、世界中を飛び回る作品に仕上がっている。今回、ジェームズ・ボンド役がすっかり板についたピアース・ブロスナンがみせてくれるのは、旧ソビエトから中東に延びる「石油パイプライン」をめぐっての、凶悪テロリストとのバトルと、ソフィー・マルソー&デニース・リチャーズらボンドガールとのお色気ありのサスペンス。2000年の幕開けを飾るかのように、冒頭からのアクションが凄まじいぞ。□OFFICIAL SITE http://www.007-jp.com/──────────────────────────────────────『シビル・アクション』 豪華さハデさはないが、スティーブン・ザイリアン監督がじっくりと深くみせる──────────────────────────────────────2月5日よりシャンテ・シネ、シネマ・カリテにて公開 1998年/アメリカ/1時間55分 ◇監督・脚本:スティーブン・ザイリアン ◇出演:ジョン・トラボルタ、ロバート・デュバル、キャサリン・クインラン ◇配給:UIP ボストンで法律事務所を経営する敏腕弁護士ジャン・シュリクマン(ジョン・トラポルタ)は、ある日、1本の電話を受けたことから、ニューイングランドの田舎町に端を発した、河川の汚染被害に関する民事訴訟に次第にのめり込んでいく……。トラボルタと相手方弁護士を演じるロバート・デュバルが、迫真の演技合戦を展開する。監督・脚本を手がけたスティーブン・ザイリアンの、じっくりと深みのある演出も見逃せない。□OFFICIAL SITE http://movies.go.com/civilaction/index.html============================================================================○ CHECK 5本! 今週末時点の劇場公開作、よりどり5本も要チェック============================================================================チェック度1=★ チェック度2=★★ チェック度3=★★★(劇場へ急げ!)■『シャンドライの恋』 2月5日よりシネスイッチ銀座ほか ★★★政治活動家の夫が逮捕されたシャンドライは、医者をめざしてアフリカからローマに渡り、英国人音楽家キンスキーの屋敷で使用人として働くことになるが……。文化や思想の壁に揺れる男女の官能美を、ベルナルド・ベルトルッチ監督が映像化した。□OFFICIAL SITE http://www.amuse-soft.com/theater/shandurai/shandurai.html■『コンフェッション』 2月5日より渋谷シネパレスほか ★★元弁護士のローソンは、ある有力者を有罪にしようとして法廷の世界から抹殺された。そんな彼が、ある日、出来心から盗作した推理小説を発表して話題になるが、小説と同じ手口の殺人が起こり……。キューバ・グッティングJr.主演のミステリー。□OFFICIAL SITE http://confession.gaga.ne.jp/■『釣りバカ日誌イレブン』 2月5日より丸の内プラゼールほか ★★★人気シリーズ13作目の今回、スーさんとハマちゃんの2人は、会社の費用で沖縄にやってきた。もちろん、仕事そっちのけで釣り三昧の日々を送るはずだったが、ひょんなことからハマちゃんが漂流してしまい、無人島に漂着して……。□OFFICIAL SITE http://www.shochiku.co.jp/tsuribaka11/index.html■『ポゼスト 狂血』 2月5日より俳優座トーキーナイト ★ルーマニアからデンマークを訪れた旅行者が、エボラ出血熱に似た症状で急死した。若き青年医師ソーレンは、感染元を探すためにルーマニアへと飛び、ウイルスの解明を進めるが……。新種ウイルスの謎に迫る、ちょっと奇妙なサスペンス・ホラー。□OFFICIAL SITE http://www.besat.dk/■『スペシャリスト 自覚なき殺戮者』 2月5日よりBOX東中野 ★★ナチス・ドイツでホロコーストを指揮、遂行したアドルフ・アイヒマンに対する、1961年のイスラエルにおける戦争裁判ドキュメンタリー。歴史の証言という面のみならず、アイヒマンという「自覚なき殺戮者」にみる意外な凡庸さにも注目してみたい。[2] 新作先取り情報──────────────────────────────────────   【 公開を待ちわびる新作情報を、期待値つきでお届けします 】──────────────────────────────────────■『フェリシアの旅』陽春/シネマライズ(期待値80%)────────────────────────────────────── 住所も電話番号も告げずに去った恋人を探すために、アイルランドからバーミンガムへとやってきた17歳の少女フェリシア。ある日、彼女は、見知らぬ土地で、1人の優しい中年男ヒルディッチと出会うが……。アトム・エゴヤン監督(『エキゾチカ』『スウィート・ヒアアフター』)が描く心の癒しをテーマに据えた作品。出演は、ボブ・ホスキンス、エレーン・キャシディ、アルシネ・カーンジャン。□OFFICIAL SITE http://www.feliciasjourney-movie.com/──────────────────────────────────────■『ボイスレター』春休み/渋谷東急3ほか(75%)────────────────────────────────────── 妻殺しの容疑で無実を訴えながらも投獄された死刑囚レイスは、7年後、やっと無罪判決を勝ち取って釈放される。しかし、その日から謎の脅迫を受け始めた彼は、連続殺人事件に巻き込まれ、FBIからも追われる身となるが……。監督はデヴィッド・カーソン(『ジェネレーションズ:スター・トレック』)。出演は、パトリック・スウェイジ(『ゴースト ニューヨークの幻』)ほか。□OFFICIAL SITE http://www.jment.com/jmletter.htm──────────────────────────────────────■『クロスファイア』6月上旬/全国東宝系(70%)────────────────────────────────────── パイロキネシス(念力発火能力)者のOL青木淳子の同僚、多田一樹の妹、雪江が惨殺された。有力者を父に持つ主犯格、小暮昌樹が未成年のため、法の裁きも甘い。淳子は、多田の目の前で、能力を明かし、小暮たちを追いつめるが……。70万部の大ベストセラーとなった宮部みゆきの同名小説を、金子修介監督が撮り上げた。出演は、矢田亜希子、伊藤英明、原田龍二、長澤まさみ、永島敏行、桃井かおり。□OFFICIAL SITE http://www.toho.co.jp/movie-press/p_crossfire/welcome-j.html[3] シネマニュース----------------------------------------------------------------------------★『マグノリア』、ポール・トーマス・アンダーソン監督来日記者会見---------------------------------------------------------------------------- 2月3日(木)、ホテル西洋銀座で、2月26日(土)に公開予定の話題作、『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソン監督が来日記者会見を行った。先に発表されたナショナル・ボード・オブ・レビュー(D.W.グリフィス賞)で、最優秀助演男優賞(フィリップ・シーモア・ホフマン)、最優秀助演女優賞(ジュリアン・ムーア)と共に、出演者全員(この作品には主人公が存在せず、12人の登場人物それぞれの物語が1日という限定された時間の中で語られていく)が集団演技賞を受賞し、さらに、トム・クルーズが、第57回ゴールデン・グローブ賞で最優秀助演男優賞(ドラマ部門)を受賞するなど、オスカーの最有力候補ともいわれる作品だけに、会場には取材陣が多数詰めかけ、時折、監督のユーモアに笑いが起こる和やかな雰囲気の中、活発な質疑応答が繰り返されていた。□OFFICIAL SITE http://www.magnoliamovie.com/japan/index_f.html□『マグノリア』来日記者会見 http://www.werde.com/movie/interview/magnolia.html----------------------------------------------------------------------------★『ロゼッタ』、監督のリュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ兄弟が来日---------------------------------------------------------------------------- 2月2日(水)、渋谷のBunkamuraル・シネマで、第52回カンヌ国際映画祭パルムドール大賞、主演女優賞のダブル受賞を獲得した『ロゼッタ』の監督、リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ兄弟を迎えた披露試写会が行われた。開映前の舞台挨拶で、同監督らは、パルムドール大賞受賞について「本当に驚いた」と語り、今後も良い作品を作り続けていきたいという抱負を述べた。□『ロゼッタ』舞台挨拶 http://www.werde.com/movie/interview/rosetta.html----------------------------------------------------------------------------★『ロルカ、暗殺の丘』公開記念イベント---------------------------------------------------------------------------- 2月5日(土)、日比谷シャンテ・シネ(03-3591-1511)にて、『ロルカ、暗殺の丘』の公開を記念して、俳優の天本英世氏による「ロルカの詩」熱唱トークショーが行われる。これは、『ロルカ、暗殺の丘』公開初日の1月22日に行われた同イベントを、大好評につき再度開催しようというもので、2月5日の同作品初回上映前(11:15よりトークショー開始/11:30よりCF予告編に続き本編上映)のみのイベントとなる(前売りおよび当日窓口にて発売の映画チケットのみで入場可能)。□『ロルカ、暗殺の丘』作品紹介&イベント情報 http://www.werde.com/movie/new/lorca.html----------------------------------------------------------------------------★ペドロ・アルモドバル監督、ゴヤ賞で7部門受賞---------------------------------------------------------------------------- 『神経衰弱ぎりぎりの女たち』(1987)、『ハイヒール』(1991)、『キカ』(1993)、『ライブ・フレッシュ』(1997)などで知られるスペインのペドロ・アルモドバル監督が、ゴヤ賞(スペイン映画アカデミー主催)で、監督賞を含む7部門を獲得した。受賞作の『オール・アバウト・マイ・マザー』は、第52回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞、第57回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞など多数の賞を獲得している。□『オール・アバウト・マイ・マザー』作品紹介 http://www.werde.com/movie/new/aamm.html----------------------------------------------------------------------------★全米興行収入、"Eye of the Beholder"が首位---------------------------------------------------------------------------- 先週末の全米興行収入は、ステファン・エリオット監督、ユアン・マクレガー、アシュレイ・ジャッド主演のサスペンス作品、"Eye of the Beholder"(『氷の接吻』/2月中旬より丸の内ピカデリー2ほかにて公開)が、初登場で首位を獲得した。2位は、アイス・キューブ主演のコメディ作品、"Next Friday"、3位は、ノーマン・ジュイソン監督、デンゼル・ワシントン主演のドラマ、"The Hurricane"だった。□"Eye of the Beholder" OFFICIAL SITE http://www.eyeofthebeholder-movie.com/□"Next Friday" OFFICIAL SITE http://www.nextfridaymovie.com/□"The Hurricane" OFFICIAL SITE http://www.universalpictures.com/hurricane/index.html[4] ピックアップシネマ──────────────────────────────────────       【 劇場公開中の作品レビューをお届けします 】──────────────────────────────────────『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』 人生の岐路に立つ男の飾らないドラマ────────────────────────────────────── 人生の岐路に立つ1人の投手が、答えを求め身を置くうってつけの場所 ― マウンド ─ で、最近の主演作は今ひとつパっとしなかったケビン・コスナーが、久しぶりの好投をみせてくれた。1人の中年投手の半生を、1試合の中で回想形式で綴った良質な仕上がりの作品だ。 注目すべきは、ほとんどの場面でコスナーを徹底的に1人にするサム・ライミ監督の演出の凄味と、それに応えるコスナーの作品に対する姿勢だろう。確かに、恋人やマウンドでの女房役(キャッチャー)も登場しているのだが、その役割は、主人公のパートナーとしての象徴のみに限られているようだ。つまり、試合の行方が投手の肩にかかっているのと同様に、映画の成功も失敗も、すべて主人公に担わせているのである。 コスナーは、1人の40代の男として、本当に味のあるイイ演技を披露している。おそらくは彼自身にとって、その俳優歴における分岐点ともなりそうな1本である。□OFFICIAL SITE http://www.universalpictures.com/forloveofthegame/[5] 興行成績ベストテン──────────────────────────────────────  公開6週目に入った『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が首位に返り咲き、  前回首位の『シュリ』も、後退はしたものの2位に留まった。初登場の『ラブ  ・オブ・ザ・ゲーム』は6位。静かな滑り出しだが、ケビン・コスナーが久々  に味のある演技をみせている。『エンド・オブ・デイズ』の3位浮上にも注目。────────────────────────────────────── 1 ↑( 2)ブレア・ウィッチ・プロジェクト          ( 6週) 2 ↓( 1)シュリ                      ( 2週) 3 ↑( 6)エンド・オブ・デイズ               ( 6週) 4 →( 4)雨あがる                     ( 2週) 5 →( 5)海の上のピアニスト                ( 7週) 6 初(─)ラブ・オブ・ザ・ゲーム              ( 1週) 7 ↓( 3)リング0 バースデイ/ISOLA 多重人格少女      ( 2週) 8 →( 8)シックス・センス                 (14週) 9 ↓( 7)ターザン                     ( 7週) 10 ↓( 9)ファイト・クラブ                 ( 8週) 興行通信社調べ2000/1/29~2000/1/30(銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計)[6] オススメVIDEO──────────────────────────────────────      日本でお目にかかれなかったニール・ジョーダン監督の注      目の新作がようやくビデオで登場。オススメは、サム・ラ      イミが心理の闇を悲しくえぐった『シンプル・プラン』。──────────────────────────────────────『シンプル・プラン』 降り積もる雪と共に、罪と悲しみが折り重なった──────────────────────────────────────【データ】'98年/米/2時間2分(2/11発売:東宝)監督:サム・ライミ 出演:ビル・パクストン,ビリー・ボブ・ソーントン,ブリジット・フォンダ 田舎町に暮らす夫婦、兄、友人。夢を失い、職を失い、それでも和やかな語らいは幸せのひとときだった……あとにして思うことが許されるなら、彼らは口々にそれを認めただろう。雪に埋もれた飛行機。バッグの450万ドル。それは、単純に欲望をかき立てる魔物より、さらに残酷な悪魔だったのかもしれない。安全を確かめるまで静観するという提案が、なぜにこれほどの悲劇を呼ぶことになったのか。悪魔はどこで誰をそそのかしていたのか。歯車の静かに狂いゆく恐怖が、胸をしめつける。──────────────────────────────────────○ CHECK 3本!──────────────────────────────────────■『ブッチャー・ボーイ』1時間50分/米(2/11発売:ワーナー・ホーム・ビデオ)屠殺場で働く空想力豊かな少年が、母の死と共に受ける不幸と抑圧。鬱屈した精神が、コドモの正義を全うすべく爆発する……。ベルリン映画祭銀熊賞最優秀監督賞を受賞しながら、日本では劇場未公開。監督:ニール・ジョーダン 出演:スティーブン・レイ,イーモン・オーウェンズ■『ヨハネスバーグ・レイプ・ミー』1時間11分/オランダ(2/10発売:ケイエスエス)南アフリカ……アパルトヘイトの圧力……黒人大統領が選ばれた1994年選挙と銃声をバックに、政治・思想・芸術・肉体が行うレイプの暴走が、音と映像に刻まれる。監督:イアン・ケルコフ 出演:エリック・マイエニ,マチュー・オーツ■『ハード・キャンディ』1時間26分/米(2/11発売:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)ハイスクールの美人3人組。冗談で誘拐した仲間をなんと死なせてしまい、偽装工作とモメ事のドタバタが……。監督:ダレン・スタイン 出演:ローズ・マッゴーワン,レベッカ・ゲイハート──────────────────────────────────────○ DVD CHECK!──────────────────────────────────────■『この森で、天使はバスを降りた』1時間56分/米(2/11発売:ワーナー・ホーム・ビデオ)田舎町に新生活を求めた女性と、止まっていた時が動き出す町と人々。そして運命は幸せの種をまき……。監督:リー・デヴィッド・ズロートフ 出演:アリソン・エリオットカラー/ステレオ/ドルビーサラウンド/字幕/吹替/ワイド/ドルビーデジタル/(税抜3,400円)■『ハード・キャンディ』DVD版1時間26分/米(2/11発売:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)本号CHECK!で紹介の同作品に、オリジナル予告編や作品・俳優の解説を収録。カラー/ステレオ/ドルビーサラウンド/字幕/吹替/ワイド/ドルビーデジタル/(税抜3,800円)──────────────────────────────────────○ Weeklyレンタルビデオランキング            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エンターテイメント----------------------------------------------------------------------------【 8】( 8)鉄道員(ぽっぽや)                   東映ビデオ----------------------------------------------------------------------------【 9】( 5)奇蹟の輝き                    ポニーキャニオン----------------------------------------------------------------------------【10】( 9)RONIN                   ワーナー ホーム ビデオ----------------------------------------------------------------------------*このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータにより集計されています。()内は先週のランキング (再)は再度ランクイン             □TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/[7] BS&CS今週のオススメ────────────────────────────────────── 2/5(土)『ランナウェイ』 WOWOW(20:40~)──────────────────────────────────────◇監督:ブレット・ラトナー 出演:クリス・タッカー、チャーリー・シーン ストリート・ハスラーのフランクリン・ハチェット(クリス・タッカー)は、ある日、落ち目のTVレポーター、ジェームズ・ラッセル(チャーリー・シーン)の取材を受けている最中、ひょんなことから警察に逮捕されてしまう。刑務所に護送される途中、謎の武装集団が警官や他の囚人を次々に射殺し……。マシンガントークが炸裂するクリス・タッカー主演のコメディ。とぼけたチャーリー・シーンも見物だ。────────────────────────────────────── 2/6(日)『リプレイスメント・キラー』 WOWOW(13:00~)──────────────────────────────────────◇監督:アントワ・フークア 出演:チョウ・ユンファ、ミラ・ソルビーノ、マイケル・ルーカー 銃撃戦でジーコフ刑事(マイケル・ルーカー)に息子を射殺されたマフィアのドンは、復讐を凄腕の殺し屋ジョン(チョウ・ユンファ)に命じる。依頼は、ジーコフの目の前で彼の息子を射殺することだった……。今週末公開になる『アンナと王様』に出演し、名実共にハリウッド俳優の地位を確立したチョウ・ユンファが、心優しきヒットマンを演じたアクション。────────────────────────────────────── 2/7(月)『バニシング・ポイント』 SKY MOVIES(15:00~)──────────────────────────────────────◇監督:リチャード・C・サラフィアン 出演:バリー・ニューマン、クリーボン・リトル 生き甲斐は「車」という主人公(バリー・ニューマン)が、デンバーからサンフランシスコまで、時速200キロでぶっ飛ばす。仕事は制限時間内に車を届ける陸送。ハイウェイ・パトロールと熾烈なカー・チェイスを繰り広げる、アクセル全開のアクション。1970年代前半に公開され、日本でも大ヒットを記録した。────────────────────────────────────── 2/10(木)『影の軍隊』 スター・チャンネル(朝8:50~)──────────────────────────────────────◇監督:ジャン=ピエール・メルヴィル 出演:リノ・ヴァンチュラ、ポール・ムーリス、シモーヌ・シニュレ 第二次世界大戦中、ナチス占領下のフランス。活動家の仲間に密告されゲシュタポに捕まった学者のジェルビエ(リノ・ヴァンチュラ)は、処刑寸前に脱出に成功し、マルセイユのレジスタンスたちに助けられる。ジェルビエは、自分を裏切った者たちを始末すべく、レジスタンスたちと共に動き出し……。名監督ジャン=ピエール・メルヴィルが、戦時下のフランス・レジスタンスたちの姿をクールに描いた傑作。[8] 今週の美女──────────────────────────────────────◆クリスティーナ・リッチ◆ Christina Ricci [1980.2.12.生まれ]美女ではなく美少女、しかも過去形、というなかれ。100万ドルの額(ひたい)と愛らしいムッツリ顔は、表情豊かな女優顔に進化。明るさも憂いもアンニュイさもわずかな動きで表現してしまう余裕をそなえて、そしてまだまだ今後必ずや、ビックリするくらいの美女に変身するに違いない未知数の有望株。▽オススメな出演作品『恋する人魚たち』1990 監督:リチャード・ベンジャミン 出演:ウィノナ・ライダー『アダムス・ファミリー』1991 監督:バリー・ソネンフェルド 出演:アンジェリカ・ヒューストン『アダムス・ファミリー2』1993 監督:バリー・ソネンフェルド 出演:ラウル・ジュリア『キャスパー』1995 監督:ブラッド・シルバーリング 出演:ビル・ブルマン『ゴールド・ディカーズ』1995 監督:ケビン・ジェームズ・ドブソン 出演:アンナ・クラムスキー『Dear フレンズ』1995 監督:レスリー・リンカ・グラッター 出演:デミ・ムーア『冷たい一瞬を抱いて』1996 監督:アンジェリカ・ヒューストン 出演:ジェニファー・ジェイソン・リー『誘拐騒動ニャンタッチャブル』1997 監督:ボブ・スピアーズ 出演:ダグ・E・ダグ『アイス・ストーム』1997 監督:アン・リー 出演:ケビン・クライン『バッファロー'66』1998 監督:ヴィンセント・ギャロ 出演:ヴィンセント・ギャロ『I Love ペッカー』1998 監督:ジョン・ウォーターズ 出演:エドワード・ファーロング『200本のたばこ』1999 監督:リサ・ブラモン・ガルシア 出演:ベン・アフレック※ MOVIE Watchプレゼント情報──────────────────────────────────────★先週末の全米興行収入で、初登場第1位『氷の接吻』の劇場招待券を5組10名の方にプレゼント────────────────────────────────────── 2月中旬より、丸の内ピカデリー2ほかにて公開予定の『氷の接吻』(監督/ステファン・エリオット、出演/ユアン・マクレガー、アシュレイ・ジャッドほか)の劇場招待券(関東地区対象)を5組10名の方にプレゼントいたします。<ストーリー> 正体不明の美女ジョアナ・エリス(アシュレイ・ジャッド)は、言い寄る男たちを殺害し、全米を縦横に逃亡し続けていた。そんな彼女を密かに追跡する、英国情報部アメリカ支部のエージェント(ユアン・マクレガー)は、捜査を続けるうちに彼女の不思議な魅力の虜となり……。<応募方法> ご希望の方は、「『氷の接吻』劇場招待券希望」と明記し、送付先住所(郵便番号)、氏名、電話番号を必ずお書き添えの上、下記メールアドレスまでご応募ください(発表はプレゼントの発送をもって替えさせていただきます)。  ■応募先メールアドレス   movie-watch-present@impress.co.jp  ■締め切りは2月9日(水)□OFFICIAL SITE http://www.eyeofthebeholder-movie.com/▼配信先変更 ───────────────────────────────配信先の変更は下記URLより、ポイントアップシステムのメンバーIDとパスワードを入力し、案内にしたがい変更をしてください。 http://www.ips.co.jp/pointup/enchgv.htmメンバーID等が不明なときは、下記メールアドレスまでご連絡ください。 sales@ips.co.jp▼購読中止 ────────────────────────────────購読中止の場合は下記URLにアクセスし、記入欄に配信先のメールアドレスを入力した後、購読中止ボタンを押してください。 http://www.ips.co.jp/pointup/enstopv.htm▼広告資料請求 ────────────────────────────── http://iad.impress.co.jp/ad-info/ まで―――――――――――――― 問い合わせ先 ―――――――――――――――――movie-watch-info@impress.co.jp    :記事内容 MOVIE Watchグループad-sales@impress.co.jp            :広告窓口 インターネット広告部sales@ips.co.jp                   :購読窓口 インプレスダイレクト                                             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