■ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈ（毎週金曜日発行：無料） ─────────1999-12-24
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『ロッタちゃん はじめてのおつかい』の劇場招待券を5組10名の方にプレゼント
[1]オススメロードショー
『エンド・オブ・デイズ』 シュワルツェネッガーが人類存亡をかけて悪魔に挑む
『トゥルー・クライム』 イーストウッド監督・主演による「男の映画」
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』 話題騒然の超低予算恐怖映画が日本上陸
○ ＣＨＥＣＫ ５本！
『ラグラッツ・ムービー』、『奇人たちの晩餐会』 ほか
[2]正月にGO！ オススメ単館系映画
『ファンタジア2000』、『ナビィの恋』 ほか
[3]シネマニュース
「中国映画の全貌2000」、開催
盛り沢山！ 2000年カウントダウン企画 ほか
[4]ピックアップシネマ
『御法度』 健在だった「世界の大島渚」
[5]興行成績ベストテン
『シックス・センス』が再び首位、『ターザン』が2位
[6]オススメＶＩＤＥＯ
『スモーク・シグナルズ』 時と距離を超えて知る父の道のり
○ ＣＨＥＣＫ ３本！
○ ＤＶＤ ＣＨＥＣＫ！
○ Ｗｅｅｋｌｙレンタルビデオランキング
[7]ＢＳ＆ＣＳ今週のオススメ
『レッド・オクトーバーを追え！』、『スミス都へ行く』 ほか
[8]今週の美女
ジェーン・バーキン
☆――――――――――――――――――――― MOVIE Watchの発行は毎週金曜日☆
[1] オススメロードショー
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【 今週末のオススメ封切り作品をセレクト！ 】
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『エンド・オブ・デイズ』 シュワルツェネッガーが人類存亡をかけて悪魔に挑む
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12月25日より日本劇場ほかにて公開 '99年／アメリカ／2時間2分 ◇監督：ピータ
ー・ハイアムズ ◇脚本：アンドリュー・W・マーロー ◇出演：アーノルド・シュ
ワルツェネッガー、ガブリエル・バーン、ケビン・ポラック、ロビン・タニー ◇配
給：ギャガ＝ヒューマックス＝東宝東和
元刑事のジェリコ・ケイン（アーノルド・シュワルツェネッガー）は、妻を亡くし
た後、要人警護専門のセキュリティ・スペシャリストとして働いていた。その日、彼
は、何者かに狙われているウォール街のエグゼクティブを、同僚のシカゴ（ケビン・
ポラック）と共にガードしていたが……。悪魔との壮絶なバトルを繰り広げる、シュ
ワルツェネッガー最新アクション巨編。超自然的な存在である悪魔にちょっとした人
間味を与えることに成功している、ガブリエル・バーンの好演に注目。これぞ究極の
「ミレニアム・ムービー」だ。
□OFFICIAL SITE
http://www.end-of-days.net/
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『トゥルー・クライム』 イーストウッド監督・主演による「男の映画」
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12月25日より銀座シネパトスにて公開 '99年／アメリカ／2時間7分 ◇監督・出演
：クリント・イーストウッド ◇脚本：ラリー・グロス、ポール・ブリックマン、ス
ティーヴン・シフ ◇出演：ジェイムズ・ウッズ、デニス・リアリー、アイザイア・
ワシントン、ダイアン・ベノーラ ◇配給：ワーナー・ブラザース
オークランドのサン・クエンティン刑務所では、コンビニ店員射殺の罪により、無
実を主張するフランク・ビーチャム（アイザイア・ワシントン）の死刑執行が翌日の
深夜0時1分に迫っていた。離婚寸前の記者スティーブ・エベレット（クリント・イー
ストウッド）は、編集長のアラン（ジェイムズ・ウッズ）から、ビーチャムの死刑を
取材するよう命じられる。しかし彼は、ビーチャムが犯人ではないと直感し、たった
12時間で死刑囚の無実を証明しようと奮闘する……。イーストウッドが、またもやシ
ンプルな「男の映画」を作った。男なら観ずにはいられない1本。
□OFFICIAL SITE
http://www.warnerbros.co.jp/movie/t_crime/index.html
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『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』 話題騒然の超低予算恐怖映画が日本上陸
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12月23日より新宿東急ほかにて公開 '99年／アメリカ／1時間21分 ◇監督・脚本：
ダニエル・マイリック＆エドゥアルド・サンチェス ◇出演：ヘザー・ドナヒュー、
ジョシュア・レナード、マイケル・C・ウィリアムズ ◇配給：アスミック・エース
＝クロックワークス＝松竹
1994年10月20日。モンゴメリー・カレッジの生徒であるヘザー・ドナヒュー、ジョ
シュア・レナード、マイケル・C・ウィリアムズの3人は、メリーランド州バーキッツ
ヴィルに伝わる"ブレア・ウィッチ（ブレアの魔女）"の伝説のドキュメンタリーを撮
影しようと現地に入るが……。インターネットなどで噂が広がり、全米をはじめ世界
的に大ヒットした超低予算恐怖映画。現実と虚構の曖昧さが映画的な恐怖を生み、精
神的に追い込まれていく3人の様子が、息苦しくなるほどに観る者へと迫ってくる。
□OFFICIAL SITE
http://www.bwp-jp.com/
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○ ＣＨＥＣＫ ５本！ 今週末時点の劇場公開作、よりどり５本も要チェック
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チェック度１＝★ チェック度２＝★★ チェック度３＝★★★（劇場へ急げ！）
■『ラグラッツ・ムービー』 12月23日より有楽町スバル座ほか ★★
1歳のトミーに破天荒な弟ディルができた。トミーは、兄としての自覚を強く持ち、
弟を守ろうと決意するが……。アメリカのケーブルTVでヒットしたアニメ番組の映画
化。本作に参加しているミュージシャンは、知ると驚く豪華な面々だぞ！
□OFFICIAL SITE
http://www.toho.co.jp/cinema/rugrats/welcome-j.html
■『奇人たちの晩餐会』 12月25日よりシブヤ・シネマ・ソサエティ ★★★
編集者ピエールは、参加者それぞれが奇人を連れてきて、奇人度を競う夕食会を開い
ていた。その夜、ピエールは、お馬鹿な中年男ピニョルを奇人として出品しようとす
るが……。フランスで話題となった、ユニークでちょっとブラックなコメディ。
■『愛と憎しみのデカン高原』 12月25日よりキネカ大森 ★
大学で暴力沙汰を起こしたギリは、姉の家でほとぼりが冷めるのを待っていた。そこ
で彼は、隣に住む娘カーヴェリに一目惚れをするが、彼女の父には意外な過去があり
……。日本でまだ1本しか上映されていないインドのテルグ語映画。
□OFFICIAL SITE
http://www.cinnabar.co.jp/
■『一瞬の夢』 12月25日よりユーロスペース（モーニング＆レイトショー） ★★
スリ常習犯の小武（シャオウー）は、かつてのスリ仲間からも疎まれる存在。そんな
ある日、彼はメイメイという女性に出会い……。'98年ベルリン国際映画祭最優秀新
人監督賞、最優秀アジア映画賞ほかを獲得した中国の新鋭ジャ・ジャンクー監督作。
□OFFICIAL SITE
http://www.bitters.co.jp/filmbook/xiao/xiao_top.html
■『白 THE WHITE』 12月18日よりBOX東中野 ★★
浜松市から北海道の礼文島までを、1人の男が自転車で走破するドキュメンタリー。
AV監督の平野勝之が、出演・撮影を1人でこなした冒険ロードムービーだ。盲腸で入
院するハプニングも乗り越え、氷点下の北海道で見せるラスト20分に注目。
□OFFICIAL SITE
http://www.vandr.co.jp/white/white.htm
[2] 正月にGO！ オススメ単館系映画
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【この正月に観ておきたい5本をチェック！】
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■『ファンタジア2000』 1/1より公開
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◇東京アイマックス・シアター 10：50、12：35、14：20、16：05、17：50、19：35
（～終映21：00）（1/1は12：35より上映）
ベートーベンの「交響曲第5番」など全8曲のクラシック音楽と最新アニメ技術を駆使
した映像で、壮大なイメージを綴ったディズニー作品。もちろん、ミッキー・マウス
も1編に登場する。観る者を別世界へと誘う、ディズニーの20世紀を集大成した作品。
□OFFICIAL SITE
http://disney.go.com/DisneyPictures/fantasia2000/index.html
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■『ナビィの恋』 公開中
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◇テアトル新宿 11：00、13：00、15：00、17：00、19：00（～終映20：50）
（12/31は17：00の回で終映。1/1は13：00より上映）
沖縄を舞台に繰り広げられる恋の珍騒動。ナビィおばあちゃんが、かつての初恋の相
手と再会してしまう話を、孫娘、奈々子の視点から語る。沖縄の風土や文化に歌と踊
りを絡めて清々しく描かれる物語は、年始めにピッタリの心地良い感動を与えてくれ
そう。
□OFFICIAL SITE
http://www.d2.dion.ne.jp/~shirous/
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■『ゴースト・ドック』 公開中
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◇シャンテ・シネ 11：45、14：10、16：35、19：00（～終映21：05）
（12/31は16：35の回で終映）
◇シネ・アミューズ イースト／ウエスト 21：20～23：15（レイトショー）
（12/31は休映。1/1は休館）
マフィアに狙われた黒人の殺し屋が貫く「サムライ精神」を、ジム・ジャームッシュ
監督が描いた作品。アクションも笑いもオフ・ビート感覚で、登場人物が妙に愛しく
感じられる。文句なしの配役がニクい、音楽がタマラない。
□OFFICIAL SITE
http://www.bacfilms.com/ghostdog/
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■『AMY エイミー』 公開中
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◇シネスイッチ銀座 10：20、12：15、14：30、16：45、19：00（～終映21：00）
（12/31は16：45の回で終映。1/1は12：15より上映、16：45の回で終映）
父親の死をきっかけに言葉を失い、歌うことでしかコミュニケート出来なくなった少
女と人々の交流を、ミュージカル的なシーンも盛り込みながら温かく描いた作品。
「トラウマ」を次第に克服していく少女エイミーを、アラーナ・ディ・ローマが好演
している。
□OFFICIAL SITE
http://www.fujitv.co.jp/jp/movie/theater/amy.html
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■『バッファロー'66』 公開中
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◇シネクイント 11：30、14：00、16：30、19：00（～終映21：10）
（12/31は16：30の回で終映。1/1は休館）
公開26週目を迎える、不器用なチンピラ青年の恋を描いたロングラン・ヒット作。監
督・脚本・音楽・主演のヴィンセント・ギャロがマルチな才能を披露している。未見
の方はこの機会にぜひ。
□OFFICIAL SITE
http://www.kinetique.co.jp/buffalo/index.html
[3] シネマニュース
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★「中国映画の全貌2000」、開催
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12月26日（日）から2月13日（日）まで〈12月31日（金）、1月1日（土）、1月2日
（日）は休映）、千石の三百人劇場で、中華人民共和国建国50周年記念企画「中国映
画の全貌2000」が開催される。20世紀の中国史や文化大革命、香港返還などをふまえ
て21世紀の中国を考えようとする同企画では、フー・ピンリウ監督作品『榕樹（ガジ
ュマル）の丘へ』を皮切りに、中国映画47本と香港映画16本の全63作品を一挙公開す
る。入場料金は、前売り1,400円（5回券5,000円／10回券9,000円／フリー・パス（限
定50枚／劇場のみ取り扱い）20,000円）、当日一般1,700円、学生1,500円、シニア・
小人1,000円（5回券6,000円／10回券10,000円）。スケジュールなど詳細は下記サイ
トにて。
□OFFICIAL SITE
http://www.bekkoame.ne.jp/~darts/pagej350.html
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★盛り沢山！ 2000年カウントダウン企画
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1999年の大晦日はカウントダウン企画が盛り沢山だ。まず、渋谷パンテオンでは、
31日（金）の22：00から「カウント・ダウン映画でお正月2000年！」と題し、ブルー
ス・ウィリス主演の『ストーリー・オブ・ラブ』、ジョージ・クルーニー主演の『ス
リー・キングス』、ハン・ソッキュ主演の韓国映画『シュリ』の3本の上映とお年玉
抽選会などの各種企画が用意されている（前売り3,000円／当日3,500円）。また、銀
座テアトル西友の「ハッピー・ミレニアム・ナイト」では、現在同劇場で公開中の『
ワンダーランド駅で』とウディ・アレン監督の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』のラブ
・ストーリー2本立て（19：30から当日のみ2,000円のチケット販売／休憩中、銀座通
りでカウントダウン・イベントもあり）が、シネセゾン渋谷の「ミレニアム・マハラ
ジャ2000」では、『ムトゥ 踊るマハラジャ』、『ナトゥ』、『ジーンズ 世界は2人
のために』（主演のアイシュワリヤ・ライによるビデオでの新年の挨拶あり）の3本
の上映（17：00から当日のみ2,500円の整理券つきチケット販売）とお年玉大抽選会
が予定されている。なお、お出かけ前には、各劇場に詳細を確認のこと。
□OFFICIAL SITE
http://www.werde.com/movie/press/millenium.html
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★短編映画館「Tollywood（トリウッド）」、オープン
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12月22日（水）、下北沢に、60分以内の短編のみを上映する映画館「Tollywood
（トリウッド）」がオープンした。座席数46、スクリーンサイズ150×200cmで、連日
3作品を上映する。12月22日（水）から1月14日（金）までの上映作品は、ジャン・ラ
ム監督の『天空小説』と深川栄洋監督の『全力ボンバイエ！』（今回は公募作品での
該当作がないため2作品の上映）。料金は600円均一。なお、同館では常時上映作品の
応募を受け付けているほか、月・水・木の9：30～16：00まで劇場の貸し出しも行っ
ている。詳細は下記サイトにて。
□OFFICIAL SITE
http://homepage1.nifty.com/tollywood/
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★仏の巨匠、ロベール・ブレッソン監督死去
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『ブーローニュの森の貴婦人たち』（'45）、『田舎司祭の日記』（'51）などで知
られるフランスの巨匠ロベール・ブレッソン監督が、現地時間21日に死去した。98歳
だった。中編映画『公共問題』（'34）を監督後、『罪の天使たち』（'43）で長編
デビューを飾った同監督は、『田舎司祭の日記』（'51）でヴェネチア映画祭国際賞、
撮影賞を受賞後、「音」による表現や素人を多用するなど独自のスタイルを確立し、
ヌーヴェル・ヴァーグの作家たちの先駆的存在だった。全ショットの8割以上がクロ
ーズ・アップで、登場人物の心理を克明にとらえた即物的描写が話題を呼んだ『抵抗
（レジスタンス） 死刑囚の手記より』で'57年カンヌ映画祭監督賞、『たぶん悪魔が
』で'77年ベルリン映画祭銀熊賞、『ジャンヌ・ダルク裁判』で'62年カンヌ映画祭審
査員特別賞などを受賞している。
□「第12回東京国際映画祭」シネマ・プリズム作品紹介
http://www.werde.com/movie/festival/1999prism2.html
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★全米興行収入、"Stuart Little"が首位
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先週末の全米興行収入は、ネズミ（声：マイケル・J・フォックス）とある一家の
物語を描いた作品、"Stuart Little"が初登場で首位を獲得した。2位は前回同様、ト
ム・ハンクス主演のサスペンス＆ホラー作品、"The Green Mile"、3位は、前回まで
3週連続の首位を続けていたディズニー＆ピクサーの第3弾CGアニメーション作品、
"Toy Story 2"（『トイ・ストーリー2』、3月、日劇プラザほか全国東宝洋画系にて
公開）だった。
□"Stuart Little" OFFICIAL SITE
http://www.spe.sony.com/movies/stuartlittle/splash.html
□"The Green Mile" OFFICIAL SITE
http://www.thegreenmile.com/
□"Toy Story 2" OFFICIAL SITE
http://disney.go.com/worldsofdisney/toystory2/flash/index.html
[4] ピックアップシネマ
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【 劇場公開中の作品レビューをお届けします 】
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『御法度』 健在だった「世界の大島渚」
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大島渚監督の13年ぶりの新作『御法度』は、そのブランクをまるで感じさせない出
来映えだ。特に、監督自らの手によるキャスティングが見事で、この作品の語り部的
なポジションで登場する土方歳三ことビートたけしと、新選組総長、近藤勇役の崔洋
一 ─ 言うまでもなく、この2人はそれぞれが優れた映画監督である ─ の起用は、
役柄の性格が、そのままそれぞれの監督作の性質と呼応しているようで非常におもし
ろい。
しかし、この作品で一番注目すべきは、やはりなんといっても、魅力的な美少年隊
士、加納惣三郎役の松田龍平だろう。彼の妖艶な存在感が、この映画の全体的なムー
ドを決定しているばかりでなく、その存在だけで物語の引力となる圧倒的な光を放っ
ている。そしてもう1人、沖田総司役の武田真治。彼に至っては、おそらく、誰もが
こうあってほしいと願う「沖田総司」がそこにいる感覚を覚えるのだ。また、惣三郎
にただならぬ思いを寄せる田代彪蔵役の浅野忠信も好演を見せており、未来の日本映
画界を担う若者たちの御披露目的な要素も盛り込まれている。そして最後に、新選組
監察、山崎蒸役のトミーズ雅の、本作での映画デビューに心からの拍手を送りたい。
俳優としての彼の映画デビューは、'99年の日本映画界における収穫の1つと言えるか
もしれない。ともあれ、彼らからこれだけの魅力を引き出すことに成功した大島監督
の演出手腕、それを目の当たりにすることができるだけでも、一見の価値がある作品
だ。
□OFFICIAL SITE
http://www.shochiku.co.jp/gohatto/index.html
[5] 興行成績ベストテン
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初登場5作品がランクインを果たした先週末。最高位はターザンの2位、
首位には再び『シックス・センス』が返り咲いた。大島監督期待の新作
『御法度』は4位。『海の上のピアニスト』、『GTO』、『ランダムハー
ツ』はそれぞれ6、7、8位につけた。いよいよ今週末に公開となる『エン
ド・オブ・デイズ』、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』がどの程度
まで気を吐くか、ランキングの行方に注目してみたい。
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1 ↑（ 2）シックス・センス （ 8週）
2 初（─）ターザン （ 1週）
3 ↓（ 1）ファイト・クラブ （ 2週）
4 初（─）御法度 （ 1週）
5 ↓（ 3）ジャンヌ・ダルク （ 2週）
6 初（─）海の上のピアニスト （ 1週）
7 初（─）GTO （ 1週）
8 初（─）ランダムハーツ （ 1週）
9 ↓（ 4）ゴジラ2000 ミレニアム （ 2週）
10 ↓（ 5）ワイルド・ワイルド・ウェスト （ 3週）
興行通信社調べ1999/12/18～1999/12/19（銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計）
[6] オススメＶＩＤＥＯ
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映画生誕100周年を記念した「シネマ100 サンダンス
国際賞」。『セントラル・ステーション』と共にこの
賞を受賞した2作品が、新年にそろって登場。
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『スモーク・シグナルズ』 時と距離を超えて知る父の道のり
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【データ】
'98年／米／1時間29分（1/7発売：日本ヘラルド映画）
監督:クリス・エア 出演:アダム・ビーチ,エバン・アダムス,イレーヌ・ペダード
インディアン居留地に暮らす青年のもとに、遠方より父親の死の知らせが届く。酒
びたりの生活の末、10年前に家を出ていった父。憎み続けた父の遺灰を受け取りにい
く旅に、ためらいの果てに出発。幼なじみのおしゃべりな友人が同行し、たどり着い
た先には、若き女性と父の過去が待っていた……。インディアンと呼ばれた「アメリ
カ先住民」が監督・脚本・出演を手がけ、描いた、知られざる人生の物語。
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○ ＣＨＥＣＫ ３本！
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■『フラミンゴの季節』
1時間31分／独＝スイス＝アルゼンチン（1/7発売：日本ヘラルド映画）
ひとりの訪問者をめぐり巻き起こる事件。変わりゆく、南米の村、人々の人生。
監督:シーロ・カペラッリ 出演:アンヘラ・モリーナ,パトリシオ・コントレーラス
■『お受験』1時間54分／日本（1/1発売：松竹ホームビデオ）
矢沢永吉がマラソン選手を演じて映画初主演。リストラ、娘の名門小学校受験、そし
てレース。コミカルに懸命に、人生のハードルを踏み越えていく家族のドラマ。
監督:滝田洋二郎 出演:矢沢永吉,田中裕子,西村雅彦,大杉漣,余貴美子,岸部一徳
■『ジョーズ・アタック』1時間35分／米＝伊（1/7発売：マクザム）
犯罪組織の秘密のディスクを呑み込んだ巨大人食いザメに、元犯罪者が対決……。
監督:アンソニー・リッチモンド 出演:トリート・ウィリアムズ,ジャネット・アグレ
ン,アントニオ・ファーガス,クリストファー・コネリー
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○ ＤＶＤ ＣＨＥＣＫ！
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■『イージー★ライダー DVD版』
1時間35分／米（12/24発売：ソニー・ピクチャーズエンタテインメント）
自由のシンボル、あるいはバイク乗りのバイブル。アメリカ大陸を横断する伝説の旅
が、音声解説やメイキングとともにDVD版で。
監督・出演:デニス・ホッパー 出演:ピーター・フォンダ,ジャック・ニコルソン
カラー/ステレオ/ドルビーサラウンド/字幕/ワイド/ドルビーデジタル/
（税抜3,800円）
■『フェイス』1時間46分／英（12/24発売：東北新社）
強盗計画の失敗により浮上する裏切り者の存在……。ロバート・カーライルの静かな
魅力が光る犯罪ドラマ。
監督:アントニア・バード 出演:ロバート・カーライル,レイ・ウィンストン
カラー/ステレオ/字幕/日本語吹替/ドルビーデジタル/（税抜3,800円）
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○ Ｗｅｅｋｌｙレンタルビデオランキング 12月12日～12月18日
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◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆
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♪♪♪レンタル前に要チェック！♪♪♪ 【TSUTAYA調べ】
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【 1】(─)エネミー・オブ・アメリカ ブエナ ビスタ ホームエンターテイメント
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【 2】(─)ハムナプトラ 失われた砂漠の都 CIC・ビクタービデオ
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【 3】( 6)鉄道員（ぽっぽや） 東映ビデオ
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【 4】( 1)交渉人 ワーナー ホーム ビデオ
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【 5】( 2)ペイバック ビクターエンタテインメント
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【 6】( 3)RONIN ワーナー ホーム ビデオ
----------------------------------------------------------------------------
【 7】( 4)アルマゲドン ブエナ ビスタ ホームエンターテイメント
----------------------------------------------------------------------------
【 8】( 7)メリーに首ったけ フォックス ホーム エンターテイメント
----------------------------------------------------------------------------
【 9】( 5)恋におちたシェイクスピア CIC・ビクタービデオ
----------------------------------------------------------------------------
【10】( 8)催眠 東宝
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＊このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータにより集計されています。
()内は先週のランキング （再）は再度ランクイン
□TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/
[7] ＢＳ＆ＣＳ今週のオススメ
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12/29（水）『レッド・オクトーバーを追え！』 WOWOW（13：30～）
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◇監督：ジョン・マクティアナン 出演：ショーン・コネリー、アレック・ボールド
ウィン、スコット・グレン
ソビエト最新型原子力濳水艦レッド・オクトーバーが突然姿を消した。その真相究
明に奔走するCIAアナリストの主人公（アレック・ボールドウィン）は、艦長（ショ
ーン・コネリー）が濳水艦ごと亡命する気だというとんでもない仮説を立てた……。
20世紀のアクション映画には欠かせなかった「東西冷戦構造」というフォーマットだ
が、本作はまさに「東西冷戦構造」の落とし子的傑作と言えるだろう。
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12/29（水）『スミス都へ行く』 SKY CINEMA（19：00～）
──────────────────────────────────────
◇監督：フランク・キャプラ 出演：ジェームズ・スチュアート、クロード・レイン
ズ、ジーン・アーサー
地方政界のお偉方の策略で、上院議員に祭り上げられた青年スミス（ジェームズ・
スチュアート）。彼は、生真面目に人々に尽くそうとするが、政治腐敗を目の当たり
にし、帰郷を決意する……。20世紀のハリウッド映画を代表する監督、フランク・キ
ャプラの作品。身を挺して政治腐敗を告発する場面は、ジェームズ・スチュアートの
演技とキャプラ監督の演出によって映画史に残る名場面となっている。
──────────────────────────────────────
12/30（木）『タイタニック』 WOWOW（22：00～）
──────────────────────────────────────
◇監督：ジェームズ・キャメロン 出演：レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィ
ンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ
1912年4月10日。イギリスからニューヨークへ向けて、豪華客船タイタニック号が
2223名の乗員・乗客と共に処女航海へ旅立とうとしていた。出航ギリギリでチケット
を入手した画家志望の青年ジャック（レオナルド・ディカプリオ）は、航海中、婚約
者のいる名家の令嬢ローズと恋に落ちるが……。今世紀最大の悲劇"タイタニック号
事件"を、ジェームズ・キャメロンが巨万の製作費を投じて作った映画史に残る1本。
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1/1（土）『紳士泥棒 大ゴールデン作戦』 WOWOW（前8：00～）
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◇監督：ビットリオ・デ・シーカ 出演：ピーター・セラーズ、ヴィクター・マチュ
ア、ブリット・エクランド
アルドー（ピーター・セラーズ）は、腕がイイやらワルいやら、11年間に9回も刑
務所に投獄されている詐欺師。シャバへ出ると人を騙して、結構贅沢な暮らしをして
いた。刑務所に入っていたある日、彼は、一家の暮らしが傾いていることを知り、生
計を立て直すために金のノベ棒運びという仕事に着手するが……。ニール・サイモン
が脚本を担当した犯罪コメディ。ピーター・セラーズの魅力溢れる作品だ。
──────────────────────────────────────
1/1（土）『街の灯』 シネフィル・イマジカ（前10：40～）
──────────────────────────────────────
◇監督：チャールズ・チャップリン 出演：チャールズ・チャップリン、ヴァージニ
ア・チェリル、フローレンス・リー
放浪者チャーリー（チャールズ・チャップリン）は、街で盲目の花売り娘（ヴァー
ジニア・チェリル）と出会う。花を買ってあげたくても金のないチャーリーだったが、
ある日、ふとしたことから酔っ払いの金持ちと出会って大金を譲り受ける……。思わ
ず笑ってしまうチャーリーの行動を見ているうちに、この映画の根底にある「愛」が
伝わってくる。
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1/1（土）『パリ、テキサス』 スカイ名画座（21：00～）
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◇監督：ヴィム・ヴェンダース 出演：ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシ
ャ・キンスキー、ハンター・カースン
テキサス砂漠に実在すると言われる地"パリ"を探して放浪していたトラヴィス（ハ
リー・ディーン・スタントン）が、4年ぶりにわが家へ帰り、置き去りにした息子と
再会する。父子が2人、行方のわからない妻（母）を探し歩く姿を描いたロードムー
ビー。ラストで見せる主人公の後ろ姿がもの悲しく、とても印象に残る。
[8] 今週の美女
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◆ジェーン・バーキン◆ Jane Birkin [1947.12.14.生まれ]
よその星からやってきたような不思議な超越感と、耳元でささやかれてゾクゾクっと
きたときのような快くも怖い感覚。スクリーン越しに突き刺さる悩殺視線は、要する
に「永遠の謎」を秘めた妖精のそれであったのかもしれない。やがて力強いベテラン
女優へと脱皮しながらも、妖しき瞳の光は衰えず。
▽オススメな出演作品
『欲望』'66
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ 出演:デビッド・ヘミングス
『スローガン』'68
監督:ピエール・グランプリ 出演:セルジュ・ゲンズブール
『太陽が知っている』'69
監督:ジャック・ドレー 出演:アラン・ドロン
『ガラスの墓標』'69
監督:ピエール・コラルニック 出演:セルジュ・ゲンズブール
『ドンファン』'73
監督:ロジェ・バディム 出演:ブリジット・バルドー
『ジュ・テーム・モア・ノンプリュ』'76
監督:セルジュ・ゲンズブール 出演:ジョー・ダレッサンドロ
『スキャンダル』'76
監督:ベルナール・ケイザンヌ 出演:ジャック・スピエセ
『ナイル殺人事件』'78
監督:ジョン・ギラーミン 出演:ピーター・ユスチノフ
『メランコリー・ベビー』'79
監督:クラリス・ガブス 出演:ジャン・ルイ・トランティニャン
『愛しのエレーヌ』'83
監督:パトリス・ルコント 出演:ミシェル・ブラン
『ラ・ピラート』'84
監督:ジャック・ドワイヨン 出演:マルーシュカ・デートメルス
『地に墜ちた愛』'84
監督:ジャック・リベット 出演:ジェラルディン・チャップリン
『右側に気をつけろ』'87
監督:ジャン・リュック・ゴダール 出演:ジャン・リュック・ゴダール
※ ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈプレゼント情報
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★『ロッタちゃん はじめてのおつかい』の劇場招待券を5組10名の方にプレゼント
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1月15日より恵比寿ガーデンシネマにて公開の『ロッタちゃん はじめてのおつか
い』（監督・脚本：ヨハンナ・ハルド、出演：グレテ・ハヴネショルド、リン・グロ
ッペスタード、マルティン・アンデションほか）の劇場招待券を5組10名の方にプレ
ゼントいたします。
ニイマン家の次女ロッタちゃんは5歳。パパとママ、お兄さんとお姉さんの5人家族。
ある朝、夢見が悪かったロッタちゃんは、ご機嫌ななめでママとケンカの末、隣の家
のベルイおばさんのところへ家出してしまい……。『長くつ下のピッピ』で有名な童
話作家、アストリッド・リンドグレーンが生んだスーパー・ヒロイン、「ロッタちゃ
ん」を描いたスウェーデン発ハートウォーミング・ストーリー。
＜応募方法＞
ご希望の方は、「『ロッタちゃん はじめてのおつかい』劇場招待券希望」と明記
し、送付先住所（郵便番号）、氏名、電話番号を必ずお書き添えの上、下記メールア
ドレスまでご応募ください（発表はプレゼントの発送をもって替えさせていただきま
す）。
■応募先メールアドレス
movie-watch-present@impress.co.jp
■締め切りは12月29日（水）
□OFFICIAL SITE
http://www.atlas-film.de/afm/filme/l/lottakrach.htm
★編集部より読者の皆さまへ
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1999年もMOVIE Watchをご購読いただきありがとうございました。
本年の配信は本日で最終となります、また来年もよろしくお願いいたします。
皆さまよいお年をお迎えください。Merry Christmas & A Happy New Year
★年末年始の“MOVIE Watch ”配信についてのお知らせ★
年内最終号：12月24日付け号
新年第1号：2000年1月7日付け号
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