■ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈ（毎週金曜日発行：無料） ─────────1999-10-22 ☆ＨＥＡＤＬＩＮＥ☆──────────────────────────── ☆ ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈプレゼント情報 『地雷を踏んだらサヨウナラ』の試写会に5組10名の方をご招待 [1]オススメロードショー 『プリティ・ブライド』 ジュリア・ロバーツ＆リチャード・ギア、9年ぶりの共演 『M/OTHER』 '99年カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した話題作 ○ ＣＨＥＣＫ ５本！ 『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』、『マーサ・ミーツ・ボーイズ』 ほか [2]新作先取り情報 『クッキー・フォーチュン』 ブラックな笑いで魅せるロバート・アルトマン監督最新作 『週刊バビロン』 スキャンダルの裏側を描く！ 山城新伍監督作 ほか [3]シネマニュース 「『君のいた永遠（とき）』映像と写真展」、開催 『ナビィの恋』公開記念イベント「げらっぴナイト」開催 ほか [4]ピックアップシネマ 『グレイスランド』 世代を超えて受け継がれる、ひとつの「表現」の素晴らしさ [5]興行成績ベストテン 『マトリックス』が6週連続の首位をキープ [6]オススメＶＩＤＥＯ 『バグズ・ライフ』 最高技術のCGが見せるリアリティと温かさにも驚き ○ ＣＨＥＣＫ ３本！ ○ ＤＶＤ ＣＨＥＣＫ！ ○ Ｗｅｅｋｌｙレンタルビデオランキング [7]ＢＳ＆ＣＳ今週のオススメ 『昼下りの決斗』、『ラジュー出世する』 ほか [8]今週の美女 カトリーヌ・ドヌーヴ ☆――――――――――――――――――――― MOVIE Watchの発行は毎週金曜日☆ [1] オススメロードショー ────────────────────────────────────── 【 今週末のオススメ封切り作品をセレクト！ 】 ────────────────────────────────────── 『プリティ・ブライド』 ジュリア・ロバーツ＆リチャード・ギア、9年ぶりの共演 ────────────────────────────────────── 10月23日より日劇プラザほかにて公開 '99年／アメリカ／1時間55分 ◇監督：ゲー リー・マーシャル ◇脚本：サラ・パリオット、ジョサン・マクギボン ◇出演：ジ ュリア・ロバーツ、リチャード・ギア、ジョーン・キューザック、リタ・ウィルソン、 ヘクター・エリゾンド ◇配給：ブエナ・ビスタ コラムニストのアイク（リチャード・ギア）は、結婚式の最中に花婿を置き去りに して逃亡するという噂の女性、マギー（ジュリア・ロバーツ）の記事を書いて大反響 を呼ぶ。ところが、彼女自身の抗議を受け、アイクのコラムは打ち切られてしまう。 そんな時、マギーが4度目の結婚式を目前にしていることを知ったアイクは、ジャー ナリストの意地を賭けて、彼女の取材を開始するのだが……。あの、『プリティ・ウ ーマン』（'90）のジュリア・ロバーツとリチャード・ギアのコンビが、9年ぶりに復 活！ またまたロマンティックなラブ・ストーリーを届けてくれた。結婚式の土壇場 で逃げ出してしまうヒロインは、果たしてホントに結婚できるのか……？ この季節 にピッタリのデート映画の登場だ。 □OFFICIAL SITE http://www.movies.co.jp/pretty_bride/index.html ────────────────────────────────────── 『M/OTHER』 '99年カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した話題作 ────────────────────────────────────── 10月23日よりユーロスペースにて公開 '99年／日本／2時間27分 ◇監督：諏訪敦彦 ◇ストーリー：諏訪敦彦、三浦友和、渡辺真起子 ◇出演：三浦友和、渡辺真起子、 高橋隆大、梶原阿貴 ◇配給：サンセントシネマワークス デザイン会社に勤めるアキ（渡辺真起子）は、レストラン経営をする哲郎（三浦友 和）と数年前から同棲していた。そんなある日、3年前に別れた妻と暮らしていた8歳 になる息子、俊介（高橋隆大）から哲郎に電話が入り……。互いの自由を尊重し合い ながら暮らす男女に、突然、子供が関わることで、彼らの日常が変容していく。役者 との話し合いでストーリーを作っていった監督、諏訪敦彦が、疑似家族の物語をドキ ュメンタリー・タッチで語ってみせた話題作。主演の渡辺真起子と三浦友和の演技の 生々しさに、共感したり心が痛んだり。ヘビーな作品だが一見の価値はある。 ============================================================================ ○ ＣＨＥＣＫ ５本！ 今週末時点の劇場公開作、よりどり５本も要チェック ============================================================================ チェック度１＝★ チェック度２＝★★ チェック度３＝★★★（劇場へ急げ！） ■『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』 10月23日よりシネマ・カリテ、 ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい ★★★ たまたま病院で同室となった脳腫瘍のマーティンと骨髄腫のルディ。死期が迫った2 人は病院を抜け出し、ベンツを盗んで人生最後の冒険へと繰り出す。しかし、2人が 盗んだ車はギャングの車だった……。ドイツ発、男の友情を描いたロードムービー。 □OFFICIAL SITE http://www.fujicreative.com/Knock990721/index.html ■『マーサ・ミーツ・ボーイズ』 10月23日より シネ・アミューズイースト／ウェスト、川崎チネチッタ ★★★ 退屈な日々に終止符を打ち、ロンドンにやって来たマーサ。彼女は、ロンドンに暮ら すフランク、ダニエル、ローレンスと、それぞれ別々に出会うのだが、実は、3人は 幼なじみだった。『エリザベス』のジョゼフ・ファインズ出演のラブ・コメディ。 □OFFICIAL SITE http://www.amuse-soft.com/theater/martha/martha.html ■『タイムトラベラー きのうから来た恋人』 10月23日より丸の内プラゼールほか ★★★ '60年代のキューバ危機から、自動ロックされた核シェルターの中で生まれ育った青 年アダム。彼は、初めて'90年代の世界に出てくるのだが……。イヴという女性に恋 するアダムを、ブレンダン・フレイザーが好演するロマンティック・コメディ。 □OFFICIAL SITE http://www.blastmovie.com/ ■『どこまでもいこう』 10月23日よりユーロスペース ★★★ アキラと光一は悪ガキコンビだったが、クラスが別れ、それぞれに新しい友達ができ て次第に疎遠になり……。少年2人の日常を綴った青春映画。第1作目にあたる『月光 の囁き』もテアトル新宿で公開（レイトショー）される、塩田明彦監督の第2作。 □OFFICIAL SITE http://www1.raidway.ne.jp/~athene/dokoiko/ ■『皆月』 10月23日よりテアトル新宿 ★★ 現金と預金通帳を持って妻に失踪された諏訪は、妻の弟でヤクザのアキラと、彼に紹 介されたソープ嬢、由美の3人で、妻がいると思われる北陸へ旅立つのだが……。花 村萬月の同名小説を映画化。どうしようもない男の再生までを描くロードムービー。 □OFFICIAL SITE http://www.nikkatsu.com/movie/mov_mn0.htm [2] 新作先取り情報 ────────────────────────────────────── 【 公開を待ちわびる新作情報を、期待値つきでお届けします 】 ────────────────────────────────────── ■『クッキー・フォーチュン』 2000年正月第2弾／シネセゾン渋谷ほか（期待値85％） ────────────────────────────────────── クッキーは、何十年も前に先立った、亡き夫バックに会うために自殺した。しかし、 彼女の姪カミールが、「これは強盗殺人だ」とクッキーの死をデッチあげたことで、 小さな町は大騒ぎになり……。監督・製作は、巨匠ロバート・アルトマン（『カンザ ス・シティ』）。出演は、グレン・クローズ（『マーズ・アタック！』）、リヴ・タ イラー（『アルマゲドン』）ほか。撮影は、栗田豊通（『御法度』）が担当している。 □OFFICIAL SITE http://www.fujicreative.com/cookie/index.html ────────────────────────────────────── ■『週刊バビロン』 2000年1月下旬／全国東映系（70％） ────────────────────────────────────── 芸能界から政界まで、この世のスキャンダルを追い求め、時には法律スレスレのテク ニックを使ってスクープをモノにする女性週刊誌記者と編集者。彼らの所属する女性 誌が廃刊の危機に直面し、存続を賭けて、彼らは大スクープを求めて奔走する……。 スキャンダルの裏側を涙と笑いで描いた。監督は山城新伍。出演は、三宅裕司、ダン カン、杉田かおる、柴俊夫、白竜、石橋蓮司ほか。 ────────────────────────────────────── ■『ディナーの後に Girl's Night OUT』 2000年正月第2弾／キネカ大森（70％） ────────────────────────────────────── 普通の結婚を夢見るウェイトレスのヨニ。仕事も恋愛も奔放で、情熱的だけれど束 縛されるのを嫌う、キャリアウーマンのホジョン。結婚せずに子供を産みたいと考え ている、男性とデートすらしたことのない大学院生スニ。三者三様の彼女たちを通じ て、女性のセックスや結婚観について軽快な撮影手法で描いた韓国映画。監督・脚本 はイム・サンス。出演は、カン・スヨン、ジン・ヒギョンほか。 [3] シネマニュース ────────────────────────────────────── ★「『君のいた永遠（とき）』映像と写真展」、開催 ────────────────────────────────────── 11月3日（水・祝）から16日（火）まで（11月9日（火）は休業）、有楽町阪急8Fギャ ラリーにて、『君のいた永遠（とき）』（監督／シルヴィア・チャン、出演／金城武、 ジジ・リョン、カレン・モク、公開／11月6日より有楽町スバル座ほか、配給／東宝 東和）の公開を記念して、「『君のいた永遠（とき）』映像と写真展」が開催される。 同展では、映画の名場面や撮影中のオフ・ショットなど約75点の写真展示のほか、ダ イジェスト＆メイキングビデオの上映、香港・台湾公開時のオリジナル・ポスターや 実際に出演者が使用した衣装の展示などを通じて、映画の魅力に迫る。また、公開時 に劇場販売が予定されている『君のいた永遠（とき）』オリジナル・グッズ、写真集 などの販売も行われる。連日10：30から20：00まで（日曜・祝日は19：30まで／最終 日は16：00閉場）で入場は無料。なお、11月8日（月）から16日（火）まで、神戸阪 急1F特設会場でも、同様の展覧会が開催される。詳細は直接会場（078-360-1231）ま で。 □OFFICIAL SITE http://www.toho.co.jp/towa/welcome-j.html ────────────────────────────────────── ★『ナビィの恋』公開記念イベント「げらっぴナイト」開催 ────────────────────────────────────── 10月26日（火）、テアトル新宿にて、『ナビィの恋』（12月4日よりテアトル新宿に てロードショー）の公開記念イベント、「げらっぴナイト（get happy night）」が 開催される。作品の60年にわたる恋物語を彩る音楽の数々に、生で触れてもらおうと いうこのライブイベントは、『ナビィの恋』本編の上映と、主演で沖縄民謡界最高の 三線奏者、登川誠仁を中心としたライブ＆トークショーで構成され、中江裕司監督や 出演の西田尚美、村上淳、上々颱風の紅龍各氏をゲストに迎える。開場19：30、開演 19：45で、料金は、前売り2,000円、当日2,500円（当日午前11：00より劇場窓口にて 整理券配付）。お楽しみ抽選会やプレゼントも用意されている。詳細は、下記サイト にて。 □OFFICIAL SITE http://www.d2.dion.ne.jp/~shirous/ ────────────────────────────────────── ★『マトリックス』、興収50億円突破 その後も順調な伸び ────────────────────────────────────── 丸の内ピカデリー2ほかにて公開中の『マトリックス』（監督／ラリー＆アンディ・ ウォシャウスキー、出演／キアヌ・リーブス、キャリー＝アン・モス、ローレンス・ フィッシュバーンほか）は、公開32日目の10月12日に全国興収50億円を突破、10月17 日までの集計によれば、動員数366万9418人、興収は54億7000万円に達しており、6週 連続首位をキープしている現在も勢いは衰えず、順調に記録を伸ばしている。 □OFFICIAL SITE http://japan.whatisthematrix.com/ ────────────────────────────────────── ★『スター・ウォーズ エピソード1』、動員数800万人を突破 ────────────────────────────────────── 日本劇場ほかにて公開中の『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』 （監督／ジョージ・ルーカス、出演／リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガーほ か）は、公開97日目の10月14日に動員数800万人を突破、公開100日間の累計は、動員 数804万1,813人、興収123億円余りとなった。 □OFFICIAL SITE http://www.thephantommenace.com/episode-i/features/intro/japanese/ ────────────────────────────────────── ★全米興行収入、"Fight Club"が初登場で首位 ────────────────────────────────────── 先週末の全米興行収入は、デビッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット、エドワ ード・ノートン主演の"Fight Club"（『ファイト・クラブ』／2000年正月、日比谷映 画ほかにて公開予定）が、初登場で首位を獲得した。2位は、前回まで3週連続首位の "Double Jeopardy"、3位には、ロブ・ライナー監督、ミシェル・ファイファー＆ブル ース・ウィリス共演のロマンティック・コメディ、"The Story of Us"が入った。 □"Fight Club" OFFICIAL SITE http://www.foxmovies.com/fightclub/ □"Double Jeopardy" OFFICIAL SITE http://www.doublejeopardymovie.com/ □"The Story of Us" OFFICIAL SITE http://www.universalpictures.com/storyofus/ [4] ピックアップシネマ ────────────────────────────────────── 【 劇場公開中の作品レビューをお届けします 】 ────────────────────────────────────── 『グレイスランド』 世代を超えて受け継がれる、ひとつの「表現」の素晴らしさ ────────────────────────────────────── 1956年、アメリカのTVショー、「エド・サリバンショー」にエルビス・プレスリー が出演し、まるで感電したように腰をブルブルと振るわせて踊った。その時、若者た ちは新しい音楽表現に歓喜し、上の世代の人たちは眉をしかめた。まさに、ロックン ロールが、カウンター・カルチャーとして受け止められた時代。しかし、優れた「表 現」はいつしか成熟し、時と共にその存在意義も変化していくものだ。結婚式直後に 妻を亡くした傷心の主人公（ジョナサン・シャーチ）は、ハーヴェイ・カイテルが演 じるエルビスとその音楽に勇気づけられ、次第に心癒されていくのだが、その過程を 通じて、この作品は、ロックンロールを題材とした映画がともすれば陥りがちなワナ ─ 作品全体が、前述の「古き良き」時代に対する、製作者サイドの多分な思い入れ で占められてしまう現象 ─ を巧みに避け、エルビスやその時代への郷愁のみならず、 ロックンロール・ミュージックが持つ普遍的な「役割」をもしっかりと描いてみせる のだ。作中にも登場するエルビスゆかりの地、"グレイスランド"に、今なお集うたく さんの人々。その姿こそ、形やその役割を変えながらも、世代を超えて確実に受け継 がれていくひとつの「表現（＝ロックンロール・ミュージック）」の素晴らしさを、 如実に物語っているのである。 □OFFICIAL SITE http://www.tfc.co.jp/hiroba/movie_theater/flash/graceland/index.html [5] 興行成績ベストテン ────────────────────────────────────── 『マトリックス』が6週連続で首位、前回3位の『金融腐蝕列島 呪縛』は 2位に返り咲いた。そのほかの顔ぶれは、概ね前回と変わらず。今回初登 場の『グレイスランド』が、新宿1館のみの集計で11位に入る健闘を見せ ている。 ────────────────────────────────────── 1 →（ 1）マトリックス （ 6週） 2 ↑（ 3）金融腐蝕列島 呪縛 （ 5週） 3 ↓（ 2）ディープ・ブルー （ 2週） 4 →（ 4）スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス （15週） 5 →（ 5）エリザベス （ 8週） 6 →（ 6）ノッティングヒルの恋人 （ 7週） 7 →（ 7）ホーンティング （ 3週） 8 ↑（10）オースティン・パワーズ・デラックス （ 8週） 9 →（ 9）秘密 （ 4週） 10 ↓（ 8）ブロークダウン・パレス （ 2週） 興行通信社調べ1999/10/16～1999/10/17（銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計） [6] オススメＶＩＤＥＯ ────────────────────────────────────── 本国ドイツで大ヒットとなった、オトナの怪作『悦楽晩餐 会』も気になりつつ、まさに大人も子供も楽しめるエンタ テインメント作品の『バグズ・ライフ』がやはりイチオシ。 ────────────────────────────────────── 『バグズ・ライフ』 最高技術のCGが見せるリアリティと温かさにも驚き ────────────────────────────────────── 【データ】 '98年／米／1時間37分（10/29発売：ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント） 監督:ジョン・ラセッター 出演:声：デイブ・フォーリー,ケヴィン・スペイシー 『トイ・ストーリー』に続く、ディズニー＆ピクサーによるフルCGアニメーション 作品。毎年収穫の時期に現れては、アリたちの食料をさらっていくバッタたち。発明 好きでどこか抜けている1匹の働きアリが、ちょっとしたドジと責任感から、凶暴な バッタたちとの対決を決意。しかし、助っ人探しの旅先で勘違いしてスカウトしてき た「強者たち」は、実は落ちぶれたサーカスの一団だった……。独特のCGとキャラク ターの妙で、アニメの枠を越えた不思議な感覚とともに楽しめる。 ────────────────────────────────────── ○ ＣＨＥＣＫ ３本！ ────────────────────────────────────── ■『悦楽晩餐会』1時間54分／独（10/28発売：エムスリイエンタテインメント） ミュンヘンの、とある謎のイタリアンレストラン。夜毎に集う映画関係者やら記者や らの欲望が渦巻く中、白雪姫と名乗る金髪の美女が現れ……。 監督:ヘルムート・ディートル 出演:ゲッツ・ゲオルゲ,マリオ・アドルフ ■『ソルジャー』1時間38分／米（11/3発売：ポニーキャニオン） その星に捨てられた男は、感情を排除された軍用人間。彼は徐々に人間の心を知り、 新たな意志とともに戦いにおもむく。 監督:ポール・アンダーソン 出演:カート・ラッセル,ジェイソン・スコット・リー ■『奥サマは魔女 魔王の陰謀』1時間42分／仏（10/29発売：日活） 幼い息子をめぐり魔王と対決する若きママ魔女の物語。フランスでトップ人気の俳優 たちが競演。 監督:ルネ・マンゾール 出演:ヴァネッサ・パラディ,ジャン・レノ,ジャンヌ・モロー ────────────────────────────────────── ○ ＤＶＤ ＣＨＥＣＫ！ ────────────────────────────────────── ■『トパーズ』1時間53分／日本（10/29発売：J.V.D.） 大都会を生きる高級コールガールたちと、彼女らをめぐる男たち。村上龍が自作の小 説を自ら映画化した'91年作品。公開時のイベント映像などを収録。 監督:村上龍 出演:二階堂ミホ,島田雅彦,三上寛,加納典明 カラー/モノラル/ワイド/ドルビー・デジタル/（税抜3,800円） ■『フェノミナ インテグラルハード完全版』 1時間55分／伊（10/25発売：ビームエンタテインメント） ジェニファー・コネリーが初主演にして恐怖の殺人鬼に追いつめられる。ホラーの鬼 才、ダリオ・アルジェントの作品の中でも最高の人気を誇る完全版に映像特典の加わ ったDVD版。 監督:ダリオ・アルジェント 出演:ジェニファー・コネリー,ドナルド・プレザンス カラー/ステレオ/字幕/ワイド/ドルビー・デジタル/（税抜4,800円） ────────────────────────────────────── ○ Ｗｅｅｋｌｙレンタルビデオランキング 10月10日～10月16日 ────────────────────────────────────── ◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆ レンタルビデオ全国総合ランキング（字幕＋吹替え版） ♪♪♪レンタル前に要チェック！♪♪♪ 【TSUTAYA調べ】 ============================================================================ 【 1】( 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10/26（火）『ハリーとトント』 SKY CINEMA（17：00～） ────────────────────────────────────── ◇監督：ポール・マザースキー 出演：アート・カーニー、エレン・バースティン ニューヨークの古びたアパートで、72歳の老人ハリー（アート・カーニー）は、猫 のトントと暮らしていた。そんなある日、突然、アパートのとり壊しが決定してしま う。彼は、遠く離れた娘のもとへトントを連れて旅立つが……。老人と猫という奇妙 なコンビに心が和むロード・ムービー。主演のアート・カーニーは、この作品で映画 デビューを飾り、'74年度アカデミー主演男優賞を受賞した。 ────────────────────────────────────── 10/29（金）『レッドロック 裏切りの銃弾』 SKY MOVIES（深1：00～） ────────────────────────────────────── ◇監督：ジョン・ダール 出演：ニコラス・ケイジ、デニス・ホッパー テキサスの町レッドロック。ひょんなことで殺し屋に間違えられたマイケル（ニコ ラス・ケイジ）は、地主から妻殺しを依頼されるが、地主の妻からも夫殺しを依頼さ れてしまう。彼は考えた挙句、報酬だけを貰って町を出ようとするが、そこに本物の 殺し屋（デニス・ホッパー）が現れ……。ニコラス・ケイジ主演の隠れた秀作アクシ ョン。殺し屋役のデニス・ホッパーも、ハマリ役をエンジョイしている。 [8] 今週の美女 ────────────────────────────────────── ◆カトリーヌ・ドヌーヴ◆ Catherine Deneuve [1943.10.22.生まれ] 彼女の情熱は瞳の遥か遥か奥深くで燃えさかる。だからスクリーン越しに彼女と目が あったときだけ、突然のパッションに射抜かれることになる。しかし、そっぽを向く カトリーヌはなんと冷徹な口もと、まなざし……。そして動かぬ表情筋がこんなにも 雄弁なのは映画界の永遠の謎。 ▽オススメな出演作品 『シェルブールの雨傘』'64 監督:ジャック・ドゥミ 出演:ニーノ・カステルヌォーボ 『反撥』'65 監督:ロマン・ポランスキー 出演:イボンヌ・ルノー 『ロシュフォールの恋人たち』'67 監督:ジャック・ドゥミ 出演:フランソワーズ・ドルレアック 『昼顔』'67 監督:ルイス・ブニュエル 出演:ジャン・ソレル 『幸せはパリで』'69 監督:スチュアート・ローゼンバーグ 出演:ジャック・レモン 『暗くなるまでこの恋を』'69 監督:フランソワ・トリュフォー 出演:ジャン・ポール・ベルモンド 『哀しみのトリスターナ』'70 監督:ルイス・ブニュエル 出演:フェルナンド・レイ 『哀しみの終るとき』'71 監督:ナディーヌ・トランティニャン 出演:マルチェロ・マストロヤンニ 『ひきしお』'72 監督:マルコ・フェレーリ 出演:マルチェロ・マストロヤンニ 『リスボン特急』'72 監督:ジャン・ピエール・メルビル 出演:アラン・ドロン 『赤いブーツの女』'74 監督:フアン・ルイス・ブニュエル 出演:フェルナンド・レイ 『終電車』'80 監督:フランソワ・トリュフォー 出演:ジェラール・ドパルデュ 『海辺のホテルにて』'81 監督:アンドレ・テシネ 出演:パトリック・ドベール 『フォート・サガン』'84 監督:アラン・コルノー 出演:ソフィー・マルソー ※ ＭＯＶＩＥ Ｗａｔｃｈプレゼント情報 ────────────────────────────────────── ★『地雷を踏んだらサヨウナラ』の試写会に5組10名の方をご招待 ────────────────────────────────────── 2000年正月映画として、渋谷シネ・アミューズ、銀座シネ・ラ・セットにて公開され る『地雷を踏んだらサヨウナラ』（監督／五十嵐匠、出演／浅野忠信、ロバート・ス レーター、川津祐介ほか）の試写会に5組10名の方をご招待いたします。 ＜日時＞11月29日（月）18：30開場／19：00開映 ＜場所＞千代田区公会堂（千代田区九段南1-6-17） ＜応募方法＞ ご希望の方は、「『地雷を踏んだらサヨウナラ』試写会希望」と明記して、送付先 住所、氏名、電話番号を必ずお書き添えのうえ、下記メールアドレスまでご応募くだ さい（発表はプレゼントの発送をもって替えさせていただきます）。 ■応募先メールアドレス movie-watch-present@impress.co.jp ■締め切りは10月27日（水） □OFFICIAL SITE http://www.to-films.co.jp/index01.html ▼MOVIE Watch HOMEPAGE─────────────────────────── 『シックス・センス』や松岡周作のシネマコラムが人気！ http://www.watch.impress.co.jp/movie/ ▼配信先変更 ─────────────────────────────── 配信先の変更は下記URLより、ポイントアップシステムのメンバーIDとパスワードを 入力し、案内にしたがい変更をしてください。 http://www.ips.co.jp/pointup/enchgv.htm メンバーID等が不明なときは、下記メールアドレスまでご連絡ください。 sales@ips.co.jp ▼購読中止 ──────────────────────────────── 購読中止の場合は下記URLにアクセスし、記入欄に配信先のメールアドレスを入力し た後、購読中止ボタンを押してください。 http://www.ips.co.jp/pointup/enstopv.htm ▼広告資料請求 ────────────────────────────── http://iad.impress.co.jp/ad-info/ まで ――――――――――――――― 問い合わせ先 ―――――――――――――――― movie-watch-info@impress.co.jp ：記事内容 impress Watch編集グループ ad-sales@impress.co.jp ：広告窓口 デジタル広告営業グループ sales@ips.co.jp ：購読窓口 EC営業グループ(Tel:03-5275-9051) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 発行人 塚本慶一郎／編集人 田村明史 発行 株式会社インプレス 〒102-0075 東京都千代田区三番町20 編集 村田敦史 協力 WERDE OFFICE Copyright(C) 1997-1999 Impress Corporation. 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