◆MOVIE Watch（毎週金曜日発行：無料） ─────―――──―───1998-12-11
☆今週のHEADLINE☆─────────────────────────────
●オススメ封切り情報
『ロスト・イン・スペース』 最新CGで描くきらびやかで迫力満点の宇宙旅行
『アルマゲドン』 隕石群落下の大迫力だけで入場料分の価値はあり！
『鳩の翼』 今世紀初頭の英国とヴェニスを舞台にしたラブストーリー
○公開作 CHECK 5本！
『T-REX』『ラブ・ゴーゴー』 ほか
●MOVIE PADDOCK 出走を待ちわびる新作情報（期待値％つき！）
『スパニッシュ・プリズナー』
デビッド・マメットの手による"現代版ヒッチコックスタイル"
『グッバイ・モロッコ』
『タイタニック』のケイト・ウィンスレット最新作 ほか
●REVIEW／映画4人衆
『Xファイル／ザ・ムービー』
主人公2人の飽くなき捜査魂が、ついにスクリーンに飛び火！
●TOPICS
"A Bug's Life"、2週連続全米トップ ほか
●興行成績ベストテン
●オススメVIDEO
『リーサル・ウェポン4』 ビッグスケールなのにお茶の間にもしっくり
『レインメーカー』 不器用な若き正義の奮闘記
○CHECK 5本！
●Weeklyレンタルビデオランキング
―依然タイタニックがトップ―
●BS＆CS今週の3本
●THE DAY OF BIRTH
●後記
[◆◆◆オススメ封切り情報◆◆◆]
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『ロスト・イン・スペース』 最新CGで描くきらびやかで迫力満点の宇宙旅行
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12月12日より松竹東急洋画系にて公開 '98年／アメリカ／2時間11分 ◇監督：ステ
ィーブン・ホプキンス ◇脚本：アキバ・ゴールズマン ◇出演：ウィリアム・ハー
ト、ミミ・ロジャース、ゲイリー・オールドマン ◇配給：日本ヘラルド映画
往年の人気テレビドラマ「宇宙家族ロビンソン」を、現代風に解釈し直したSFXア
ドベンチャー。資源の枯渇で他の太陽系への移住を迫られた人類が、先発隊として宇
宙に送り出したのがロビンソン一家の物語だ。仕事人間の父親が、宇宙旅行の中で父
権の回復を目指すという「家族再生のドラマ」は卑近すぎて夢がない。しかし最新の
SFX技術を駆使した映像は迫力十分だ。物語はまだ導入部。これは続編を見たいぞ！
□OFFICIAL SITE
http://www.victor.co.jp/movie/ls/index.html
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『アルマゲドン』 隕石群落下の大迫力だけで入場料分の価値はあり！
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12月12日より東宝洋画系にて公開 '98年／アメリカ／2時間30分 ◇監督・製作：マ
イケル・ベイ ◇出演：ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ベン・ア
フレック、リブ・タイラー、スティーブ・ブシェーミ ◇配給：ブエナビスタ
『ディープ・インパクト』大ヒットの後では「小惑星が地球に衝突！」と聞いても
新鮮味はないが、配役の派手さと特撮映像のすごさでは、こちらの方が一枚も二枚も
上手だ。なかでもマンハッタンに降り注ぐ隕石群が摩天楼を粉々にうち砕くオープニ
ングは、客席で思わず首をすくめたくなるような大迫力。「どれも予告編で見た映像
だ！」なんて意地悪なことは言わずに、徹底的な破壊のカタルシスを味わってほしい。
□OFFICIAL SITE
http://www.movies.co.jp/armageddon/
□MOVIE WatchのHP
http://www.watch.impress.co.jp/movie/
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『鳩の翼』 今世紀初頭の英国とヴェニスを舞台にしたラブストーリー
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12月12日より公開 '97年／イギリス／1時間41分 ◇監督：イアン・ソフトリー ◇
原作：ヘンリー・ジェイムズ ◇出演：ヘレナ・ボナム・カーター、ライナス・ロー
チ、アリソン・エリオット、マイケル・ガンボン ◇配給：エース・ピクチャーズ
―ル・シネマ 10:40/12:50/15:00/17:10/19:20（～21:10）
ケイトとマートンは恋人同士だが、経済的な理由で結婚できない。ふたりの前に現
れたのは、アメリカから来た資産家の美女ミリー。病気で余命幾ばくもない彼女が、
やがてマートンに好意を持ちはじめる……。愛のために、人間はどこまでエゴイステ
ィックになれるのか。男女3人の気持ちの移ろいは、時に残酷ですらある。1910年代
のヴェニスを再現した美術が素晴らしい。夜のゴンドラがじつにロマンチックだ。
□OFFICIAL SITE
http://www.iijnet.or.jp/ASMIK/M/Ace/1998/Dove/index.html
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○公開作 CHECK 5本！
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★＝注目作 ★★＝見て損はしない ★★★＝これは必見！ （未）＝未見
■『T-REX』 12月12日より東京アイマックスシアターにて公開 ★★★
古生物学者の父を持つ恐竜マニアの少女が、博物館で恐竜の幻影を見るというファン
タジー映画。アイマックス3Dの大スクリーンで、巨大なティラノサウルスが動き回る
様子は『ジュラシック・パーク』以上の臨場感だ！ これは一見の価値があるぞ！
□OFFICIAL SITE
http://www.sme.co.jp/Movie/IMAX/TRex/index.html
■『ラブ・ゴーゴー』 12月12日よりユーロスペースにて公開 ★★★
幼なじみの少女に10数年ぶりに再会したケーキ職人、見ず知らずの男と電話で愛を語
る太った女の子、不倫の恋に終止符を打とうとする美容師など、若者たちの切ない恋
心をオムニバス風に描く台湾映画。それぞれのエピソードで笑えて、最後は泣けます。
■『アインシュタインの脳』 12月12日よりユーロスペースにて公開 ★★
天才科学者アインシュタインの脳を求めて、日本人学者がアメリカ大陸を東奔西走。
失われた解剖記録、姿を消した担当解剖医、やがて浮かび上がってきた彼の謎めいた
行動……。取材陣が元解剖医の自宅で見た、衝撃の真実とは！（これは実話です。）
■『モスラ3／キングギドラ来襲』 12月12日より全国東宝系にて公開 ★★
平成『モスラ』シリーズ完結編。特撮シーンには平成『ガメラ』シリーズからの影響
が見え、絵作りの迫力は前作の3倍にアップ。脚本もまずますのできで、前作に失望
した人も満足できるレベルだろう。僕は感激して途中で少し涙ぐんでしまった……。
□OFFICIAL SITE
http://toho.co.jp/movie/mothra3/welcome-j.html
■『始皇帝暗殺』 松竹東急洋画系にて12月18日まで公開 ★★
歴史上初めて中国全土を統一した秦始皇帝が、残虐非道な独裁者になる前夜を描く歴
史大作。『さらば、我が愛／覇王別姫』のチェン・カイコーが、監督・脚本に加え、
始皇帝の実父役で出演もしている。この映画で一番の独裁者は、監督本人だったのだ。
□OFFICIAL SITE
http://www.spe.sony.com/classics/archive/99/assassin.html
[Written by 服部弘一郎]
[◆◆◆MOVIE PADDOCK◆◆◆]
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出走を待ちわびる新作情報を、
期待値％つきでお届けします！
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■『スパニッシュ・プリズナー』
'99年陽春／シネセゾン渋谷（期待値75％）
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会社に莫大な利益をもたらす発明を手がけたエリート社員。彼の発明をめぐって繰り
広げられる裏切り、ロマンス、罠……。虚偽と真実の間で揺れる危険なゲームを、巧
妙に散りばめられたトリックの数々で描く"現代版ヒッチコックスタイル"の作品。本
年度アメリカ・インディーズ・フィルム最大のヒットを記録した、デビッド・マメッ
ト（『アンタッチャブル』）監督最新作。出演は、キャンベル・スコット、レベッカ
・ピジョン、スティーブ・マーチンほか。
□OFFICIAL SITE
http://www.spe.sony.com/classics/spanishprisoner/main.html
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■『グッバイ・モロッコ』
'99年陽春／シネマライズ（80％）
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冷たい霧に包まれたロンドンの街から、2人の娘を連れてモロッコにやってきた25歳
のシングル・マザー、ジュリア（ケイト・ウィンスレット）。愛人の不実に傷ついて
いた彼女だったが、開放的な街の空気と混沌とした異国文化の中で、幼い娘たちとぶ
つかり合い、時に支え合いながら、次第に自らの新しい生き方と心癒される愛を見出
していくのだった……。フロイトの孫、エスター・フロイトによる小説を映画化。ギ
リーズ・マッキノン監督作品。
□RAVEREVIEWS "Hideous Kinky"
http://www.ravecentral.com/hidkink.html
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■『フラミンゴの季節』
'99年3月上旬／恵比寿ガーデンシネマ（75％）
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フラミンゴが渡ってくる夏のある日、南米・パタゴニア砂漠の人里離れたサン＝ロレ
ンソの村に、若き技師が橋の建設調査のためにやってきた。しかし、彼の訪問は、世
界の果てかと思われる小さな村に、生活の向上を求める人々の陰謀と殺人を巻き起こ
してしまい……。'94年、撮影監督を務めた短編『無免許運転手』でアカデミー賞を
受賞したシーロ・カペラッリ監督作品。出演は、『欲望のあいまいな対象』で知られ
るアンヘラ・モリーナほか。
[◆◆◆REVIEW／映画4人衆◆◆◆]
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『Xファイル／ザ・ムービー』
主人公2人の飽くなき捜査魂が、ついにスクリーンに飛び火！
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紀元前のテキサスで、『2001年宇宙の旅』ばりのファースト・コンタクトから幕が
開く映画版。TV画面では不可能な豊かな広がりを持った演出が、主人公2人を優しく
包み込む。「X-ファイル課」の閉鎖、そしてモルダーの度を超えたスタンドプレーが
もたらしたコンビ解消の危機。思わず「終わらないでくれ」と心の中で念じてしまう
展開だからこそ、別れを告げるためモルダー宅を訪れたスカリーが、見えない敵の罠
によって危篤のまま連れ去られる場面に、ファンは惹きつけられてしまうのだ。
深い信頼関係で結ばれたパートナーを目前で奪われ、1人取り残されたモルダーが、
まるで取り憑かれたように地の果てまで彼女の行方を追っていく。その壮大な追跡劇
を南極大陸にまで広げてしまうスケール感は、まさに大画面ならではといえるだろう。
そして、彼が力尽きて倒れた後、今度は昏睡から醒めた彼女が彼の冷え切った体を温
めてあげるという恋愛を越えたリレーションシップ。2人の切っても切れない結びつ
きを感じさせてくれるさりげない演出は心憎いばかりだ。
結末を見せない作風は嫌いだという人もいる。だが、実人生においても結果を出せ
ない瞬間はいくつもある。あんなにモルダーの引き止めを断っていたスカリーが、陰
謀の黒幕への再戦を力強く宣言するラストで伝えようとしているのは、自分が置かれ
た不可解な状況からでも、新たな道を切り開くことはできるのだという信念のような
もの。2人が作り上げたたった1つのファイルからでも、未来は変えられるんだという
熱い魂に、私は素直に感染してしまったのだった。 [Written by 渡辺一弘]
（満点は★5つ／半は★半分）
■そもそもUFOに限らずアメリカの都市伝説などを扱った怪奇SFだった。今はファン
の期待も自然な成りゆきで「宇宙人問題を追うラブサスペンス」へ。★★★半☆<唯>
■謎の宇宙人と政府の陰謀？ 私なら矢追純一氏の報告で十分。映画？ デッチ上げ
るならもっと過剰にしなきゃ、映画館の空間に耐えられません。 ★半☆☆☆<古>
■確かにスケールは大きくなっている。でも、なんだか使い古された感じのする脚本。
テンポの良さでハラハラ感を味わわせてくれるわけでもないし。 ★★☆☆☆<巴>
■1度すべてが地上に引きずり下ろされた感じ。主人公2人の関係性への期待、それゆ
えの物語続行の必然性を、スクリーン上で判定させられてしまった。★★☆☆☆<冴>
□OFFICIAL SITE
http://www.foxjapan.com/movie/x_file/index.html
[◆◆◆TOPICS◆◆◆]
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★"A Bug's Life"、2週連続全米トップ
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先週末の全米興行収入は、ディズニーのCGアニメ"A Bug's Life"が2週連続でトップ
を飾った。2位は、アルフレッド・ヒッチコック監督作『サイコ』（'60）のリメイク
版"Psycho"（ガス・ヴァン・サント監督）、3位には先週同様"Enemy of the State"
が入った。
□"A Bug's Life" OFFICIAL SITE
http://www.disney.com/DisneyPictures/bugslife/
□"Psycho" OFFICIAL SITE
http://www.psychomovie.com/
□"Enemy of the State" OFFICIAL SITE
http://www.movies.com/eos/
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★「任侠映画の名手」、山下耕作氏、死去
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『緋牡丹博徒』シリーズなど数々の任侠映画で知られる映画監督、山下耕作（やまし
た・こうさく）氏が6日午前3時1分、多臓器不全のため京都市中京区の京都市立病院
で亡くなった。68歳だった。山下氏は鹿児島県出身。昭和27年京都大学法学部卒業後、
昭和30年、助監督として東映京都撮影所に入社。昭和36年、『若殿千両肌』で監督デ
ビュー。股旅ものの傑作『関の弥太ッペ』で注目を浴び、その後、鶴田浩二、藤純子
（現・冨司純子）、高倉健、若山富三郎らを主演に多くの任侠映画を手がけた「任侠
映画の名手」。東映任侠路線の一時代を築き、撮影現場では「将軍」の愛称で呼ばれ
た。代表作には『兄弟仁義』『博奕打ち・総長賭博』『山口組三代目』などがあり、
平成5年公開の『新・極道の妻（おんな）たち 覚悟しいや』が遺作となった。
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★高島礼子が「極妻」4代目に
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来年3月6日に公開が予定されている『極妻四代目誕生』（関本郁夫監督）に、任侠映
画の熱烈なファンを自認する、女優の高島礼子が主演することがわかった。『極道の
妻（おんな）たち』は昭和61年にスタート。今年の1月にシリーズ10作目でいったん
は完結したものの、その後も終了を惜しむ声が絶えず、今回の復活となったもよう。
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★「Making of 『LOST IN SPACE』」日比野陽一郎氏講演、開催
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去る12月5日（土）、日本ビクター（株）のショールーム「ビクターニッパーズギン
ザ」で、同社提供による'99年正月映画『ロスト・イン・スペース』（12月12日（土）
松竹・東急洋画系にて公開）の紹介イベントが、午後1時と4時の2回にわたり開催さ
れた。同作品は、今年の4月に15週連続1位の『タイタニック』から首位を奪い、全米
初登場1位を記録した大ヒット作。随所に高度なCG技術が用いられ、迫力あるSFX効果
で話題になった。当日は、オートデスク（株）の3Dソフト「3D Studio Max？」を用
いた実際の製作チームに参加、国内のCG技術の第一人者としても活躍中の日比野陽一
郎氏を会場に迎え、作品中、圧倒的な迫力を誇る冒頭6分間のSFXシーンを題材に、実
演も交え活気ある講演が展開された。
□『ロスト・イン・スペース』OFFICIAL SITE
http://www.victor.co.jp/movie/ls/index.html
□「ビクター商品を買って宇宙を楽しもう」キャンペーン実施中
http://www.victor.co.jp/season/index.html
[◆◆◆興行成績ベストテン◆◆◆]
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『Xファイル／ザ・ムービー』が初登場2位につけた先週末。同じく初登場の
『ナイトウォッチ』共々、ランキングにきちんとくい込んではみたものの、
『踊る大捜査線／THE MOVIE』の首位は変わらず。興収50億円突破の勢いは、
公開30日間の累計で軽く300万人を動員してしまった今も衰えを知らず。
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【配収】
1 →（ 1）踊る大捜査線／THE MOVIE （ 6週）
2 初（─）Xファイル／ザ・ムービー （ 1週）
3 ↓（ 2）トゥルーマン・ショー （ 4週）
4 ↓（ 3）始皇帝暗殺 （ 4週）
5 ↓（ 4）時雨の記 （ 4週）
6 ↓（ 5）プライベート・ライアン （11週）
7 初（─）ナイトウォッチ （ 1週）
8 ↓（ 7）アウト・オブ・サイト （ 3週）
9 ↓（ 8）タイタニック （51週）
10 ↓（ 6）ダークシティ （ 2週）
興行通信社調べ1998/12/5～1998/12/6（銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計）
-------------------------[◆◆◆オススメVIDEO◆◆◆]------------------------
なぜかコタツとミカンとともに見ても違和感がない
ような気がするアクション娯楽大作、『リーサル・
ウェポン4』。そしてマット・デイモンも……。
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『リーサル・ウェポン4』 ビッグスケールなのにお茶の間にもしっくり
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【データ】
'98年／米／2時間7分（12/18レンタル：ワーナー・ホーム・ビデオ）
監督:リチャード・ドナー 出演:メル・ギブソン,ダニー・グローヴァー,レネ・ルッソ
前作から6年を経たシリーズ4作目として、1作目から見ている人には感慨もひとしお
だが、この作品のおもしろいところは、初めて見ても全然問題なしということかも。
いきなり迫力の大爆発で始まって、この先どうなるのかと思っていたら強力な中国マ
フィアとの対決へ。家族愛あり、いくとこまでいったコンビ愛あり。そして犯人を追
ううちにいつのまにか街を破壊していく、お約束の展開も十分。安心して誰にでもオ
ススメできる娯楽作。
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『レインメーカー』 不器用な若き正義の奮闘記
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【データ】
'97年／米／2時間16分（12/18発売：ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント）
監督:フランシス・フォード・コッポラ 出演:マット・デイモン,クレア・デーンズ
根が善良で悶々と夢を追う田舎の法科の学生、にぴったりハマったマット・デイモ
ン主演。生活のためにやむなく悪名高い弁護士事務所で働くことになった青年が、弁
護士資格のない先輩とともにこまごまとした事件を扱ううち、保険会社の巨悪と闘う
ことに。一流弁護士がチームを組んで臨む裁判に、法律書を引き引き立ち向かう痛快
で善良なストーリー。恋にも仕事にもいろいろな意味で未熟な青年を、なんだかんだ
いいながらも温かく見守ってしまいそうな、悪くないテンポの2時間強。
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○CHECK 5本！
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■『ザ・ブレイク』1時間42分／英（12/18発売：ポニーキャニオン）
命の奪い合いの生活、仲間を失った暗い過去と決別し、ニューヨークにやってきた元
IRAの男を、『クライング・ゲーム』『マイケル・コリンズ』などのスティーヴン・
レイが演じるハードロマンス。監督がレイ自身のアイデアをふんだんに生かして作り
上げた渋い作品。
監督:ロバート・ドーンヘルム 出演:スティーヴン・レイ,アルフレッド・モリーナ
■『ディープインパクト』2時間1分／米（12/18発売：CICビクタービデオ）
地球滅亡の危機に瀕した人類を描く。巨大彗星の激突と地下シェルターをめぐる、SF
Xの迫力と感動を誘うドラマ。
監督:ミミ・レダー 出演:ロバート・デュバル,モーガン・フリーマン
■『バタフライ・キス』1時間25分／英（12/18発売：シネカノン）
人殺しを続ける女と、彼女をかばい追いかける女。『ウェルカム・トゥ・サラエボ』
『日陰のふたり』のマイケル・ウィンターボトムが、ストックホルム映画祭新人監督
賞を受賞したロードムービー。
監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:アマンダ・プラマー,サスキア・リーヴス
■『ボクサー』1時間53分／米（12/18発売：CICビクタービデオ）
アイルランド紛争とテロの問題を、ひとりのボクサーの闘いを通して描く感動と愛の
ドラマ。『奇跡の海』のエミリー・ワトソン共演。
監督:ジム・シェリダン 出演:ダニエル・デイ・ルイス,エミリー・ワトソン
■『オスカーとルシンダ』2時間12分／米
（12/18レンタル：フォックス ホーム エンターテイメント）
『イングリッシュ・ペイシェント』『アベンジャーズ』のレイフ・ファインズ演じる
若い牧師が、女性実業家とともに大バクチをうつ。
監督:ジリアン・アームストロング 出演:レイフ・ファインズ,ケイト・ブランシェット
[Written by 唯よーじゅ]
[◆◆◆Weeklyレンタルビデオランキング◆◆◆] 11月29日～12月5日
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◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆
レンタルビデオ全国総合ランキング（字幕＋吹替え版）
♪♪♪レンタル前に要チェック！♪♪♪ 【TSUTAYA調べ】
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【 1】(-)タイタニック フォックスホームエンターテイメント
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【 2】(21)ボルケーノ フォックスホームエンターテイメント
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【 3】(2)ジャッカル 東宝
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【 4】(6)追跡者 ワーナーホームビデオ
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【 5】(3)スターシップ・トゥルーパーズ ブエナビスタホームエンターテイメント
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【 6】(4)エイリアン 4 フォックスホームエンターテイメント
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【 7】(17)絶対×絶命 CIC・ビクタービデオ
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【 8】(再)コン・エアー ブエナビスタホームエンターテイメント
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【 9】(13)アライバル 2 日活
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【10】(11)乱気流～グランドコントロール タキコーポレーション
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＊このランキングは全国の「TSUTAYA」1094店舗のデータにより集計されてます。
()内は先週のランキング （再）は再浮上
□TSUTAYAのホームページ：http://www.tsutaya.co.jp/
[◆◆◆BS＆CS今週の3本◆◆◆]
セレクター：歩知
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12/16（水）『ジェフリー！』 WOWOW（14：40～）
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オフ・ブロードウェイで大ヒットした舞台を映画化。蔓延するエイズ感染を恐れたゲ
イで俳優志望の青年が"セックス断ち"を決意。そんな矢先、イイ男が彼の前に現れた
から、さあ大変！ 早速、デートの約束をとりつけるが、男はHIV感染者だった……。
さまざまな心の葛藤と真実の愛を描いたヒューマン・コメディー。
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12/18（金）『遊びの時間は終わらない』 MOMOチャンネル（17：50～）
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生真面目な若い警官が、防犯訓練の銀行強盗役に指名された。しかし、生真面目さが
逆説的に1人の強盗犯と1つの事件を生むことになる。なんと、彼はすっかり犯人役に
のめり込み、とうとう本物の犯人のようになってしまうのだ。本木雅弘主演によるコ
メディー。子供の遊びを過剰にすると事件になる、といった、舞台劇で語られそうな
作品。
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12/19（土）『風と共に去りぬ』 NHK衛星第2（20：00～）
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南北戦争のさなか、波瀾万丈に生きた1人の女性、スカーレット・オハラの半生を描
いた大河ロマン。ジョージア州の大農場主の娘、スカーレットは、1人の男を愛する
が彼は別の女性と結婚してしまう。そんな彼女の目の前に、強引でたくましく野性的
な男、レット・バトラーが現れて……。
[◆◆◆THE DAY OF BIRTH（12/12～12/18）◆◆◆]
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12/12 エドワード・G・ロビンソン（1893）、小津安二郎（1903）、
フランク・シナトラ（1915）、ディオンヌ・ワーウィック（1941）、
シーラ・E.（1957）、西村雅彦（1960）、藤森夕子（1968）、
ジェニファー・コネリー（1970）、メッチェン・アミック（1970）、
瀬戸朝香（1976）
12/13 クリストファー・プラマー（1927）、仲代達矢（1932）、
スティーブ・ブシェミ（1957）、芦川よしみ（1958）、樋口可南子（1958）、
カレン・ウィッター（1961）、織田裕二（1967）
12/14 阪東妻三郎（1901）、ジェーン・バーキン（1946）、世良公則（1955）
12/15 細川俊之（1940）、ドン・ジョンソン（1949）、
アレックス・コックス（1954）、高橋克典（1964）
12/16 ルートヴィク・ヴァン・ベートーベン（1770）、
アーサー・C・クラーク（1917）、平田昭彦（1927）、
フィリップ・K・ディック（1928）、リヴ・ウルマン（1939）、
石倉三郎（1946）、森田健作（1949）、山下真司（1951）、
ガダルカナル・タカ（1956）
12/17 ビル・プルマン（1953）、牧瀬里穂（1971）、ミラ・ジョボヴィッチ（1975）
12/18 レジナルド・ライオンズ（1891）、松村達雄（1914）、
オシー・デイビス（1917）、アニタ・オデイ（1919）、
アラン・ルドルフ（1943）、キース・リチャーズ（1943）、
スティーヴン・スピルバーグ（1946）、布施明（1947）、
レイ・リオッタ（1955）、ブラッド・ピット（1963）、江角マキコ（1966）、
キャスパー・ヴァン・ディーン（1968）、武田真治（1972）
▼星座別オススメ映画はwebへのリンクに移行しました。
http://www.cup.com/yoge/tarot/astro/
占い協力：TAROT-ASTROLOGY OF THE WEEK
▼MOVIE WatchのHP
http://www.watch.impress.co.jp/movie/
----------------------------◆◆◆お知らせ◆◆◆----------------------------
●MOVIE Watchリアル・ランキングは終了させていただきました。
----------------------------◆◆◆ 後記 ◆◆◆----------------------------
■『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』と『遥かなる地球の歌』が同じ誕生日の作
家の作品。でもホロスコープの共通点は極わずか……あっ、僕も同じだ！ <唯>
■『スター・ウォーズ』新シリーズの予告編を目撃。主役がちっちゃな男の子ってと
ころが個人的には買い。熱烈なファンでなくても、なぜか心が躍ってしまう。 <巴>
■ものを創る気力と体力は、一体どこから生まれてくるものなのだろう？ たとえ疲
れ果てていても、気付けばいつの間にか復活している。人間ってすごい。 <冴>
▼問い合わせ先 ──────────────────────────────
movie-watch-info@impress.co.jp ：記事内容 ウォッチ編集部
ad-sales@impress.co.jp ：広告関連 インプレス A＆D
sales@ips.co.jp ：配信先等 インプレス販売
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内にしたがって、中止・変更をしてください。なお、メンバーID等が不明なときは、
sales@ips.co.jpまでご連絡ください。
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発行 株式会社インプレス
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編集：デラ・ジャパン株式会社（紺野美樹、服部弘一郎、唯洋樹、菊池朋子）
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MOVIE Watchに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます
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