◆MOVIE Watch (毎週金曜日発行:無料)─────────1998-2-27 ●HEADLINE―――――――――――――――――――――――───――――――― [特別企画] ●第9回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭ルポ [オススメROAD SHOW] ハリウッドで開花した香港映画魂!◆『フェイス/オフ』 見る者の魂をゆさぶるスピルバーグ最新作◆『アミスタッド』 日本アニメ初の本格サスペンス・スリラー◆『PERFECT BLUE』 ●CHECK10本! [TOPICS] ◆『タイタニック』、興行収入世界一に ほか [ザ・ランキング] [オススメVIDEO] 『バウンド』──心臓の高鳴りが止まない、これぞ待ち続けたサスペンス! 『八日目』──笑って、泣いて、どうしようもなくて、あの子の好きだった歌を歌う 『鉄塔 武蔵野線』──夏休みは終わっても、少年の胸には、終われない夏があった ●CHECK2本! [BS&CSチェック] 今週はこの3本! [REVIEW] 『タイタニック』──歴史に刻まれたひとつの映画的事件 [COLUMN] 【映画は音楽だ(2)】──サントラ盤にも進出してきたデジタル系サウンド [占星映画術] THE DAY OF BIRTH/星座別オススメ映画 ──●特別企画●── 第9回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭ルポ http://dela.cup.com/watch/special/yubari.html 「第9回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭」が2月13日から17日まで 北海道・夕張市で開かれた。特別招待作品12本、イベント上映作品9本、コンペ 作品23本。1万6000人近くを動員して、例年になく大きな盛り上りをみせた映画 祭の模様を受賞結果も交えて徹底ルポ。 ──●オススメ ROAD SHOW●── 情報誌には山ほど映画が載ってるけど、本当に面白い映画はどれだろう……? そんな疑問に答える耳寄り情報。この週末はこれさえ見れば大丈夫! ────────────────────────────────────── ハリウッドで開花した香港映画魂!◆『フェイス/オフ』 ────────────────────────────────────── 2月28日より全国松竹東急洋画系にて公開 '97年/米国/2時間18分 ◇監督:ジョ ン・ウー ◇製作総指揮:マイケル・ダグラス ◇出演:ジョン・トラボルタ、ニコ ラス・ケイジ、ジョアン・アレン、ジーナ・ガーション ◇配給:ブエナ・ビスタ 『男たちの挽歌』シリーズで世界中を熱狂させたジョン・ウー監督だが、渡米後の 『ハード・ターゲット』や『ブロークン・アロー』に首をかしげたファンも多かった はず。しかしご安心を。今回の『フェイス/オフ』は、そんな鬱憤をすべて粉砕する、 パワフルでスタイリッシュでエレガントな活劇映画だ。理屈なんて無用。男の意地に 血をたぎらせ、女の悲しみに涙せよ! これを見逃したら、あなたは一生後悔する! ・OFFICIAL SITE http://www.face-off.com/ ────────────────────────────────────── 見る者の魂をゆさぶるスピルバーグ最新作◆『アミスタッド』 ────────────────────────────────────── 2月28日より全国東宝洋画系にて公開 '97年/米国/2時間35分 ◇監督:スティー ブン・スピルバーグ ◇脚本:デビッド・フランゾーニ ◇出演:モーガン・フリー マン、ナイジェル・ホーソーン、アンソニー・ホプキンス ◇配給:UIP 『シンドラーのリスト』でナチスのユダヤ政策に抵抗した男を描いたスピルバーグ が、19世紀アメリカの奴隷制度に抵抗した男たちの戦いを力強く描いた最新作。奴隷 船アミスタッド号で起きた黒人反乱事件の裁判を通し、人間が人間を物として所有す ることの罪悪と、人が生まれながらに持つ自由の尊さをうたいあげる。恐竜映画では 決して味わえない、緻密な人間ドラマ。これを見ずしてスピルバーグは語れない!! ・OFFICIAL SITE http://www.amistad-thefilm.com/ ────────────────────────────────────── 日本アニメ初の本格サスペンス・スリラー◆『PERFECT BLUE』 ────────────────────────────────────── 2月28日よりSPACE PART3他にて公開 '97年/日本/1時間21分 ◇監督:今敏 ◇原 作:竹内義和 ◇脚本:村井さだゆき ◇企画協力:大友克洋 ◇出演(声):岩男 潤子、松本梨香 ◇配給:レックスエンタテインメント ※一般映画制限付(R) 脱アイドル宣言した女性タレントの周囲で、関係者ばかりを狙う連続殺人事件が発 生する。はたして犯人の目的は何か? 芸能界を舞台にした本格的なサイコ・サスペ ンス。最初は実写映画用の企画だったらしいが、この題材をエンターテインメント作 品として成立させるために、アニメにしたのは正解だったかもしれない。とにかく先 が読めないストーリー展開にハラハラドキドキ。この機会に見ても損のない作品だ。 ・PARCO-CITY 『PERFECT BLUE』 詳細なPRODUCTION NOTESやFAN BBSでレア情報をキャッチ! http://www.parco-city.co.jp/perfectblue/ ●CHECK10本! ■『コップランド』 2月28日より全国松竹東急洋画系にて公開 デ・ニーロ、カイテルを向こうに回し、スタローンが堂々たる演技派に復帰。 ■『アルビノ・アリゲーター』 2月28日よりシネ・アミューズにて公開 『セブン』『ユージュアル・サスペクツ』のケビン・スペイシー初監督作品。 ■『川のうつろい』 2月28日よりシネマ・カリテにて公開 アフリカ植民地から眺めたフランス革命。恋あり、冒険ありの歴史ロマン大作だ! ■『冬冬の夏休み』 2月28日よりユーロスペースにて公開 侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の傑作。優しく残酷な、子供時代の思い出。 ■『鬼火』 2月28日よりシネマ・カリテにてレイト公開 監督の望月六郎は、これ1本でキネ旬の監督賞を受賞したようなものです。 ■『欲望の街・純愛篇/赤い旋風』 2月28日よりシネマ・カリテにてレイト公開 『欲望の街』番外編。乙女(?)の純情に胸キュン(死語)の香港版コギャル映画。 ■『ラブ&ポップ』 新宿東映パラス3他にて公開中 話題のコギャル映画。ラストシーンでなぜか感激させられてしまう傑作だ。 ■『この森で、天使はバスを降りた』 3月6日まで新宿武蔵野館にて公開中 「ちぇっ、こんなもんで泣くもんか」とがんばっても、最後はやはり涙ボロボロ……。 ■『ハムレット』 3月6日までみゆき座にて公開中 予告・休憩を入れると5時間近く拘束されるシェイクスピアの古典劇。心して見よ。 ■『リング』『らせん』 3月6日まで全国東宝系にて公開中 原作を凌駕した『リング』の恐さ。久しぶりに「脚色」の凄さを堪能させられた傑作。 [Written by 服部弘一郎] ──●TOPICS●── ◆『タイタニック』、興行収入世界一に ────────────────────────────────────── 全世界で大ヒット中の『タイタニック』の興行収入が、米国内・海外合わせて23日ま でに9億1400万ドルに達し、'94年に『ジュラシック・パーク』が公開20週目でマーク した歴代1位の記録をわずか10週で破るという快挙を成し遂げた。 ◆新作公開速報 ────────────────────────────────────── 『ビーン』3月21日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系公開(14日先行オールナイト) ◆ディレクTV、4月から新たに25チャンネルを追加 ────────────────────────────────────── デジタル衛星放送のディレクTVは、現在の53チャンネルに、日本初登場の17チャンネ ルを含む25チャンネルを4月から追加する。新番組の目玉は、プロ野球600試合、Jリー グ240試合、11団体のプロレス、4回戦からのボクシングの試合などを中継するスポー ツ系チャンネルと、競馬、競輪、競艇、オートレース公営競技系チャンネル。ペイパ ービュー方式も含まれるが、このラインナップはなかなかのもの。気になる映画系新 チャンネルは下の5つで、SFチャンネルが注目株。他にも、時代劇チャンネル、アニ メシアター、Vシネ専門のVパラダイスなどがあり、ついに各ジャンル1局ずつ、いわば ビデオレンタル店の棚ごとにチャンネルがある時代に突入したといえよう。 □Comin' Soon TV ……日本初の24時間映画情報専門チャンネル □SFチャンネル ……SF専門チャンネル(懐かしの名作から日本未公開作品まで) □MOMO CHANNEL ……邦画専門チャンネル(俳優のインタビューなども放映) □WOWOWムービー(仮称)……WOWOWが番組編成するオリジナルチャンネル □パワームービー ……洋画専門チャンネル ──●ザ・ランキング●── 上位6作品は先週と変わらず。だが、10週を超えた大作系が総入れ替えになる今 週末は目が離せない。興行収入世界一の座を獲得した『タイタニック』にどこま で迫るか『フェイス/オフ』。来週の予想順位は、タイ→フェイス→アミスタッ ド→ゲーム→スポーン。 【配収】 1→( 1)タイタニック (10週) 2→( 2)スポーン ( 2週) 3→( 3)ゲーム ( 3週) 4→( 4)リング/らせん ( 4週) 5→( 5)セブン・イヤーズ・イン・チベット (11週) 6→( 6)メン・イン・ブラック (12週) 7↑( 9)HANA-BI ( 5週) 8↓( 7)ピースメーカー ( 6週) 9↓( 8)G.I.ジェーン ( 4週) 10→(10)エアフォース・ワン (13週) 興行通信社調べ 1998/2/21~1998/2/22(銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計) ──●オススメVIDEO●── ◇ リリースラッシュの今週、異例ながらどれも外せず、オススメが3本。 ◇ ◇ 3つともイチ押しなので、覚悟してビデオ三昧を決め込みましょう。 ◇ ────────────────────────────────────── 『バウンド』──心臓の高鳴りが止まない、これぞ待ち続けたサスペンス! ────────────────────────────────────── たくましくて器用でひとりで何でもできる男勝りの女、コーキー。女を武器にして 生きることに誇りをもつマフィアの情婦、ヴァイオレット。ふたりは間もなく激しく 求め合う関係になるが、ヴァイオレットが持ちかけた組織の金の横領計画で、プロの 盗み屋コーキーの心は揺れる。かつて仲間の裏切りで捕まったコーキー。ヴァイオ レットは信用してもいいのか……。興奮のストーリーとショットとサウンドで画面に 釘づけ! 【データ】'96/米/1時間48分(3/6発売:エスピーオー) 監督・脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー 出演:ジーナ・ガーション、ジェニファー・ティリー ────────────────────────────────────── 『八日目』──笑って、泣いて、どうしようもなくて、あの子の好きだった歌を歌う ────────────────────────────────────── 母に会うために施設を抜け出したダウン症の青年ジョルジュ。彼と一緒に歩いてい た犬を田舎道ではねてしまったエリート商社マンのアリーは、ジョルジュの母親探し につきあうが、手のかかる彼にあきれて、また田舎道の交差点に置き去りに……。 『トト・ザ・ヒーロー』で胸のつまる切なさを個性的に描き出した天才監督が、 5年 の歳月をかけて再び作り上げた、切なさ極まり、ぼろぼろに泣かされる逸品。 【データ】'96/ベルギー=仏/1時間58分(3/6発売:アスミック) 監督・脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル 出演:ダニエル・オートゥイユ、パスカル ・デュケンヌ、アリス・ヴァン・ドルマル、ジュリエット・ヴァン・ドルマル ────────────────────────────────────── 『鉄塔 武蔵野線』──夏休みは終わっても、少年の胸には、終われない夏があった ────────────────────────────────────── 見晴は二学期から父と離れて、母と引っ越さねばならない。電気と星の好きな父の ことが何となく心に引っかかる見晴。送電用の鉄塔に番号がついているのを偶然見つ けた見晴は、引っ越しのことをまだ話せないでいた仲良しの暁を誘って、電気の源、 1号鉄塔を目指す。小学生ふたりの冒険が見る者の胸に迫り、忘れていた友だちや、 漠然とした辛さや、そして心の弾んだ何かを、思い出させてくれる佳作。 【データ】'97/日本/1時間55分(3/1発売:バップ) 監督・脚本:長尾直樹 原作:銀林みのる 出演:伊藤淳史、内山眞人、菅原大吉、 近内仁子、田口トモロヲ、麻生祐美 音楽:おおたか静流/内橋和久 ●CHECK2本! ■『ブコバル』1時間36分/米=伊=ユーゴスラビア 主演:ミリヤナ・ヨコヴィッチ (3/6発売:シネマテン/イメージファクトリー・アイエム) ユーゴ紛争がもたらした、あまりにも悲しい対立と離別。現地ロケでも話題に。 ■『ティコ・ムーン』1時間47分/仏=独=伊合作(3/6発売:マクザム) エンキ・ビラルが自身の人気コミックを映画化。ジュリー・デルピーが妖しい魅力。 [Written by 唯よーじゅ] ──●BS&CSチェック●── ◆今週はこの3本! ────────────────────────────────────── 3/1(日)『青いパパイヤの香り』 NHK衛星第2(13:20) ────────────────────────────────────── ベトナム系フランス人トラン・アン・ユン監督の処女作。1951年のサイゴンで、とあ る家の使用人となった10歳の少女ムイ。その成長になぞらえて、柔らかく甘い空気の 厚みまでも、見事に描ききった手腕はただものではない。カンヌ映画祭新人監督賞を 射止めた秀作。 ────────────────────────────────────── 3/2(月)『Focus』 WOWOW(21:05) ────────────────────────────────────── 取材中に暴力団の取引を傍受してしまった、テレビ・チームの過激な行動がもたらす 悲劇。盗聴マニアの青年、金村を演じる浅野忠信の圧倒的な存在感が、物語をグイグ イ引っ張っていく。トヨエツ、永瀬など吹っ飛んでしまう!? ────────────────────────────────────── 3/5(木)『マイライフ』 パワームービー(22:30) ────────────────────────────────────── 成功の裏に深い孤独を抱え、末期ガンを宣告された主人公は、まだ見ぬわが子にメッ セージ・ビデオを残そうとする。それはいつしか彼自身の人生をやり直す意味を帯び ていくのだが……。ひとがすべてを昇華していくさまを、共になぞりたい。 ──●REVIEW●── ────────────────────────────────────── 『タイタニック』──歴史に刻まれたひとつの映画的事件 ────────────────────────────────────── 超大作の名にふさわしいハリウッドの底力を示してみせた傑作である。その力をも ってすれば、すべてをセットで作ってしまえるという周知の事実を、これほど有効に 生かした映画もないだろう。実物大の船を作り、それを巨大プールに浮かべて撮影す る。そうすることで、海洋映画の最大の敵、天候との闘いを避けることができた。全 編を本物の海で撮影したケビン・コスナーの『ウォーター・ワールド』は愚行であっ たと知るべきだ。 事件が夜に起こったという歴史的事実も味方した。夜の闇に包んでしまえばセット のアラが目立たないし、遠近法にもとづく周囲の合成処理などもほとんど必要なく、 それだけで製作費の3分の1くらいは節約できたのではないか。民間の航海シーンなら CGという手法がある。タイタニックの全体像をワン・カットで俯瞰してみせるショッ トなど、CGの見事な使用法であった。本物であることと、映画的なリアリティという のは違うのだ。そのことをキャメロン監督は熟知している。3年あまりの歳月をかけ、 製作・脚本・監督、そしてSFXの一部まで、ほぼすべてを手がけた彼の執念は、見事 に結実している。 闇の中にタイタニックの巨体が逆立ちする、悪夢のような情景はやはり圧巻である。 真っ二つに割れる船体のスペクタクル。これはもう、ひとつの事件の「再現」を超え て、そのまま映画史にもうひとつの事件を作ってしまったといってもいい。たった2億 ドルでこれだけのものができてしまうのだから! タイタニックは沈没してしまった が、この作品が沈没することはないだろう。映画史上に永遠に浮かび続ける「不沈の タイタニック」なのである。 [Written by 松村清志] ──●COLUMN●── ────────────────────────────────────── 【映画は音楽だ(2)】──サントラ盤にも進出してきたデジタル系サウンド ────────────────────────────────────── 今いちばん旬の音であるテクノ/ドラムン・ベース・サウンド。映画のサウンドト ラックとしてもちらほらと使用されるようになった。そこで今回は最近作から邦洋1 作品ずつ紹介しよう。 邦画からは本格的なモダン・ホラーとしては久々(初の?)の日本映画『リング/ らせん』。メイン・テーマの「ウゥー、きっと来る~、きっと来る~」というフレー ズは映画を見ずとも聴いたことがあるはず。これはテクノ・ボーカル・ユニット、H II Hの手によるもの。そのほかにイギリスのゴア・トランス系アーティスト、JUNO REACTORの曲も収録、もろテクノ系の1枚と思いきや、スコアはそうでもないのだが。 『リング』のスコアを手掛けたのは、テクノ・フリークのバイブル的アニメ『攻殻機 動隊』の音も手掛けた川井憲次。もろにホラーといったタイプのシンフォニックなサ ウンドを展開している。『らせん』はLA FINCAというユニット。サックスをメインに エスニカルなエッセンスを加え、フュージョン的なサウンドを聴かせてくれる。 洋画ではアメコミのダーク・ヒーローを実写化した『スポーン』。簡単にいうとア メリカ版「デビルマン」、ILM出身の監督が手掛けたことで映像もスゴいが、サント ラのほうも負けてはいない。収録されている14曲全部が、オルタナ系ロック・アー ティストとテクノ/ドラムン・ベースのアーティストとのコラボレーション曲ばか り。これはサントラだからこそできた初めての試みだ。ヘンリー・ロリンズとゴール ディー、スレイヤーとアタリ・ティーンエイジ・ライオット、メタリカとDJスプー キーが組むなんて普通じゃ考えられないラインナップ。その他でもドラムン・ベース 系で今いちばん勢いのあるプロディジーやロニ・サイズらも参加して、オルタナ・フ リーク、テクノ・フリーク双方が満足する壮絶なサントラ盤だ。 『リング/らせん』 (ポニーキャニオン/PCCR-00270/税抜価格\2,718) 『スポーン・ジ・アルバム/オリジナル・サウンドトラック』 (エピックソニー/ESCA-6829/税抜価格\2,233) [Written by 大竹利実] ──●占星映画術(2/28~3/6)●── ◆THE DAY OF BIRTH ────────────────────────────────────── 魚座の音楽センスには昔から定評があります。「魚座の子供にはピアノをさせろ」 とまでいわれます。実際、映画に関わる有名人を挙げただけでも、今週はその中に8 人もいます。もちろん、ケーナ吹きの田中健さんも入ってます。 2/28 菅井きん(1926)、ジョン・タルトゥーロ(1957) 2/29 ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792)、原田芳雄(1940) 3/ 1 フレデリック・ショパン(1810)、芥川龍之介(1892)、 南田洋子(1933)、ロン・ハワード(1954)、矢島健一(1956)、 中山美穂(1970)、小島聖(1976) 3/ 2 ジェニファー・ジョーンズ(1919)、ルー・リード(1942)、 ジョン・ボン・ジョビ(1962)、島崎和歌子(1973) 3/ 3 黒土三男(1947)、大森一樹(1952)、小松千春(1974) 3/ 4 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678)、中条きよし(1946)、 クリス・スクワイア(1948)、佐野史郎(1955)、浅野温子(1961)、 伊能静(1969) 3/ 5 ピエール・パオロ・パゾリーニ(1922)、ジェイク・ロイド(1989) 3/ 6 ガブリエル・ガルシア・マルケス(1928)、アンジェイ・ワイダ(1926)、 デビッド・ギルモア(1946)、田中健(1951)、柳沢慎吾(1962) ◆星座別オススメ映画 ────────────────────────────────────── 占い協力:TAROT-ASTROLOGY OF THE WEEK http://www.cup.com/yoge/tarot/astro/ ○おひつじ座(3/21~4/20) オススメ映画は『アルビノ・アリゲーター』。細かいことに気を配る週。特に部 下や後輩、子供などに注意して、失敗を未然に防ぎましょう。 ○おうし座(4/21~5/21) オススメ映画は『フェイス/オフ』。展開の速さに置いていかれないように。必 要なことの期限が迫ってます。焦らず怠けず、計画を先に立てて確実に実行。 ○ふたご座(5/22~6/21) オススメ映画は『PERFECT BLUE』。小さな努力の積み重ねが、いつのまにか目に 見える前進につながってきます。退屈なことこそ、怠けずに続けましょう。 ○かに座(6/22~7/22) オススメ映画は『クロノス』。自分のことを後回しにしてでも人に会っておくと 何かといいことがあるでしょう。相手は親しい人ほどいいようです。 ○しし座(7/23~8/22) オススメ映画は『a.b.c.の可能性』。人のことばかりに構っていても、いらいら したり話がこじれたりで逆効果。自分の本音を軸に、周りを見直しましょう。 ○おとめ座(8/23~9/23) オススメ映画は『コップランド』。身につけた知識や技術が現実に役立ってくる でしょう。ひけらかすのもなんですが、多くの人の目にはふれるべきです。 ○てんびん座(9/24~10/23) オススメ映画は『ジャンク・メール』。心情的な後悔に関係なく、現実は進行し ていきます。胸にあいた穴が気になるなら、立ち止まって誰かに語りましょう。 ○さそり座(10/24~11/22) オススメ映画は『トゥー・デイズ』。気持ちを切り替えるチャンスがあるなら、 それは願ってもないこと。新しい勉強のためなら本業は多少休んでも可。 ○いて座(11/23~12/21) オススメ映画は『タイタニック』。小さな終わりを受け入れることが前進の条件 です。その先にある新たな経験は、あなたの人生にとって必要なことなのです。 ○やぎ座(12/22~1/20) オススメ映画は『アミスタッド』。遠くの人と会うことは望ましいのですが、計 画変更も考慮して、身軽で融通がきくようにしておいてください。 ○みずがめ座(1/21~2/18) オススメ映画は『HANA-BI』。自分とちがう人にこそ温かい気持ちで接すること が大事。自分の感情は胸にしまって、その人によかれと思うことだけを。 ○うお座(2/19~3/20) オススメ映画は『フル・モンティ』。すっぽりと抜けてしまったような空虚感に 襲われるかもしれませんが、楽しいことはまだあるので落ち込まないように。 ▼問い合わせ先 ────────────────────────────── movie-watch-info@impress.co.jp :記事内容 ウォッチ編集部 ad-sales@impress.co.jp :広告関連 インプレス A&D sales@ips.co.jp :配信先等 インプレス販売 ▼購読申込み・購読中止・配信先変更 ──────────────────── ──購読申込み 下記のURLから案内にしたがってお申し込みください。 ◎ http://www.ips.co.jp/tana/watch.htm#muryo ──購読中止、配信先変更 下記のURLから、ポイントアップシステムのメンバーIDとパスワードを入力して、案 内にしたがって、中止・変更をしてください。なお、メンバーID等が不明なときは、 sales@ips.co.jpまでご連絡ください。 ◎ http://www.ips.co.jp/pointup/fpchg.htm ────────────────────────────────────── 発行人 塚本慶一郎/編集長 井芹昌信 発行 株式会社インプレス 〒102-0075 東京都千代田区三番町20 編集 デラ・ジャパン株式会社(紺野美樹、服部弘一郎、今祥枝、菊池朋子) Life Watch編成:深栖篤匡/村田敦史 Copyright(C) 1998 Impress Corporation. ムービー・ウォッチに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます ──────────────────────────────────────