◆MOVIE Watch (毎週金曜日発行:無料)─────────1998-2-20

●HEADLINE―――――――――――――――――――――――───―――――――

[特別企画]
 ●「MOVIE Watch読者が選ぶ1997年ベスト10!」投票 いよいよ26日まで

[オススメROAD SHOW]
 怪優ゲイリー・オールドマンの初監督作◆『ニル・バイ・マウス』
 ●CHECK10本!

[TOPICS]
 ◆アスミックとエースピクチャーズ、対等合併へ
 ◆『タイタニック』興行収入7億ドル突破
 ◆『グッド・ウィル~』のベン・アフレックが、オスカー・プレゼンターに
 ◆「日映協フィルムフェスティバル'98」開催

[ザ・ランキング]

[オススメVIDEO]
 『そして僕は恋をする』
 ──3人の女性の間を転がっていく、いい加減で誠実な変わり者の告白
 ●CHECK6本!

[BS&CSチェック]
 今日の1本/今週の1本

[REVIEW]
 『桜桃の味』──映画表現の可能性をおしひらくカンヌ映画祭パルムドール受賞作

[COLUMN]
 【世界の終わりとハードとソフト・ワンダーランド(4)】
 ──ついに登場したDVデッキ「ソニーDHR-1000」が君のデジカム・ライフを変える
(2)激闘編

[占星映画術]
 THE DAY OF BIRTH/星座別オススメ映画

              ──●特別企画●──

    「MOVIE Watch読者が選ぶ1997年ベスト10!」投票 いよいよ26日まで
       http://www.watch.impress.co.jp/movie/vote/vote97/


            ──●オススメ ROAD SHOW●──

  情報誌には山ほど映画が載ってるけど、本当に面白い映画はどれだろう……?
    そんな疑問に答える耳寄り情報。この週末はこれさえ見れば大丈夫!

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怪優ゲイリー・オールドマンの初監督作◆『ニル・バイ・マウス』
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2月21日より恵比寿ガーデンシネマにて公開 '97年/イギリス/2時間 ◇監督・脚
本:ゲイリー・オールドマン ◇製作:リュック・ベッソン ◇出演:レイ・ウィン
ストン、キャシィ・バーク、チャーリー・G=マイルズ ◇配給:日本ヘラルド映画
―恵比寿ガーデンシネマ 11:00/13:30/16:00/18:30(~20:30)土 21:00~23:00

 大ヒット作『レオン』の悪徳刑事役で怪物じみた存在感を発揮し、『フィフス・エ
レメント』にも出演していた、ゲイリー・オールドマンの初監督作。生まれ故郷であ
るロンドンの下町でロケーション撮影を行い、市井の人々のリアルな人間ドラマを作
り出した。この映画には監督自身の体験や自伝的要素が色濃く反映している。音楽は
エリック・クラプトン。オールドマンのファンならずとも見る価値のある作品だ。

 ・Cinema1 Home Page
  http://www.cinema1.com/movies98/nilbymouth/us.html

 ・ゲイリー・オールドマンのインタビュー(英文)
  http://www.mrshowbiz.com/interviews/401_2.html


●CHECK10本!

■『蛇(へび)の道』 2月21日より中野武蔵野ホールにて公開
『CURE/キュア』の黒沢清が、相川翔と香川照之主演で描く人間の心の闇。恐いぞ。

■『ジャンク・メール』 2月21日よりシャンテ・シネにて公開
郵便配達人の恋を描くノルウェー映画。K・コスナーの『ポストマン』よりは面白い。

■『極道懺悔録』 2月21日より銀座シネパトスにて公開
キネ旬で監督賞をとった望月六郎の新作。同時上映は真木蔵人版『蘇える金狼』。

■『クロノス』 俳優座トーキーナイトにて公開中
要するに『ミミック』という映画は、この作品のハリウッド版リメイクなのだ。

■『トゥー・デイズ』 有楽町スバル座他にて公開中
クールな殺し屋の恋人に扮したチャーリズ・セロンに注目! 売り出し中の女優です。

■『ラヴソング』 銀座テアトル西友他にて公開中
大ヒット作『君さえいれば/金枝玉葉』の監督が描く、男女のすれ違いドラマ。

■『リング』 全国東宝系にて公開中
時間に余裕がないなら、同時上映の『らせん』は見なくていい。これだけで満腹です。

■『グリッドロック』 2月27日までSPACE PART3にて公開中
これが遺作となったトゥパック・シャクールの姿を、心に刻みつけておきたい。

■『のら猫の日記』 2月27日までユーロスペースにて公開中
世の中には「ロードムービー・ファン」という人がいます。そんな人は必見の映画。

■『アートフル・ドヂャース』 2月27日までシネ・ヴィヴァン・六本木にて公開中
日本人監督の中から、こんな感覚の持ち主が現われるとは! すごく「今」な映画。

                           [Written by 服部弘一郎]

              ──●TOPICS●──

◆アスミックとエースピクチャーズ、対等合併へ
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住友商事株式会社(宮原賢次社長)と株式会社角川書店(角川歴彦社長)は、それぞ
れの子会社である株式会社アスミック(本社:東京都新宿区、代表者:椎名保氏)及
びエースピクチャーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表者:原正人氏)を対等合
併させることで合意した。新会社名は『アスミック・エース エンタテインメント株
式会社』。合併期日は本年4月1日(予定)、代表取締役社長にはエースピクチャーズ
の原正人氏が、代表取締役専務にはアスミックの椎名保氏がそれぞれ就任する。洋画
の配給・ビデオ販売等を通じて発展してきた両社だが、この合併により映画制作から
ビデオ販売までの一貫性を強化し、これまでと同様にテレビゲーム・ソフトの開発や
販売も行う「総合映像ソフト会社」としての生まれ変わりをめざす。

◆『タイタニック』興行収入7億ドル突破
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大ヒット中の映画『タイタニック』の興行収入が、米国内・海外合わせて7億ドルを
突破し、海外でも立て続けに歴代新記録をマークしている。撮影期間の大幅な延長と
予算超過の問題で、製作費の肩代わりや報酬の放棄を余儀なくされていたジェームズ
・キャメロン監督だが、このヒットを受けて、しかるべき報酬を手にする可能性もみ
えてきたもよう。

◆『グッド・ウィル~』のベン・アフレックが、オスカー・プレゼンターに
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第70回米アカデミー賞で、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』に出演したベ
ン・アフレックが、3月23日に行われる授賞式のプレゼンターをつとめることになっ
た。同作品は今回、脚本賞などでオスカー候補にあげられており、アフレックは、主
演のマット・デイモンと共にこの脚本も手がけている。並はずれた頭脳をもちながら
心に傷を負った、孤児の青年ウィル・ハンティング(マット・デイモン)と、唯一彼
を理解する大学講師ショーン(ロビン・ウィリアムス)との心の交流を描いたこの作
品、日本では、丸の内ピカデリー2他全国松竹・東急洋画系にて、春休みにロードショ
ー公開が決定している(詳細日程は未定)。

 ・Good Will Hunting Matinee Room
  http://www.filmscouts.com/matinee/goo-wil/


◆「日映協フィルムフェスティバル'98」開催
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日本映画製作者協会(旧日本独立映画製作者協議会)は、5月3日からの3日間、有楽
町朝日ホールで「日映協フィルムフェスティバル'98」を開催する。昨年相次いで逝
去した萬屋錦之介、勝新太郎、三船敏郎らのスターに加え、今も根強い人気を保ち続
けている石原裕次郎らの主演映画の特集上映を企画している。このほか、日映協会員
作品、'97年度キネマ旬報ベスト・テン第1位作品、新人監督作品、学生映画など。入
場料金は、前売り3日間フリーパス券2,000円、当日1日通し券1,000円。


            ──●ザ・ランキング●──

  初登場の『スポーン』は、堂々の2位。『ゲーム』『リング/らせん』も
  好調を保つ。相変わらず首位の『タイタニック』だが、先週よりも配収が
  アップしているのは、バレンタイン・デーの影響か。来週の予想順位は、
  タイ→スポーン→ゲーム→リング/らせん→メン。

  【配収】
 1→(1)タイタニック             (9週)
 2初(─)スポーン               (1週)
 3↓(2)ゲーム                (2週)
 4↓(3)リング/らせん            (3週)
 5→(5)セブン・イヤーズ・イン・チベット   (10週)
 6↓(4)メン・イン・ブラック         (11週)
 7↓(6)ピースメーカー            (5週)
 8↓(7)G.I.ジェーン             (3週)
 9↓(8)HANA-BI                (4週)
 10↓(9)エアフォース・ワン          (12週)

 興行通信社調べ
 1998/2/14~1998/2/15(銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計)


            ──●オススメVIDEO●──

 ◇ 今週は今をときめくフランス映画を。フランスらしさと新しさの間で ◇
 ◇ 揺れる現代の若手監督たちが多数支持する、アルノー・デプレシャン ◇
 ◇ (現在37歳)の話題作です。                    ◇

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『そして僕は恋をする』
──3人の女性の間を転がっていく、いい加減で誠実な変わり者の告白
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 フランスで大注目の若手監督アルノー・デプレシャンの、才気があふれ、批評家も
絶賛している記念碑的な力作。博士論文を書きかけの若い哲学講師と、その友人や恋
人たちとの間に交わされる、大量のカッコいい言葉と切実な告白と若干のセックス。
時に自分の知人の体験告白を見ているようで、時に緻密に計算されたドラマのような、
不思議なリアリズムに引き込まれる。一気に過ぎていく至高の3時間がここに。

【データ】'96/仏/2時間58分(2/27発売:カルチュア・パブリッシャーズ)
監督:アルノー・デプレシャン 撮影:エリック・ゴティエ
出演:マチュー・アマルリック、マリアンヌ・ドニクール、ジャンヌ・バリバール


●CHECK6本!

■『クォーズ ~4つ子の遺伝子物語』1時間22分/米/日本未公開
(2/25発売:チャンネル フィルム ディストリビューターズ)
ククッと笑える「変」さと、妙に垢抜けた女優のお色気が光るカルトコメディ。

■『ニコ・イコン』1時間12分/独(2/25発売:アップリンク)
貴重な映像や証言でつづる、伝説の女性シンガー、ニコの数奇なる生涯。

■『世界の涯てに』1時間49分/香港(2/27発売:アミューズビデオ)
不治の病に冒された女性(ケリー・チャン)とその人捜しを手伝う男(金城武)の恋。

■『ポストマン・ブルース』1時間50分/日本(2/27発売:日活)
『弾丸ランナー』のサブ監督最新作。今度は運び屋と間違えられた配達員が走る!

■『バッドデイズ』1時間38分/米(2/27発売:タキコーポレーション)
ハーベイ・カイテル、スティーブン・ドーフ共演のクライム・アクション。

■『女は女である』1時間18分/仏(2/27発売:カルチュア・パブリッシャーズ)
ジャン=リュック・ゴダールのラブコメディが初ビデオ化。

                           [Written by 唯よーじゅ]


            ──●BS&CSチェック●──

◆今日の1本                    今週のセレクター:古山 慶
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2/21(土)『ウエスタン Once Upon a Time in the West』 NHK衛星第2(19:30)
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決闘西部劇の決定版。マカロニ・ウエスタンの巨匠、セルジオ・レオーネがハリウッ
ドで撮った復讐もの。ヘンリー・フォンダの悪役、主演チャールズ・ブロンソンの哀
愁感、ジェーソン・ロバーズの野蛮さと魅力満載。絶対おすすめの1本!

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2/22(日)『戦略大作戦』 CSN1ムービーチャンネル(午前10:45)
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クリント・イーストウッド主演の戦争アクション。ドイツ軍占領下のフランス銀行の
金塊を盗み出す破天荒なアメリカ兵たちを、ユーモアを交えて描いた作品。何も考え
ずに楽しめる娯楽映画の基本。

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2/23(月)『ワイルド・ブリッド』 スタームービーズ(20:45)
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『フェイス/オフ』が近日公開となるジョン・ウーの香港時代の監督作。3人の青年
の友情、裏切り、復讐という香港映画的題材のテンコ盛り。これらを散りばめ、1969
年のベトナムを舞台に描いたアクション。ウー監督の映画は要チェック。

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2/24(火)『スターリングラード』 CSN1ムービーチャンネル(深夜1:15)
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戦争映画の傑作である。第二次世界大戦、ソ連のスターリングラードに送り込まれた
若き独兵たちの悲劇的戦いが描かれる。J.フィルスマイヤー監督が徹底的に描写した
零下での状況が終始、見る者を圧倒する。

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2/25(水)『デスペラード』 WOWOW(21:00)
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ギャングと1人のマリアッチ(ギター弾き)が、壮絶なバトルを繰り広げる。ギター
ケースに武器を詰め込み、イカした男を演じるアントニオ・バンデラスが格好よすぎ
るアクションの傑作。監督は演出センス抜群のロバート・ロドリゲス。

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2/26(木)『ダイヤルMを廻せ!』 スター・チャンネル(午前11:00)
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ヒッチコックの傑作ミステリー。妻殺しに失敗した夫が、彼女に別の罪をきせる。
『裏窓』と同年の製作。妻役には『裏窓』にも出演したグレース・ケリーが扮し、全
編あの美顔で苦悩してみせる。その姿はやはり美しい。

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2/27(金)『特攻大作戦』 CSN1ムービーチャンネル(13:00)
──────────────────────────────────────
ノルマンディー上陸作戦の最前線で、連合軍の少佐が、殺人、強盗等の前科者を集め
て部隊を結成し、敵への破壊工作を行う戦争アクション巨編。ロバート・アルドリッ
チの演出が冴えわたり、2時間30分を一気に見せる。これが本当の娯楽映画だ。

◆今週の1本
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『ウエスタン Once Upon a Time in the West』


                   ──●REVIEW●──

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『桜桃の味』──映画表現の可能性をおしひらくカンヌ映画祭パルムドール受賞作
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 中年男バディは、仕事を依頼できそうな人物を求めて車を走らせる。ゴミ拾いの男、
クルド人の若い兵士、アフガニスタンの神学生。いずれも、大金にもかかわらず、仕
事を断られる。仕事の内容は、明日自分が睡眠薬を飲んで穴に眠っているから上に土
をかけてほしいというもの。ようやく手伝いをしてくれるひとりの老人に出会うが、
老人は、かつて自分も自殺をするために桑の樹に縄をかけようとして実にさわり、そ
れを食べていくうちに思いとどまったという体験をバディに語って聞かせる……。
 キアロスタミは、ルーマニアの哲学者、E.M.シオランの「自殺できる可能性がなか
ったら、私はとうに命を断っていただろう」という言葉にヒントを得てこの映画をつ
くったという。自殺できる世界にありながら生き続けるのには、一体どんなわけがあ
るのかという問いに解答を導こうとするようにも思える。
 しかし、この映画は解答を与えるにはもどかしいほどの画面しか提供してくれない。
逆にいえば、キアロスタミの映画が、本来は効率よく自在に編集できる「映画」とい
うものに馴れてしまった私たちを、じんわりと浄化しているといってもいいかもしれ
ない。通常なら見せてもいい樹の下の穴や剥製研究室にはいっさい触れず、時間をや
りすごしていく力のようなものが漂っているのだ。この非能率的な時間が絶えずつき
まとうキアロスタミの映画が、改めてオーソドックスなドラマツルギーの枠にはくみ
しない世界観を示しえたといってもいいだろう。
                            [Written by 竹本穣]

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【世界の終わりとハードとソフト・ワンダーランド(4)】
──ついに登場したDVデッキ「ソニーDHR-1000」が君のデジカム・ライフを変える
(2)激闘編
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 メダル・ラッシュにわく日本だが、実はDVデッキ・ラッシュのさなかでもある。そ
れもいわば K点越え、ラージヒル団体2本めの原田雅彦、岡部孝信ばりのスーパー・
ジャンプが続いている。
 ソニーは、世界初のDVデッキ「DHR-1000」の発表後、AV業界の話題を独占するなか
S-VHSとのダブルデッキ「WV-D10000」を登場させた。実に鮮やかな戦略である。DVで
ダブルデッキとは、まったく予想できなかった。そのポテンシャルにはやや難もある
のだが、それはさておき、TOYOTAがバイクを作るということくらいの衝撃はあった。
ソニーは、DVデッキにおいても他メーカーの追随を許さない。この鮮やかなスタート・
ダッシュにはその自信と決意が満ちている。
 唯一、ソニーに対抗しているのが松下である。エレクトロニクス・ショーに参考出
品されたモデルにはLPモードを採用しており、ソニーとの毛色の違いを明確にしてい
る。マニアックなソニーに対し、松下はどこまでもポップなのだ。ただ、いまだ発売
には至っていない。気の早いショップでは予約受付を始めているが、型番、価格とも
に未定である。ショップでは毎日のようにメーカーに問い合わせているらしいが、そ
の答えは「近日発売予定」とのこと。今から大幅な機能変更は考えにくいが、打倒ソ
ニーに意気軒昂しているのは間違いない。PanasonicらしいポップなDVデッキを期待
したい。
 さて、話を「ソニーDHR-1000」に戻す。鳴り物入りで登場した本機、標準価格は
430,000円ナリ(実際の販売価格は 310,000~380,000円程度。ショップによってまだ
価格差が激しい)。決して安くはないが、その性能を考えれば驚異的なコスト・パフ
ォーマンスといえる。何たッて自宅で1フレームもズレないカット編集が行えるのだ
ッ! そして、10イベントまでプログラムできるアッセンブル編集等、多彩な編集機
能を備えている。次回は、その高精度の編集機能に迫りますッ!

                          [Written by 藤原タカシ]


          ──●占星映画術(2/21~2/27)●──

◆THE DAY OF BIRTH
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 魚座の人は壮大な想像力を持つといわれます。というと夢想癖や宇宙観なんかが頭
に浮かびますが、映画関係の今週のラインナップを見ると、むしろ手堅い人が目立ち
ます。ユーゴーやスタインベックなど、スケールは確かに壮大ですね。グリムはいか
にも空想家らしいですが、それでも作品は民話や伝承にもとづいていたり……。

 2/21 ジバンシー(1927)、二瓶鮫一(1937)、前田吟(1944)、酒井美紀(1978)

 2/22 谷啓(1932)、財津一郎(1934)、ミウミウ(1950)、イッセー尾形(1952)
    カイル・マクラクラン(1959)、ドリュー・バリモア(1975)

 2/23 ピーター・フォンダ(1940)、北大路欣也(1943)、宇崎竜堂(1946)、
    中島みゆき(1952)

 2/24 ヴィルヘルム・カール・グリム(1786)、淡島千景(1924)、
    佐久間良子(1939)、スティーブ・ジョブス(1955)、秋吉久美子(1955)

 2/25 植木等(1927)、ジョージ・ハリスン(1943)、
    ニール・ジョーダン(1950)、寺脇康文(1962)、梶原善(1966)

 2/26 ヴィクトル・ユーゴー(1802)、松田律子[MAX](1977)

 2/27 ジョン・スタインベック(1902)、富田靖子(1969)、松岡俊介(1972)


◆星座別オススメ映画
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占い協力:TAROT-ASTROLOGY OF THE WEEK
 http://www.cup.com/yoge/tarot/astro/

○おひつじ座(3/21~4/20)
  オススメ映画は『タイタニック』。対立する相手とのやりとりに時間を費やして
  しまいそう。無駄な議論は避けて、効率よく自分の主張をアピールしましょう。
○おうし座(4/21~5/21)
  オススメ映画は『リング』。今週なんとなくだらしなくなるのは仕方ありません
  が、それなら徹底的に休養を。いたずらに疲れたりお金を浪費したりには注意。
○ふたご座(5/22~6/21)
  オススメ映画は『ジャンク・メール』。自分で思っているよりも精神的な疲れが
  たまっています。今のうちに吐き出してしまえば短時間で回復します。
○かに座(6/22~7/22)
  オススメ映画は『ラヴソング』。安定を求めるなら寛容になるべき。完全主義に
  走るといつまでもギクシャクするだけです。
○しし座(7/23~8/22)
  オススメ映画は『クロノス』。運が味方してけっこう無茶なことも実現しそう。
  多少の犠牲も自分では気になりませんが、安易な動機だとあとで後悔します。
○おとめ座(8/23~9/23)
  オススメ映画は『蘇える優作 「探偵物語」特別編』。自分のこだわりにどっぷ
  りつかるのもいいでしょう。そのせいで不自由しても、自分が幸せなら。
○てんびん座(9/24~10/23)
  オススメ映画は『トゥー・デイズ』。もし今落ち込んだり反省したりしてるなら
  じきにチャンスがめぐってきます。無反省のままだと同じことのくりかえし。
○さそり座(10/24~11/22)
  オススメ映画は『スポーン』。正しいと思うことを貫くときでも、だれかを傷つ
  けているかもしれないのです。本当に必要な要求をどうやって通すかがカギ。
○いて座(11/23~12/21)
  オススメ映画は『ラブetc.』。未来を見つめる前に、過去の人との関係を自分の
  胸にきちんと刻むこと。ふわふわ漂うのではなく、踏みしめられる心の土台を。
○やぎ座(12/22~1/20)
  オススメ映画は『フル・モンティ』。現実的な都合で、やる気がいまひとつ空回
  り。でも挫折するには早すぎます。障害はとても単純なことだったりします。
○みずがめ座(1/21~2/18)
  オススメ映画は『HANA-BI』。けっこう深いところまで、自分や自分の人生を見つ
  め直す機会かもしれません。心機一転が図れるなら、むしろラッキーなのです。
○うお座(2/19~3/20)
  オススメ映画は『ゲーム』。こまごまとした問題も、いくつも重なるとなんだか
  深刻に思えたり。全体で見てうんざりするより、ひとつひとつ確実に片付けて。



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