◆MOVIE Watch (毎週金曜日発行:無料) ─────────1998-2-6

●HEADLINE―――――――――――――――――――――――───―――――――

[特別企画]
 ●ピアース・ブロスナン、ミシェル・ヨー来日記者会見レポート
 ●「MOVIE Watch読者が選ぶ1997年ベスト10!」投票受付中
 ●「1997年を振り返る」大特集
  新たに『オーストラリア映画』『パニックもの』の2本を追加

[オススメROAD SHOW]
 麻薬天国アムステルダムの青春◆『アムステルダム・ウェイステッド!』
 ●CHECK7本!

[TOPICS]
 ◆『HANA-BI』、仏映画批評家組合の最優秀外国映画賞に輝く!
 ◆スペイン映画祭'98開催
 ◆1997年のアメリカ興行概況報告

[ザ・ランキング]

[オススメVIDEO]
 『スノーホワイト』──グリム童話の情趣たっぷりの、美しくも怪奇な白雪姫物語
 ●CHECK2本!

[BS&CSチェック]
 今日の1本/今週の1本

[REVIEW]
 『HANA-BI』──たけし版『甘い生活』

[COLUMN]
 【城戸朱理のシネマ・クローゼット(3)】
 ──三船敏郎の白いスーツは、映画の衣裳ではない!

[占星映画術]
 THE DAY OF BIRTH/星座別オススメ映画


              ──●特別企画●──

      ピアース・ブロスナン、ミシェル・ヨー来日記者会見レポート
        http://dela.cup.com/watch/intervista/t-n-d.html

   歴代シリーズ最高の興行成績をたずさえて、ヒット・チャートをひた走る!
   007シリーズ最新作『トゥモロー・ネバーダイ』の日本公開を目前にひかえ、
  5代目ジェームス・ボンドことピアース・ブロスナンと、ボンド・アクトレス
  ミシェル・ヨーがそろって来日。1月26日に帝国ホテルで行われた記者会見の
          模様を、写真もまじえてお楽しみください。

            ──●オススメ ROAD SHOW●──

  情報誌には山ほど映画が載ってるけど、本当に面白い映画はどれだろう……?
    そんな疑問に答える耳寄り情報。この週末はこれさえ見れば大丈夫!

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麻薬天国アムステルダムの青春◆『アムステルダム・ウェイステッド!』
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2月6日よりSPACE PART3にてレイト・ショー公開 '96年/オランダ/1時間41分 
◇監督・脚本:イアン・ケルコフ ◇製作:ボブ・F・ヒューバー ◇出演:フェム・
ファンデン・エルズン、ティゴ・ヘルナント ◇配給:アップリンク
 ―SPACE PART3 21:20(~23:15)

 麻薬とセックスと音楽におぼれる、アムステルダムの若者たちを描いた青春映画。
現代の若者風俗(死語かな……)を取材したストーリーや、全編デジタルビデオの映
像で押し通す姿勢は、庵野秀明の『ラブ&ポップ』にも通じる。デジカムの機動性と
色調をフルに活用した絵作りは、「低予算映画におけるフィルムの代用品」としての
ビデオ撮影から、一歩も二歩も踏み出した、21世紀の映像表現になっていると思う。

 ・ガイア・シネマ情報 イアン・ケルコフ監督単独インタビュー、StreamWorks
  ムービーあり。
  http://www.stgaia.co.jp/hyper/tmm/15/love/cine34.html


●CHECK7本!

■『ラブ&ポップ』 2月13日までシャンゼリゼにて公開
こちらもデジカムを利用した新世代ムービーの快作。映像だけでも一見の価値あり!

■『ゲーム』 2月7日より全国東宝洋画系にて公開
『セブン』のデビッド・フィンチャーが、今度はマイケル・ダグラスを追いつめる!

 ・VDOファイルで予告編を見ることができる。
  http://vie.co.jp/vin/Mdata-T/gaga3.html

■『ラヴソング』 2月7日よりシネセゾン渋谷ほかにて公開
『君さえいれば/金枝玉葉』のピーター・チャン監督最新作は、切ない恋の物語。

■『チャイニーズ・ボックス』 2月7日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開
英国人記者の目から見た香港返還を、中国人女性との恋をからめて描く。

■『非情城市』『ステキな彼女』 2月7日よりユーロスペースにて公開
週替りで侯孝賢監督作品を連続上映。各回入替制なのが少し残念……。

■『HANA-BI』 テアトル新宿ほかにて公開中
北野武監督のベネチア映画祭金獅子賞受賞作。今週末から公開劇場が大幅に増える。

■『リング/らせん』 全国東宝系にて公開中
全身鳥肌ものの恐さ! 特に『リング』の恐さはハンパじゃないと評判だ。

                           [Written by 服部弘一郎]

              ──●TOPICS●──

◆『HANA-BI』、仏映画批評家組合の最優秀外国映画賞に輝く!
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2月4日、フランス映画批評家組合による'97年最優秀外国映画賞に、北野武監督作品
『HANA-BI』が選出された。'97年カンヌ映画祭で『うなぎ』(今村昌平監督)ととも
にグランプリを獲得した、イランの『桜桃の味』(アッバス・キアロスタミ監督)を
抑え、同年のベネチア映画祭グランプリ(金獅子賞)受賞の貫禄をみせた。国内では
1月24日の公開以来、幅広い客層の支持を受け各地でヒットしている『HANA-BI』だが、
この受賞が追い風となって、さらなるロング・ヒットの手応えも感じさせる。

◆スペイン映画祭'98開催
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3月21日から27日までの1週間、シネ・ヴィヴァン六本木でスペイン映画祭'98が開催さ
れる。同国の新作8本の上映と、ペドロ・アルモドバル監督、カルロス・サウラ監督ら
数名が来日し舞台挨拶などを行う。入場料金は当日1,000円(前売り800円)。各回入
替制。

◆1997年のアメリカ興行概況報告
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東映国際部がまとめた1997年のアメリカ興行概況が、先日次のとおり発表された。

<観客動員数>  約14億人(前年比105.3%)
<興行収入>   約63億ドル(前年比106.6%)
<平均入場料>  約4.5ドル
<スクリーン数> 約31,500(前年増1,810)

平均入場料は、日本円に換算すると560~570円。スクリーン増加数にいたっては、
'97年末現在の日本国内全体の映画館数(1,884館)にもせまる勢い。

<興行ベストテン>
 1.『メン・イン・ブラック』
 2.『ロスト・ワールド』
 3.『ライアーライアー』
 4.『エアフォース・ワン』
 5.『タイタニック』
 6.『スター・ウォーズ 特別編』
 7.『ベスト・フレンズ・ウェディング』
 8.『フェイス/オフ』
 9.『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』
10.『ジョージ・オブ・ザ・ジャングル』

1億ドル以上の作品は全体で12本。春に『ライアーライアー』、夏に『メン・イン・
ブラック』『ロスト・ワールド』とヒット作が相次いだのに加えて、クリスマス興行
の『タイタニック』が、年末の土壇場で年間成績に大きく貢献した(ちなみに『タイ
タニック』は、公開7週目を過ぎた今も、けた違いの興行収入でトップを独走中)。


            ──●ザ・ランキング●──

  『リング/らせん』が、いきなり2位。話題が話題をよんで確かな手応え。
  そろそろ終盤にさしかかった『メン・イン・ブラック』『セブン・イヤーズ・
  イン・チベット』は、わずかな差を競り合いながら上位にとどまる。来週の
  予想順位は、タイ→リング/らせん→ゲーム→セブン→メン。

  【配収】
 1→(1)タイタニック             (7週)
 2初(─)リング/らせん            (1週)
 3→(3)メン・イン・ブラック         (9週)
 4↓(2)セブン・イヤーズ・イン・チベット   (8週)
 5初(─)G.I.ジェーン             (1週)
 6↓(5)ピースメーカー            (3週)
 7↓(6)エアフォース・ワン          (10週)
 8↓(4)ミミック               (2週)
 9↓(7)HANA-BI                (2週)
 10↓(9)虹をつかむ男/南国奮斗篇        (6週)

 興行通信社調べ
 1998/1/31~1998/2/1(銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計)


            ──●オススメVIDEO●──

  ◇ 冬は多少自粛するホラーですが、『スノーホワイト』はぴったりかも。◇
  ◇ 恐さだけではなく、寒い森の雰囲気や、女優と映像の美しさをご堪能 ◇
  ◇ ください。                           ◇

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『スノーホワイト』──グリム童話の情趣たっぷりの、美しくも怪奇な白雪姫物語
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 愛らしい7人の小人と王子様の口づけ、というおなじみの白雪姫は、実はお子さま
向けの大改作。こちらは原作に忠実で、でもそんなことはどうでもいいくらい、迫力
と耽美と怪奇の溶けあった大人向けの快作。シガニー演じる魔女の恐ろしさもさるこ
とながら、白雪姫役のモニカ・キーナの美しさはそれだけでファンタジー。まさしく
雪のような彼女の肌に、魔の手が執拗に襲いかかりホラーの醍醐味も十分味わえる。

【データ】'97年/アメリカ/1時間40分 (2/13発売:東宝ビデオ)
監督:マイケル・コーン、出演:シガニー・ウィーバー、モニカ・キーナ


●CHECK2本!

■『ドイツチェーンソー大量虐殺』1時間3分/独(2/7発売:アルバトロス・フィルム)
行方不明となった東独流民は食肉工場に? 統一後のドイツの怒りが映像に炸裂!

■『鍵』1時間35分/日本 原作:谷崎潤一郎 (2/13発売:東映ビデオ)
妻と若者の接触に悶える大学教授の官能。川島なお美、大沢樹生らの出演で映画化。

                           [Written by 唯よーじゅ]


            ──●BS&CSチェック●──
◆今日の1本                    今週のセレクター:落合圀彦
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2/7(土) 『歴史は夜作られる』 パワームービー(17:45)
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話題の『タイタニック』の先駆ともいえる'37年作品。船の沈没と悲恋の取り合わせは
似た発想だが、こちらの恋はちょっとアダルト。ハリウッド古典メロドラマの醍醐味
をとくとご賞味あれ。当時としてはゴージャスなSFXシーンにも注目。

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2/8(日) 『ブロークン・アロー』 WOWOW(18:00) スタームービーズ(21:00)
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新作『フェイス/オフ』が楽しみなジョン・ウー監督、ハリウッド殴り込み第2作。
グラハム・ヨスト(『スピード』)の脚本を得て、J・トラボルタの悪役ぶりが実に
痛快な1本。息もつかせぬノンストップ・アクション、1日2回の放映は見逃せませ
ん。

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2/9(月) 『キング・コング』 シネマジャパネスク(9:00)
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多くの映画人が胸躍らせた伝説の名作。モデル・アニメーションの先駆者ウィリス・
オブライエンによるキング・コングの造形には、CGとはひと味違った手作りのあた
たかみがある。エンパイア・ステート・ビルから墜落死するコングの姿に涙、また
涙。

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2/10(火) 『カリフォルニア・ドールズ』 CSN1ムービーチャンネル(9:45)
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女子プロレスに命を賭けた2人組「カリフォルニア・ドールズ」の闘いを描くスポ根
ドラマ。巨匠ロバート・オルドリッチ監督の遺作。ひと筆書きのように自由自在なオ
ルドリッチ・タッチを楽しもう。トボけたマネージャー役は『刑事コロンボ』のピー
ター・フォーク。

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2/11(水) 『吸血鬼』 CSN1ムービーチャンネル(15:30)
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ロマン・ポランスキー監督の才気が存分に堪能できる1本。古典的な吸血鬼映画の、
堂に入りまくったパロディ。当時の監督夫人であり、チャールズ・マンソン一味によ
って'69年に惨殺されたシャロン・テートの、腐りかけの美しさに注目。

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2/12(木) 『間諜最後の日』 シネマジャパネスク(深夜0:30)
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アルフレッド・ヒッチコック監督が母国イギリスで撮ったスパイ映画。ピーター・ロ
ーレ(『M』『マルタの鷹』)の変テコな存在感に座布団1枚。主演は『シャイン』
で健在ぶりを見せつけたイギリスの名優、ジョン・ギールグッド。雪山の誤認殺人シ
ーンは白眉。

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2/13(金) 『大人は判ってくれない』 WOWOW(深夜1:00)
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フランソワ・トリュフォー監督の原点。みずみずしい映像が心を打つ、名作中の名作。
護送車の鉄格子の中から少年が見る、夜の街の美しさ、寂しさ。ラストの衝撃的なス
トップモーション。まだ見てない人は、この機会にぜひ!

◆今週の1本
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『カリフォルニア・ドールズ』


                   ──●REVIEW●──

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『HANA-BI』──北野版『甘い生活』
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 主人公(ビ-トたけし)は最近子供を亡くし、妻(岸本加世子)も不治の病である
ことが判明した、茫然自失の毎日を送る刑事。ある日、犯人逮捕の現場で、同僚が下
半身不随の重症を負い、部下が命を落とす。この事件を契機に彼は刑事の職を辞し、
自らの「生」を燃焼させようと決意、ある計画を実行に移す……。
 花火と天使、北野武の新作はこの2つのキ-ワ-ドで語られていく。死に至る病の
妻を抱えた刑事。自らも死と隣あわせの生活を送っている。その生きざま自体が「花
火」のように一瞬の輝きを求めている。
 北野監督自身、バイク事故で生死の間をさまよった。その「生」と「死」のはざま
を象徴するのが天使だ(タイトルバックにも監督自筆の天使の絵が象徴的に使われて
いる)。
 監督の、ビートたけしとしての「生きざま」は、およそ天使とは無縁の世界。「グ
ランプリ監督」と呼ばれても、相変わらずTVでは下半身丸出しをも厭わない芸人根性
に徹する姿をさらしている。色と欲にまみれた「甘い生活」の毎日……。彼岸へは天
使が導いてくれる。でも、自分はまだ現世を離れることはできない。
 俺はまだ悟ってなんかいないよ。俗にまみれて生き抜いてやる。『HANA-BI』には、
そんな北野武の俗人宣言と同時に、限りない生への愛おしさがあふれている。

 ・『HANA-BI』公開記念「北野 武ギャラリー」開催情報。
  http://www.trans.or.jp/OFFICE-KITANO/INDEX/EVENT/EVENT/event.html
                          [Written by 川崎なおや]

              ──●COLUMN●──

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【城戸朱理のシネマ・クローゼット(3)】
──三船敏郎の白いスーツは、映画の衣裳ではない!
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       ===三船敏郎といえば、『野良犬』である。===

 三船敏郎といえば、『七人の侍』や『用心棒』『椿三十郎』といった時代劇を誰で
も思い出すところだが、私にとっては違う。もっとも鮮烈な印象を残したのは『野良
犬』である。あのスタイリッシュな白のリネン(麻)のスーツ姿だ。こんなスマート
な日本人がいたのかと驚くほど、そのスーツ姿はカッコよかった。
 映画は、戦後の混乱期が舞台。三船が扮するのは若い刑事で、自分の拳銃を盗まれ
てしまう。犯人を必死で追い求める刑事。圧巻は追いつめられた犯人と刑事の、朝の
光の中での格闘シーンだ。
 息づまる死闘。そんなこととは無関係に透明さを増していくような光。静かなカメ
ラワークは、まるで乱闘と朝の光と、ふたつのシーンを二重映しにしているようで、
黒澤明監督にしか撮りえない、光と影のリリシズムがスクリーンにたたえられていた。

     ===白いリネンのスーツは、どこにいったのだろうか?===

 今どきの街中では、白いリネンのスーツを着ている人なんて見かけることはない。
では『野良犬』の三船のスーツはあくまでも映画の衣裳だったのかというと、これが、
昔の男たちは当たり前のように、夏になると白や生成りのリネンのスーツを着ていた、
というのが正解。最近のように、男の格好がひたすらカジュアル化していったのは1970
年代以降のことだろう。
 日本は気候的には温帯ということになっているが、夏の暑さは熱帯なみ。誰もが当
たり前と思っている、日本製冷蔵庫のフリーザーについている霜取り機構は、ヨーロッ
パではトロピカル仕様、つまり熱帯向けと呼ばれている。それだけ暑いのだから、夏
のスーツには涼感を呼ぶ麻素材、というのは正しい選択だったことになる。
 それにしても、『野良犬』で最初はパリッとしていた三船のスーツが、次第によれ
ていく様子はリアルだった。最近は、そうしたリアリティが日本映画から失われてし
まったような気がする。
                           [Written by 城戸朱理]


          ──●占星映画術(2/7~2/13)●──

◆THE DAY OF BIRTH
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 水瓶座のプライドの高さは、トップをとることでは満たされません。自由な自己主
張こそが最終目的で、売れたり主役をとったりすることは二の次。自分のやりたいよ
うにやれる環境を大事にします。

 2/ 7 チャールズ・ディケンズ(1812)、阿久悠(1937)、小林稔侍(1943)、
    ミゲル・フェラー(1954)、ジェームズ・スペイダー(1960)

 2/ 8 ジュール・ヴェルヌ(1828)、ジャック・レモン(1925)、
    ジェームズ・ディーン(1931)、ジョン・グリシャム(1955)

 2/ 9 織本順吉(1927)、キャロル・キング(1942)、ジョー・ペシ(1943)、
    名高達郎(1951)、真野響子(1952)、ジャコ・ヴァン・ドルマル(1957)

 2/10 高橋英樹(1944)、赤座美代子(1944)、中島ひろ子(1971)

 2/11 レスリー・ニールセン(1926)、バート・レイノルズ(1936)、
    松岡きっこ(1947)、緒川たまき(1972)

 2/12 フランコ・ゼフィレッリ(1923)、岡田奈々(1959)

 2/13 キム・ノバク(1933)、森本レオ(1943)、佐藤B作(1949)、
    ピーター・ガブリエル(1950)



◆星座別オススメ映画
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占い協力:TAROT-ASTROLOGY OF THE WEEK
 http://www.cup.com/yoge/tarot/astro/

○おひつじ座(3/21~4/20)
  オススメ映画は『非情城市』。プレッシャーに負けないで。逃げてはダメだし、
  一筋縄ではいかないかもしれないけど、後退さえしなければ乗り越えられます。
○おうし座(4/21~5/21)
  オススメ映画は『ゲーム』。世の中の流れ、周囲の状況を把握して、これからの
  具体的な指針をたて直しましょう。大きな買い物は特に再検討。
○ふたご座(5/22~6/21)
  オススメ映画は『ラブ&ポップ』。細かいゴチャゴチャしたことに振り回されて
  頭が麻痺してしまうと悪循環。やる気に関係なく手近なことから順番に解決を。
○かに座(6/22~7/22)
  オススメ映画は『HANA-BI』。遠くへいく知人へ、思いやりを見せるか、わざと
  冷たくするか、それはあなたの気持ち次第だけど、悔いを残さないように。
○しし座(7/23~8/22)
  オススメ映画は『ラヴソング』。成功のためには孤独な時間にも耐えていく覚悟
  が必要。でも時間の長さが辛かったら、理解者のもとでちょっとは息抜きも。
○おとめ座(8/23~9/23)
  オススメ映画は『同居人』。趣味のあう相手となら急速に仲が深まる運勢。でも
  お目当ての人がそうだとは限りません。意外な趣味に驚いたり驚かれたり。
○てんびん座(9/24~10/23)
  オススメ映画は『チャイニーズ・ボックス』。せっかくの転機ですが、希望とは
  多少ちがう行き先になるかもしれません。妥協がいやなら見送ることも検討を。
○さそり座(10/24~11/22)
  オススメ映画は『ハムレット』。初心に返って、一から勉強のつもりで謙虚に構
  えているとツキがめぐってくるでしょう。臨機応変、でも染まる色には注意。
○いて座(11/23~12/21)
  オススメ映画は『桜桃の味』。孤独を楽しめているなら、それはそれで問題ない
  かもしれませんが、少なくとも食生活にだけは気をつけて。あと寝不足も。
○やぎ座(12/22~1/20)
  オススメ映画は『アムステルダム・ウェイステッド!』。自分の欲望に素直に向
  きあうのはいいのですが、流されては無意味。あくまで前向きに発散すること。
○みずがめ座(1/21~2/18)
  オススメ映画は『G.I.ジェーン』。わきあがるやる気を感じたら、ためらわずに
  即行動。勢いにさえ乗れれば、そのまま突っ走っていけそうです。
○うお座(2/19~3/20)
  オススメ映画は『リング』。実際のんびりはしていられない状況かもしれません
  が、疑り深さの度が過ぎると必要以上に苦しむことに。頭を冷やすのも大事。

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