◆MOVIE Watch (毎週金曜日発行:無料)─────────1998-1-23 ●HEADLINE―――――――――――――――――――――――───――――――― [特別企画] ●クエンティン・タランティーノ来日記者会見レポート ●『不夜城』記者会見レポート [オススメROAD SHOW] お待たせしました、いよいよ日本公開です!◆『HANA-BI』 香港チャンバラ映画の決定版◆『ブレード/刀』 ●CHECK10本! [TOPICS] ◆松竹、奥山社長らの解任を決議 ◆『タイタニック』、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門制す! ◆エランドール各賞決定 ◆日活『愛する』、海外へ [ザ・ランキング] [オススメVIDEO] 『スティーヴン・キング ナイトフライヤー』 ──吸血鬼を追う記者に襲いくる真の恐怖とは? 怪奇なラストシーンは圧巻 ●CHECK5本! [BS&CSチェック] 今日の1本/今週の1本 [REVIEW] 『CURE/キュア』 ──映画と現実の境界を取り除こうと挑戦し続ける黒沢清 その姿勢はサイコホラーで花開く! [COLUMN] 【世界の終わりとハードとソフト・ワンダーランド(3)】 ──ついに登場したDVデッキ「ソニーDHR-1000」が君のデジカム・ライフを変える (1)前フリ編 [占星映画術] THE DAY OF BIRTH/星座別オススメ映画 ──●特別企画●── クエンティン・タランティーノ来日記者会見レポート http://dela.cup.com/watch/intervista/ttino.html 最新作『ジャッキー・ブラウン』の公開に先立ち、1月12日に帝国ホテルで 行われたクエンティン・タランティーノ来日記者会見の模様を詳細レポート。 写真も掲載しています。 『不夜城』記者会見レポート http://dela.cup.com/watch/intervista/fyajo.html 突然のヒロイン降板という危機を乗り越えて、快調に撮影が進められている 『不夜城』。1月16日に新宿京王プラザホテルで行われた、主演の金城武ら キャスト、スタッフの記者会見レポートをご覧ください。 ──●オススメ ROAD SHOW●── 情報誌には山ほど映画が載ってるけど、本当に面白い映画はどれだろう……? そんな疑問に答える耳寄り情報。この週末はこれさえ見れば大丈夫! ────────────────────────────────────── お待たせしました、いよいよ日本公開です!◆『HANA-BI』 ────────────────────────────────────── 1月24日よりテアトル新宿他にて公開 '97年/日本/1時間43分 ◇監督・脚本・編 集・挿入画:北野武 ◇音楽:久石譲 ◇出演:ビートたけし、岸本加世子、大杉漣、 寺島進、白竜、渡辺哲 ◇配給:オフィス北野、日本ヘラルド映画 ―テアトル新宿 10:20/12:30/14:40/16:50/19:00(~21:00) ―銀座テアトル西友 10:20/12:30/14:40/16:50/19:00/21:10(~23:05) ―テアトル池袋 11:00/13:05/15:10/17:15/19:20(~21:10) ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、北野武監督の最新作。海外ではすで に一般公開されている作品が、日本の映画ファンの前にようやく姿を現わす。捜査中 に仲間の刑事を殉職させてしまった刑事が、やくざから金を借り、病身の妻を連れて 旅を続けるロードムービーだ。北野映画の集大成ともいえるが、ここには今まで彼が 避けてきた「家族」というテーマが見え、それが見る者を感動させる。必見。 ・OFFICE KITANO http://www.trans.or.jp/OFFICE-KITANO/INDEX/POSTER/poster.html ────────────────────────────────────── 香港チャンバラ映画の決定版◆『ブレード/刀』 ────────────────────────────────────── 1月24日より新宿ジョイシネマ3にて公開 '95年/香港/1時間45分 ◇製作・監 督・脚本・編集:ツイ・ハーク ◇出演:ウィン・ツァオ、シャン・シンシン、ソ ニー・スー、チャン・ホー、ワイ・ティンチー ◇配給:K2エンタテインメント ―新宿ジョイシネマ3 11:10/13:10/15:10/17:10/19:10(~21:00) 『ダブル・チーム』でハリウッド進出したツイ・ハークが撮った最後の香港映画。 「武侠片」と呼ばれる香港チャンバラ映画の決定版だ! 全身刺青の剣士に父を殺さ れた青年が、復讐のために剣をとる。ワイヤーワークや移動撮影でスピード感を誇張 した立ち回りと、血と汗の臭いがしみついたリアリズムが無理なく同居。数十人が入 り乱れる壮絶なアクション・シーンには、誰しも大いに興奮することだろう。 ●CHECK10本! ■『ハムレット』 1月24日よりみゆき座にて公開 ケネス・ブラナーが全身全霊をかけて描くシェイクスピア。上映時間4時間の大作。 ■『ミミック』 1月24日より全国松竹東急洋画系にて公開 昆虫たちが人間に復讐する。ミラ・ソルヴィーノ主演のバイオ・ゴシック・ホラー。 ■『アートフル・ドヂャース』 1月24日よりシネ・ヴィヴァン・六本木にて公開 いしだ壱成、西島秀俊、佐藤タイジ主演の、ニューヨーク貧乏ジャパニーズ青春譚。 ■『ブレーキ・ダウン』 1月24日より全国東宝洋画系にて公開 ドライブ中に失踪した妻はどこに? アメリカの闇を描くサスペンス・スリラー。 ■『マッド・ドッグス』 1月24日より恵比寿ガーデンシネマにて公開 ハリウッドの有名俳優がゾロゾロ出演した無国籍ギャング映画は、オトナのお遊び。 ■『カルラの歌』 1月24日よりシネマスクエアとうきゅうにて公開 ケン・ローチ監督の最新作は、『フル・モンティ』のロバート・カーライル主演。 ■『ピースメーカー』 全国東宝洋画系にて公開中 女性監督が撮っているせいか、ジョージ・クルーニーの表情に色気があるぞ! ■『タイタニック』 全国東宝洋画系にて公開中 こればっかりは見ないと何も語れない。ドラマ作りに賛否はあるが、映像はピカイチ。 ■『CURE/キュア』 全国シネマジャパネスク系にて公開中 自分の心の中にある闇を、見つめる勇気がありますか? 戦慄のサイコ・ホラー。 ■『kitchen/キッチン』 シネ・アミューズにて1月30日まで公開 吉本ばななのベストセラーを香港で映画化。素敵な物語は世界中の人の心を癒すのだ。 [Written by 服部弘一郎] ──●TOPICS●── ◆松竹、奥山社長らの解任を決議 ────────────────────────────────────── 松竹は、19日、東京・築地の松竹本社役員室で開かれた取締役会で、奥山融社長兼映 像本部長と子息の和由専務の解任を決議、大谷信義専務が社長に昇任したと発表した。 同日午前に行われた緊急記者会見の席で、この2人の解任理由について大谷新社長は 「前社長らが担当している映像部門で業績不振の責任があるにもかかわらず、今後も 無謀な投資を考えており、このままでは他の取締役は経営責任を全うできないと考え た」と述べ、経営の効率化を進めていく意向であることを示した。 ・松竹のページ。大谷信義新社長の声明が掲載されている。 http://www.shochiku.co.jp/seimei.html ◆『タイタニック』、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門制す! ────────────────────────────────────── 18日、米・ロサンゼルスで第55回ゴールデン・グローブ賞授賞式が行われたが、ドラ マ部門の最優秀作品賞に『タイタニック』が選ばれた。監督賞には同作品のジェーム ズ・キャメロンが入り、公開前から良くも悪くも話題をふりまいてきた超大作の面目 を保った。 ◆エランドール各賞決定 ────────────────────────────────────── 日本映画・テレビプロデューサー協会主催のエランドール各賞の受賞者が決定した。 新人賞/浅野忠信、内野聖陽、菅野美穂、木村佳乃、田中美里 特別賞/『もののけ姫』 製作スタッフ、野村萬斎、渡辺淳一、今村昌平 プロデューサー賞・兒井賞/浅野加寿 子、原正人、塙淳一 功労賞/猪股尭(松竹)、梅津寛益(松竹)、小糸章淳(D)、 武田敦(大映)、藤井浩明(大映)、脇田茂(松竹)。授賞式と新春パーティーは、 1月29日(木)18:30から都内・新宿京王プラザホテルで行われる。 ◆日活『愛する』、海外へ ────────────────────────────────────── 先日、好評のうちに公開終了した熊井啓監督の『愛する』(日活)が、1月10日~20 日に開催された第29回インド国際映画祭のアジア映画コンペティション部門に出品さ れた。現地へは、山口友三・日活取締役が出席した。 ──●ザ・ランキング●── 『タイタニック』、今回初登場の『ピースメーカー』を寄せつけず首位をキープ。 ゴールデン・グローブ賞も制し、貫禄を見せつける。毎回うれしい驚きを提供して くれた『もののけ姫』の名残を惜しみつつ。来週の予想順位は、タイ→ピース→ セブン→エア→HANA-BI。 【配収】 1→(1)タイタニック (5週) 2初(─)ピースメーカー (1週) 3→(3)セブン・イヤーズ・イン・チベット (6週) 4↓(2)メン・イン・ブラック (7週) 5↓(4)エアフォース・ワン (8週) 6→(6)金田一少年の事件簿・上海魚人伝説 (6週) 7→(7)虹をつかむ男/南国奮斗篇 (4週) 8初(─)極道の妻たち 決着 (1週) 9↓(5)もののけ姫 (28週) 10→(10)るろうに剣心 維新志士への鎮魂歌 (5週) 興行通信社調べ 1998/1/17~1998/1/18(銀座・新宿・渋谷3地区代表館集計) ──●オススメVIDEO●── ◇ 今週のおすすめはスティーヴン・キング。『シャイニング』『スタン ◇ ◇ ド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『ミザリー』など、数々 ◇ ◇ の作品が映画化されている原作者の、今回は渋めの劇場公開ホラー。 ◇ ────────────────────────────────────── 『スティーヴン・キング ナイトフライヤー』 ──吸血鬼を追う記者に襲いくる真の恐怖とは? 怪奇なラストシーンは圧巻 ────────────────────────────────────── 片田舎の飛行場。その黒いセスナ機は夜ふけに飛来し、「彼」が去ったあとには血 を抜かれた無惨な死体が残される。連続する怪事件を追う記者、彼が行く先で待ち受 ける血文字の警告。遅々として進まない取材、なかなか起きない次の事件、と思って 油断していると、終盤に突然襲いくる恐怖。気丈な記者の心理の変化とともに戦慄が 迫りくる、あなどれない演出のホラー作品。 【データ】1997年/アメリカ/1時間37分(1/25発売:バンダイビジュアル) 監督:マーク・パヴィア 出演:ミゲル・フェラー、ジュリー・エントゥイスル 原作:スティーヴン・キング『ナイトフライヤー』(新潮文庫) ●CHECK5本! ■『憂鬱な楽園』1時間52分/台湾=日本 監督:侯孝賢(1/30発売:J.V.D.) 気分のままに生きる現代の男女3人を南国の空気とともに描いたロードムービー。 ■『男たちの挽歌』『男たちの挽歌II』『狼 男たちの挽歌・最終章』 '86・'87・'89年/香港(1/25発売:バンダイビジュアル) 『フェイス/オフ』のジョン・ウー監督の代表傑作シリーズ3本が廉価版で再発売。 ■『ドリフトウッド 狂気の密室』100分/アイルランド (1/30発売:タキコーポレーション) 海辺に漂着した男(ジェームズ・スペイダー)を看病する女。やがて病的な愛情が…。 [Written by 唯よーじゅ] ──●BS&CSチェック●── ◆今日の1本 今週のセレクター:古山 慶 ────────────────────────────────────── 1/24(土) 『バード』 スター・チャンネル(深夜4:10) ────────────────────────────────────── クリント・イーストウッド監督作品。34歳の若さで世を去ったジャズ・サックス奏者、 チャーリー・パーカーの生涯が描かれている。作曲家の側面を持ち、ジャズマニアの イーストウッドならではの映画。泣けます。 ────────────────────────────────────── 1/25(日) 『シンシナティ・キッド』 CSN1ムービーチャンネル(8:00) ────────────────────────────────────── ギャンブル映画の傑作。ポーカーの名手の若者(スティーブ・マックィーン)と老人 が名人位をかけて対決する。監督は『夜の大捜査線』のノーマン・ジュイソン。 ニューオーリンズの蒸し暑さが、対決の息苦しさとハラハラ感に拍車をかける。 ────────────────────────────────────── 1/26(月) 『マジック・ボーイ』 CSN1ムービーチャンネル(21:00) ────────────────────────────────────── 大人顔負けのマジック少年の物語。彼は、ひょんなことから、マジックを使い、ブタ 箱に入っている市長の息子を出すことになり、みごとに成功する。しかし市長にはあ る陰謀があった。コッポラ製作による、なかなかの作品。 ────────────────────────────────────── 1/27(火) 『3-4×10月』 WOWOW(深夜3:18~5:00) ────────────────────────────────────── いわずと知れた北野武監督作品。新作『HANA-BI』を見る前にチェックということでこ れ。まるで1人の人間の妄想か気分のようにポンポンと進行する物語。北野監督のみ ごとな編集センスによって、見る者を一気に映像の世界へ引きずり込む秀作。 ────────────────────────────────────── 1/28(水) 『ジュニア・ボナー』 CSN1ムービーチャンネル(19:00) ────────────────────────────────────── 『ワイルドバンチ(ディレクターズカット)』が東京・渋谷でリバイバル公開されて いる、故サム・ペキンパー監督の'72年の作品。失われゆく西部魂を、ロデオを通して 描いた佳作。主演はスティーブ・マックィーン。 ────────────────────────────────────── 1/29(木) 『狙い撃ち』 スター・ムービーズ(21:00) ────────────────────────────────────── 銀行から奪った金を巡り、男たちが、2対1で対決することに。しかし、そこへ金目 当てのメキシコの山賊がやってきた。3人は急きょ、共同で山賊と戦うはめになる。 限りなくマイナーなマカロニ・ウエスタン。おそらくビデオ未発売なはず! ────────────────────────────────────── 1/30(金) 『エル・シド』 パワー・ムービー(17:45) ────────────────────────────────────── 『タイタニック』が公開され、スペクタクル・ブームの予感あり、ということでこれ。 スペインの英雄エル・シドの生涯を描いたスペクタクル超大作。ビデオは短縮版のみ なので、この機会に完全公開版を見ておこう。 ◆今週の1本 ────────────────────────────────────── 『ジュニア・ボナー』 ──●REVIEW●── ────────────────────────────────────── 『CURE/キュア』 ──映画と現実の境界を取り除こうと挑戦し続ける黒沢清 その姿勢はサイコホラーで花開く! ────────────────────────────────────── 「まさかあの人が」という言葉は凶悪犯罪を起こした人間に用いる枕詞だ。そして 『CURE/キュア』は「まさかあの人が」な人々が殺人を犯していくサイコホラー。監 督はあの黒沢清。何をもって「あの」かと言えば、Vシネマが多いとはいえ、おそら くここ数年で最もたくさんの作品を撮っている監督だということだ。そして黒沢作品 の特徴といえば、ロングと長回し。もちろん『CURE/キュア』でも、多用されていて、 その結果、通り一遍のホラー作品ではなくなっている。 「現実の再認識」、これが黒沢作品の大きなテーマだ。劇的なことがらは、むしろ ふだんの生活の中に潜んでいるとする黒沢は、作品への感情移入をさせない。そのた めにアップやテンポのあるカットつなぎという、映画としてはオイシイ手法を捨て 「ロングと長回し」を使う。観客自身が観察者となるように。そうすることで劇中の できごとが観客の現実の生活にオーバーラップするように作品を作る。 こういった黒沢の手法によるホラー作品は観客にとって非常に危険だ。感情移入す ることができずに全く恐くないか、悪夢を見るほど恐いかの両極しかありえない。 間宮(萩原聖人)の催眠術によって、日常もっているささいな殺意を増幅させて殺 人へと行動を移す人々。殺意はあまりにあいまいで、それぐらいの気持ちなら誰にで も、もちろん自分にもある、と思い至ったとき「まさかこのオレが」という新しい恐 怖に襲われる。 『CURE/キュア』は、まさに黒沢の狙いがツボにはまった、脅威の作品だ。 ・OFFICIAL SITE http://www.shochiku.co.jp/cj/cure/ [Written by 坂部豪] ──●COLUMN●── ────────────────────────────────────── 【世界の終わりとハードとソフト・ワンダーランド(3)】 ──ついに登場したDVデッキ「ソニーDHR-1000」が君のデジカム・ライフを変える (1)前フリ編 ────────────────────────────────────── 昨年の夏、電器店の店頭からMiniDVのテープが姿を消した。爆発的に増大する需要 に生産が間に合わず、品切れ状態となっていたのだ。その現象は大型店のほうが顕著 だった。現在でも品薄気味で、CM(カセット・メモリー)マークのついた30分テープし か置いていない店も多い。カセット・メモリーには6日分の撮影日とフォトモード撮影 のテープ位置が自動記録できるのだが、価格がノーマル・テープの倍はする。カセッ ト・メモリー機能を不要とする場合に、CMマークつきのテープしか手に入らないのは、 ヘビー・デジカム・ユーザーにとっては非常に厳しい。1日も早い安定供給システム の確立を願いたい。ま、とにかく、それほどMiniDVというフォーマットは、ビデオ・ カメラのそれとして急進的に定着している。 デジカムの代名詞たる「ソニーDCR-VX1000」を去年、私も購入し、約7カ月間かなり ハードな使い方をしてきたが(その長期テストの詳細な報告は、いつかここで行う予 定)、マグネシウム合金ダイカストキャビネットのボディがもたらす性能は想像以上。 屋外での撮影中に何度か雨が降り、ヤバイなと思いながらも時間がなかったため、何 の対策もせずにそのまま撮影を続行したが、いまだVX1000に異状はない。故障といえ ば、フォーカス・スイッチの初期不良でマニュアルに切り替えられなくなった程度。 フォーカス・スイッチを交換してからは、いたって好調である。夜間撮影の強さも特 筆もので、最小限の光量で驚異の高画質を発揮する。庵野秀明監督の『ラブ&ポップ』 も VX1000で撮影されているが、フィルムにブロー・アップさせてあれだけの画質を維 持するとは、正直いって感嘆した。 さて、本題に入る(といっても残り5行しかないので、今回は前フリに徹するが)。 MiniDVは民生機離れした、きわめて優れたフォーマットである。しかし、デッキがな かったために再生および編集環境に難があった。そう、今までは。待望のDVデッキ 「ソニー DHR-1000」の登場で、デジカム・ライフは一変する。DV端子が君の夢と希望 を再生してくれる。次回、激闘編へと続く。乞うご期待! [Written by 藤原タカシ] ──●占星映画術(1/24~1/30)●── ◆THE DAY OF BIRTH ────────────────────────────────────── ビョルン・アンドレセンは『ベニスに死す』の美少年です。さて、24日の濃い人た ちも気になるけど、鼻の穴が大きい(目立つ)というのは偶然だと思います。それよ り27日のモーツァルトとL・キャロルがやはり光ってます。2人の生年の、ほかの星 の位置は、月以外はバラバラ。となると、この日生まれで満月の10日後なら天才?? いえいえ、知的こだわりが成功につながりやすいという傾向を意味するようです。 1/24 市原悦子(1936)、野際陽子(1936)、ダニエル・オートゥイユ(1950)、 段田安則(1957)、ナスターシャ・キンスキー(1961) 1/25 西村晃(1923)、江守徹(1944) 1/26 ポール・ニューマン(1925)、所ジョージ(1955)、E・ヴァン・ヘイレン (1955)、ビョルン・アンドレセン(1955)、吉田晃太郎(1971) 1/27 W・A・モーツァルト(1756)、ルイス・キャロル(1832)、 ブリジット・フォンダ(1964)、三田寛子(1966) 1/28 三浦友和(1952) 1/29 万里洋子(1969)、宝生舞(1977) 1/30 ジーン・ハックマン(1930)、松本典子(1968) ◆星座別オススメ映画 ────────────────────────────────────── 占い協力:TAROT-ASTROLOGY OF THE WEEK http://www.cup.com/yoge/tarot/astro/ ○おひつじ座(3/21~4/20) オススメ映画は『ブレーキ・ダウン』。何ごとも展開の早い週です。ボーッとす るのは今度にして、今はアンテナ全開でまわりの動きを見逃さないように。 ○おうし座(4/21~5/21) オススメ映画は『カルラの歌』。とにかく冷静に、気分を落ちつけることが先決 です。いやなことがあって沈んでも、舞い上がるよりは好運につながるのです。 ○ふたご座(5/22~6/21) オススメ映画は『マッド・ドッグス』。多くの人とかかわって、精神的には疲れる だけだったりもしますが、ここは自分のためと割り切って愛想よく。 ○かに座(6/22~7/22) オススメ映画は『ハムレット』。古いモノにふれるとよいでしょう。古い人でも 同じ。先人や大先輩の言葉は神妙に受け止めましょう。 ○しし座(7/23~8/22) オススメ映画は『kitchen/キッチン』。親友や恋人、大事な人との関係をより 深めるために時間を割いてみたら、新しい何かがわかるかもしれません。 ○おとめ座(8/23~9/23) オススメ映画は『ピースメーカー』。利用できるなら、この際誰でもお世話に なって、でも借りをつくるというよりはお互いにプラスになるという気持ちで。 ○てんびん座(9/24~10/23) オススメ映画は『CURE/キュア』。自信を持つことで運が開けますが、つねに自 分を見失わないようにしないと逆効果。頼られるからには落ちつきが大事。 ○さそり座(10/24~11/22) オススメ映画は『タイタニック』。何よりも恋が優先。家族でも友人でもとにか く、愛情を注げる相手と新鮮な時間を過ごせば、これからの運も開けます。 ○いて座(11/23~12/21) オススメ映画は『HANA-BI』。強気でいけばたいていのことは実現しますが、そ の際、多少のゴタゴタは避けられないかも。覚悟に見合う成功は得られます。 ○やぎ座(12/22~1/20) オススメ映画は『アートフル・ドヂャース』。野心を持つのはいいことです。た だ、実現の手順をまちがえてないか、落ちついて見直してみましょう。 ○みずがめ座(1/21~2/18) オススメ映画は『ミミック』。欲望を抑えるのではなく、欲望と正面から向きあ って、前向きな行動に結びつけられれば、一気に問題も解決に向かうでしょう。 ○うお座(2/19~3/20) オススメ映画は『ブレード/刀』。気分のノリがいまひとつな時は要注意。とに かく今は何でも誰でも疑って、念には念を入れて行動して下さい。 ▼問い合わせ先 ────────────────────────────── movie-watch-info@impress.co.jp :記事内容 ウォッチ編集部 ad-sales@impress.co.jp :広告関連 インプレス A&D sales@ips.co.jp :配信先等 インプレス販売 ▼購読申込み・購読中止・配信先変更 ──────────────────── ──購読申込み 下記のURLから案内にしたがってお申し込みください。 ◎ http://www.ips.co.jp/tana/watch.htm#muryo ──購読中止、配信先変更 下記のURLから、ポイントアップシステムのメンバーIDとパスワードを入力して、案 内にしたがって、中止・変更をしてください。なお、メンバーID等が不明なときは、 sales@ips.co.jpまでご連絡ください。 ◎ http://www.ips.co.jp/pointup/fpchg.htm ────────────────────────────────────── 発行人 塚本慶一郎/編集人 井芹昌信/編集長 山下憲治 発行 株式会社インプレス 〒102 東京都千代田区三番町20 編集 デラ・ジャパン株式会社(紺野美樹、服部弘一郎、今祥枝、菊池朋子) Copyright(C), 1997-1998 Impress Corporation. ムービー・ウォッチに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます ──────────────────────────────────────