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NyaNyao、厚みが従来のCRTと同じ液晶モニター発売


 NyaNyao(株)は、厚みが従来のCRTと同じ液晶モニターを発表した。

 愛猫家にとっての大きな悩みの一つは、これまで猫が好んで生息していた「モニター背面」が、液晶モニターの普及によりなくなってしまった事だ。液晶テレビや液晶モニターの場合、本体の厚さは数センチでしかなく、一番厚い箇所でも10cm程度でしかない。ここに愛猫が乗ろうとしても事実上不可能である。

 しかし、液晶の後ろに適切な空間がありさえすれば、大切な愛猫は引き続きモニター背面に生息してくださる事になる。実験によりこれを確認した同社開発部は、背面に十分な空間を確保した液晶モニターの開発を決断したという。


無理に液晶モニターの背面に乗ろうとしても、この通り。 同社開発部によれば、これはコンセプトモデルとの事。

 ただ、従来のCRTでお猫様が好んで乗っていた理由は、単に背面に空間があるだけではなく、CRTからの発熱がそのまま上に上がるために、「あたたかい」事が大きな要因であった。現在の液晶ディスプレイは図1の様な構造になっており、バックライトや制御基板から発せられる熱は、無駄に周囲に拡散している。この熱をヒートパイプを使って集め、一箇所でまとめて放熱することにより、やんごとなき方々を十分に暖める事が可能になった、としている。



 ただ、現在はバックライトに蛍光管を使っている事が多いので、これでも十分に熱量が確保できるが、省電力化の流れの中でバックライトにLEDを使うケースが次第に増えつつある。これはNyaNyaoの製品であっても例外ではない。そこで、LEDバックライトを使う場合、ラジエータの位置に電気ヒーターを仕込む事で、省電力と暖かさを両立できるとしている。

 今回発表された製品は17インチのS1700-NYAからS2400W-NYAまで、5サイズ7製品。重心位置がやや後ろにずれる他、最大10Kg程度の追加重に耐えるため、スタンド部の構造強化が必要になった結果、価格は従来型モニターに比べて2~3万円のアップとなっているが、「たった2~3万の追加出費で、『至高のお方』にお住まいいただける事を考えれば、消費者の方々には十分納得いただけると確信している」(同社広報の大嶋 猫左衛門氏)との事で、売れ行き次第では更にラインナップを広げる用意があるそうだ。





( 大原雄介 )
2009/04/01 00:00

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