ぼくらの自由研究室
新生活は出会いの季節。身だしなみを整えるのに衣類スチーマーはいかが？
アクセススチームプラスでスーツのシワをカンタンに取る
2018年5月1日 06:00
新年度を迎えて新しい環境、新しい仕事、新しい部署で働いている方も多いのではないでしょうか？ 年度が変わり、仕事が変われば新しい仕事のお付き合いも増えてきます。初めてのお付き合いには第一印象が大切ですよね。そんな出会いの新生活に「これ！便利かも!!」と思ったアイテム、衣類スチーマーを紹介いたします。それがティファールの衣類スチーマー「Access steam＋（アクセススチーム プラス）」です。
実はワタクシも長年勤めた編集部から営業に異動になったことがありまして、その時に一番こまったのがスーツでした。とくに面倒だったのがその手入れ……。それまでのカジュアルな服装と比べて、シワなどが気になるので、取り扱いに気を遣います。
パンツはズボンプレッサーをつかってシワを取るとして、問題なのはワイシャツとジャケット。ワイシャツはアイロンがいらない形状安定シャツを使っていましたが、それでも洗いジワが残ってしまうこともありました。
そうなると面倒でもアイロン台を出してきてアイロンをかけたり。まぁアイロンがけしてピシッとしたシャツは気持ちがいいんですけどね。でもできるならその回数は減らしたい。
さらにもっとやっかいだったのがスーツの上着。普通に椅子に座っているだけでもいつの間にか背中の部分にシワができちゃいますし、暑い日の外回りで上着をずっと腕に掛けていたら変なシワができちゃったり、出張でガーメントバッグに入れておいたら入れ方を失敗して中でグチャグチャになっていたりなんてことも。
スーツは下手にアイロンがけするとテカテカになってしまう危険性もありますし、かといってまだ数回しか着ていないのにクリーニングに出すのもお金がかかる。今までスーツを着る仕事をしたことがなかったワタクシにとっては、実にめんどくさい。
そこで気になったのが衣類スチーマーというワケです。アイロン台を使うことなくハンガーに掛けたままスチームでシワを取るというアイテム。コレはスゴーい!! と思って使ってみました。
ワタクシが選んだのはティファールのアクセススチーム プラス。衣類スチーマーは各社からいろいろな種類が出ていて、中には普通のアイロンとしても使えるタイプもありましたが、普通のアイロンはすでに持っているのでとにかくスチームの量が多いこの製品を選んでみました。
スチームの量は平均で20g/分（パワフルモード）とこの時点で調べた限りでは一番強力。水タンクの量も185mLと大容量で、1回の満タンで使用できる時間も18分と他の追随を許さない仕様になっております。
ただしデメリットは重さ。水を満タンにすると1kg越えます。でもスチームの量が倍ならきっと半分の時間で済むはず……です。
スーツの上着のシワを取る
早速スーツの上着の背中にできたシワ取りに挑戦してみました。
タンクは本体から取り外せるので水を入れるのもカンタンです。本体にセットしてスイッチを入れると、きっちり40秒でスタンバイOK。ただし最初はトリガーを引いてもすぐにブシュっと出るわけではなく、トリガーを引いてから安定してスチームが出るまでにタイムロスがあります。
トリガーを引くと温度が上がって蒸気が吹き出す、という感じなので、スチームを掛けている間はトリガーはずっと握りっぱなしで使う方がよさそうです。その点、アクセススチームはトリガーを引いた状態でロックできるのが◎。それにタンクの容量も大きいので残りの水量を気にせず使えます。まぁその分電気代はかかるんでしょうけど。
ヘッドの部分はセラミック素材のヒーティングプレートになっていて、ここ生地に押しつければアイロン感覚でシワ伸ばしができます。が、生地がテカテカになると怖いのでスーツにはアタッチメントブラシを装着して作業しました。
結論から言うとすごいカンタン。ハンガーに掛けた上着の裾を引っ張りながらアクセススチームを当ててゆっくりとスライド。するとカンタンにシワが取れていきます。もちろん生地やシワの度合いにもよりますが今回の場合は1箇所1回滑らせるだけでシワが取れました。スゴい!!
私服のシャツもカンタンシワ取り
思いついた時にパッとシワ取りができる気軽さが衣類スチーマーの魅力だと思いますが、あまりにカンタンに気持ちよくシワが取れるので、つい他のシャツもやってみたくなります。
ということで手近にあった私服のシャツがターゲット。こちらは全体的に洗いジワがついています。まぁカジュアルな服なのでそんなに神経質になる必要はないのですが、シワのない服に目が慣れるとちょっとしたシワが気になってきます。
今度はアタッチメントブラシを外してヘッドを直接押しつけながら伸ばしてみました。こちらも面白いようにシワが取れる！ ただし背中だけやればよかったスーツと違って前も後ろもやるので少し時間はかかりました。どこを引っ張ってどの方向に力をいれればいいのか、最初は少し慣れが必要です。とくに胸ポケットの部分はどうやればよいのか悩みましたが、コツをつかむとうまくシワ取りができるようになりました。慣れればもっと手早くシワ取りができるようになりそうです。
洋服以外にも使って除菌消臭
この製品のもうひとつのよいところは、洋服以外でも使えるという点です。もちろん素材にもよりますが、布製のソファーやカーテンなど、高温のスチームを当てることで除菌消臭効果が期待できるのだとか。まぁスゴい高温のスチームが当たるんですから菌やらダニなんかもやっつけられそうですな。
なかなか自分のニオイというのはわかりにくいですが、間違いなくおっさんの加齢臭がしみこんでいるであろうソファーもアクセススチームですっきり。なかなか洗えないカーテンやソファーを消臭できるというのは結構魅力的です！ 消臭スプレーだと薬剤が残ってしまいそうなのであまり頻繁にはやりたくないんですが、スチームなら気兼ねなく使えてしまいますね。
というわけで、わずか40秒で立ち上がってパッとシワ取りするためのスチーマーはシワ取りが楽しくなってしまうスチーマーでした。アイロンでのり付けするように襟までパリッと、とはいきませんが、目立つシワはカンタンに取れてしまいます。
もちろん人は見た目より中身が大事だとは思います。ですが初めて会った人の印象を決めるのはまず見た目です。出会いが増えるこの季節こそ、洋服のシワを取って見た目を正してみてはいかがでしょうか？