第44回 シンガポールのイスラム色

カメラと一緒にシンガポールへお出かけしてきました。
シンガポールは東京23区と同じくらいの面積しかないので
電車でひと駅行くと、ぜんぜん違う雰囲気になっておもしろいです。
例えば「チャイナタウン駅」や「リトルインディア駅」など、名前の通り中国文化色が強い地域、インド文化色が強い地域があります。シンガポールには本当にいろんな文化が入り交じっているのです。
電車に乗るだけで、まるで違う国へきたような錯覚に陥ります。

私がシンガポールに到着してから、まず味わった異国感。
それは、ブギス駅からほど近いアラブストリートを中心に発達したイスラム文化。
今まで味わったことのない異国の文化に触れてみたいという気持ちから、最初のロケーションにこの駅を選びました。

独特な街並の雰囲気や民族衣装をまとった人々、今まで食べたことがない料理など、私にとって強烈な体験をさせてくれました。

これがシンガポールの旅の始まりでした。

(2013/3/18)

文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。傍らモデルとしても活動。撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。現在、人物を中心として広告や雑誌等で撮影をする一方、カメラ専門誌等で海外、国内で街スナップを撮り歩いている。