2019年3月4日、FLIGHTSは、農業従事者の声を元に高性能かつ低価格を実現した日本製 農薬散布ドローン「FLIGHTS-AG」を発売することを発表した。
様々な産業におけるドローンの活用を推進している同社では、日本の一大産業である農業においてもドローンの一般化を目指し、自社にて農薬散布ドローンが開発された。農薬散布に必要とされる十分な機能を搭載し、安全性能を追求しながらも、多くの農業従事者に使われるよう低価格での市場提供を実現。安心して使えるよう、ニーズに応じたアフターサポートも揃えている。
FLIGHTS-AGの特長
準備から片付けまでの農薬散布にかかる作業時間を短縮
・数十分〜数時間を要した乗用管理機や噴霧器に比べ、1haあたり6分程度と所要時間を大幅短縮。
・ノズルやフィルターの脱着も簡単で、使用後の洗浄・交換も楽。
初心者にも安心して無理なく使える機体性能
・高性能コンピューター・各種センサー搭載のため、初心者にも安定した飛行が可能。
・万が一、送信機の電波が途切れた場合、自動で危険を回避するフェイルセーフ機能搭載。
・軽トラック、軽自動車に積めるコンパクトサイズで持ち運び、圃場間の移動も楽に。
・小回りが利くので中山間部、特殊な形状の圃場でも散布が可能。
リーズナブルな価格と維持費
・必要最低限の機能に特化した設計により、78万円(税別)という低価格を実現。
・手厚いアフターフォローをご希望の方へはサポートパックをオプション販売。
・全ての機体には、1年間の賠償責任保険を付帯。
「FLIGHTS-AG」今後の展開
多くの農業従事者に、安全に「FLIGHTS-AG」を活用してもらうために、ドローン教習所(スクール)を運営する団体や企業と連携し、農薬散布ドローンの安全な運用を学ぶことができる環境を全国各地に広げていく。加えて、実際に操縦できる体験会も各地で実施していく。また、実際に利用する農業従事者の声を取り入れながら、引き続き機体性能のアップデートや新たな機体の開発、運用をサポートする各種ソフトウェア開発等を進めていく、としている。