ハミングバードは、ドローンを利用したサービス「HB(ハミングバード)ドローン家屋調査」を2019年2月6日より開始したことを発表した。

 「HBドローン家屋調査」は、自然災害による家屋の破損を、ドローンを利用して屋根・家屋点検を行い、火災保険の適用で調査・修繕、申請を無料で一括サポートするサービスである。

火災保険の利用で自己負担0円、調査も無料

 台風、竜巻、突風、豪雨などの自然災害による破損は火災保険で修理が可能である。申請できる修繕の範囲も幅広く、家の内部・外壁・門・塀・カーポート・屋根など、家の修繕のほとんどは保険が適用される。認定された保険額の範囲内で工事を行うため、自己負担なしでの修繕が可能になる。
 現状の家屋調査では、足場を作り、屋根に登り、依頼主の目の届かない場所で調査が行われる。そのため時間や費用が掛かるばかりでなく、調査時に破損する心配も残るが、ドローンを利用することで20分程度の時間で、一緒にモニターを見ながら安心、快適な調査が可能になる。調査スタッフが、撮影データの解析、損傷個所の診断を行い、どこまでが保険の適用範囲になるのかをしっかり説明し、修繕費用見積もり、火災保険会社への申請を行う。
 また、保険会社との現地鑑定の際も、専門知識を持ったスタッフが立会うなど、「HBドローン家屋調査」ならではの新しいビジネスモデルである。

経験豊富なインストラクターによる撮影

 「HBドローン家屋調査」は、同社が運営する「ドローンスクール ジャパンお台場ヴィーナスフォート校」のインストラクターが操縦及び空中撮影にあたる。インストラクターは、一般社団法人ドローン操縦士協会認定で、3,500時間の飛行経験を超える現役のドローンパイロットです。昨年1年間で延べ200件以上の現場で、赤外線カメラを搭載したドローンで建物の外壁・家屋調査を経験し、そのフライトや現場経験から得られたノウハウを活かした撮影を行う。

「HBドローン家屋調査」の流れ

①ドローンによる空撮
 現役のドローンスクールインストラクターが、パイロットとしてドローンによる空撮を行う。

②空撮データ解析
 ドローンで撮影した画像を解析し、損傷個所を確認する。

③修理の見積書の作成
 解析結果を基に、修理費用見積もり、火災保険会社への申請をサポートをする。

④火災保険の申請~認定

ドローンスクールジャパン お台場ヴィーナスフォート校について

 『都心型商業施設タイアップ産業用ドローンスクール』が2018年11月に東京お台場ヴィーナスフォート(森ビル)に誕生した。天候に左右されることなく冷暖房完備の快適な空間でドローンの練習に集中できる。ゆりかもめ「青海駅」から直結、りんかい線「東京テレポート駅」より下車徒歩約3分、と非常に交通の便がよい。これまでの日勤帯(10時〜17時)の開校に加えて夜帯(18時〜22時)も開校するため、仕事帰りのユーザーでも通いやすくなった。
 更に、休憩時間やご受講の前後には厳選されたグルメや人気ブランドの買い物を楽しむことができる。また、遠方からの受講生の方には近隣の宿泊施設が充実しているため、ドローンスクールの受講と観光がセットで楽しめる。
 人が集まる商業施設でショップとスクールを行うことにより、普段はドローンに触れることのないユーザーにもドローンの魅力や、幅広くドローンの事を認知してもらいドローン産業全体を盛り上げていくために同校もその一翼を担って世の中に発信していく、としている。