2018年9月20日、ORSOは同年2月に業務提携を発表したオーイーシーと共同開発を進めている、自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」を正式発表し、OITAドローンフェスタ2018にて先行公開することを発表した。

地方創生×ドローンで重要な、飛行可能場所を告知し”繋ぐ”ツール

 自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」の目的は、ドローン飛行可能な場所を観光や産業に役立てることだ。自治体や観光協会、各地ドローン協議会向けに提供を行い、飛行場所を登録することで地元資源の活用を促進する飛行場所管理ツールである。

 「DUCT」は、場所の詳細や位置情報、住所などの、ドローン飛行に関連する情報を地図上で視覚的に範囲指定し登録することが可能である。また、飛行可能場所の登録から、一時的な飛行禁止や時間指定の告知など、様々な告知機能に対応している。登録された情報は、多くのユーザー様が利用する「ドローン飛行チェック(do)」アプリや、連携先WEBサイトを通じて広く告知することが可能となる。
 この「DUCT」の機能により、これまで自治体ホームページ上でしか閲覧できなかった情報を日本中のユーザーに告知・閲覧してもらえる仕組みを実現し、連携先のサービス内容によっては、利用ユーザーから施設利用料等を徴収する仕組みもある。

 希望の自治体は下記問合せ先まで連絡。
<DUCT(自治体向けドローン飛行場所管理ツール)>
・公式ホームページ
https://www.duct-airspace.jp/
・問合せ先
drone@oec.co.jp

<OITAドローンフェスタ概要>
主催:OITAドローンフェスタ2018実行委員会
企画運営:TBSテレビ
開催日時:平成30年9月23日(日曜日)、24日(月曜日)
場所:大分銀行ドーム

 今後もORSOとオーイーシーは、大分県におけるドローン・IoT分野でのビジネス創造と人材育成を目的とした業務提携の元、新産業への価値あるサービスを創造し提供していく、との意気込みを示した。