ドローンジャーナル

DJI、ドローン専門トレーニングセンター(UTC)を日本で開校

-コマツが監修する UAV 写真測量トレーニングプログラムの提供開始-

 2018年9月7日、DJIは、個人や企業に所属するドローン操縦者がドローンの基本的な飛行訓練や実際の現場における作業手順など専門的なトレーニングプログラムを受講できるトレーニングセンター「UTC」(Unmanned Aerial System Training Center)を同日より日本で開講することを発表した。

 ドローンの産業利用への関心が高まりを受け、農業や建設業界をはじめとする各産業でドローンを業務に活用する企業が増えている。UTCは、ドローン操縦者の育成と教育の標準化を実現することで、ドローンによる業務の効率化を体系的に支援することを目的とし、2016年6月より中国でスタートした。現在、中国のUTCでは、空撮、点検、農業、セキュリティと測量の5領域に特化した教習コースを提供している。これまでに、オンラインの学科テストと飛行の実技テストを経て、10,000人を超えるUTCから認定された操縦者が、実際にドローンを活用した業務で活躍している。

 今回のUTCの開校に併せて、日本では、総合機械メーカーのコマツが監修した測量に特化したプログラム「UAV 写真測量 初級編 powered by KOMATSU SMART CONSTRUCTION」の提供を開始する。同プログラムは、ドローンの実務経験にあわせて、初級者向けと中級者向けの2コースを提供する。受講者は、写真測量の目的、役割、手順とドローンの操縦方法や関連する法律などを体系的に学び、現場で必要とされるスキルを習得できる。
 また、2016年1月よりDJI JAPANが管理する飛行技能認定「DJI CAMP」は、UTC 内で継続提供する。
DJI は、UTCを通して、日本の産業界に必要とされるドローン教育プログラムを提供することで、健全なドローンの普及に貢献していく。

UAV 写真測量 初級編 powered by KOMATSU SMART CONSTRUCTION

 UAV(ドローン)による写真測量は、より安全で生産的な測量/計測作業を実現する。総合機械メーカー コマツ監修の本プログラムは、UAV 操縦経験の有無に関係なく、測量、建設業務に携わったこと、学んだことがある全ての企業または個人を対象に、写真測量の目的、役割、手順とUAVの知識、操縦方法、法律などを体系的に学びながら、実践的な実習を行う。

①ドローン初心者向けコース

・対象者:測量、建設業務に携わったこと、学んだことがある者。ドローンの飛行経験および技術は問わない。
・受講費:340,000 円(税別)
・日 数:4日間
・認定基準:オンラインテスト、飛行計画レポート、実技テストの合格基準点をクリアすること
・開催日程:2018年9月より開講。UTCウェブサイトから確認。
・URL:https://www.uastc.com/jp/

②ドローン中級者向けコース

・対象者:測量・建設業務に携わったこと、学んだことがあり、講習会の実技テストに合格できるスキルを持っている者。
     ※実技テストの内容は、UTCウェブサイトから確認。
・受講費:250,000円(税別)
・日 数:2.5日間
・認定基準:オンラインテスト、飛行計画レポート、実技テストの合格基準点を確認クリアすること。
・開催日程:2018年9月より開講。UTC ウェブサイトから確認。
・URL:https://www.uastc.com/jp/

URCについて

 UTC(Unmanned Aerial System Training Center)は、DJIによって設立されたドローンの産業パイロット教育機関である。UTCはワンストップのトレーニングサービスを通じて、各産業界向けドローン教育研修プログラムを開発・提供している。中国、香港、台湾、マレーシアで運用開始しており、9月から日本でも運用が始まっている。