ドローンジャーナル

東急リバブル、建物検査にドローンを利用 デジタル技術を活用した一戸建の屋根上検査を開始

-屋根上の目視検査を可能にし、検査精度向上と物件情報の透明化へ-

 2018年9月5日、東急リバブルは、全国の売買仲介店舗にて展開している『リバブルあんしん仲介保証(建物保証)』(以下『あんしん保証』)において、ドローン利用によるデジタル技術を活用した屋根上検査を開始したことを発表した。なお、ドローンによるデジタル画像撮影はDRONE PILOT AGENCYが行う。

ドローン

 『あんしん保証』は当社独自の建物検査・保証制度として2012年にスタートした業界で先駆けとなったサービスである。その後、サービスの拡充を重ね、2018年6月末時点の累計で40,000件を超える利用があり実績及びノウハウを蓄積してきた。

リバブルあんしん仲介保証

 同社の検査実績によると中古一戸建の1~2割に屋根の雨漏りの可能性が指摘されているが、同社サービスも含めて一般的な建物検査においては、屋根上まで上がって検査することは困難かつ大がかりなものとなるため、目視による検査までは実施していなかった。従って、屋内外の様子から屋根の雨漏りが心配されても、その知り得た情報の範囲で説明・告知するしかなかった。

 そこで屋根上の状態を詳細に把握すべく、同社ではドローンを利用して屋根上のデジタル画像を撮影し、建築士による画像診断を開始した。大規模建物においては利用されているケースもあるが、個人住宅の検査に活用する例はまだ珍しく、これにより一戸建住宅の検査精度のさらなる向上が期待でき、物件情報の透明化、安全な取引の推進、中古住宅流通の活性化を図っていくとの展望を示した。

ドローンと屋根のデジタル画像
あんしん仲介保証の対象可否

 当該ドローンによる検査は『あんしん保証』検査員(建築士)による通常検査で雨漏りの可能性を指摘され、屋根上の検査が必要と判断された場合に無償で実施する。検査により屋根の雨漏りではないと判断された場合は保証対象となるため、従来よりも売主にとって保証対象範囲が拡大する点で有益となる。また、検査結果に基づいた売主への適切なアドバイスや買主へのより詳細な物件情報の提供も可能となる。対象地域は東京23区及び横浜・川崎エリアから開始し、順次拡大する予定だ。

 なお、ドローンの利用に際しては、DRONE PILOT AGENCYにその業務を委託し、有資格者※のみに操縦させることによって安全性確保に努めていく、としている。

※国土交通省認定管理団体 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定による無人航空機操縦技能証明書 所持

『あんしん仲介保証』のサービスの詳細情報
https://www.livable.co.jp/baikyaku/anshin/

【DRONE PILOT AGENCY 会社概要】
社名DRONE PILOT AGENCY株式会社
代表社名代表取締役 上野 豪
所在地東京都品川区西五反田2-4-2東海ビル4F
設立2017年11月15日
資本金750万円
事業内容ドローンパイロットの派遣およびドローン活用事業の受託、ドローンとAIを活用した画像分析・解析、パイロット講師の派遣