ドローンジャーナル

未来機械、四国電力ほか8者による総額約7億円の出資により、海外向け大型ソーラーパネル清掃ロボットを量産へ

 2018年8月30日、香川大学発ベンチャー企業 未来機械は、四国電力、小橋工業、中銀リースほか5者および既存株主である、リアルテックファンドを割当先とする第三者割当増資を実施することを発表した。

稼働中のソーラーパネル清掃ロボット-タイプ1。2019年上半期に巨大太陽光発電所向けの新型モデルを量産開始予定

 未来機械は、2008年から世界に先駆けてソーラーパネル清掃ロボットを研究開発し、自律型でハンディータイプのソーラーパネル清掃ロボットを世界で初めて実用化し、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールなどの中東諸国で導入されている。

 砂漠向けソーラーパネル清掃ロボットのニーズは、中東・インド地域等の砂漠地域での太陽光発電導入の飛躍的発展に伴い加速しています。これらの地域では発電所の規模も巨大化しており、ソーラーパネル清掃ロボットの必要性が高まっています。
 同社はこの市場動向を捉え、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等からの支援を得て、新たに巨大太陽光発電所(10メガ~ギガワットクラス)向け大型の新機種の開発に2016年から取り組んだところ成功し、現地からの高い評価を得て量産化が待ち望まれている。そこで量産体制を整え、2019年から海外進出を本格化する。

代表者コメント
未来機械 代表取締役社長 三宅 徹氏

 乾燥地域での太陽光発電に欠かせないMade in Japanのロボットテクノロジーで、太陽光発電の普及拡大に貢献し、持続可能な社会を実現します。中四国地域を中心とする有力事業会社および投資家の方々のご賛同により、この地域から、日本の誇るロボット技術を世界に展開できることを大変嬉しく思います。

出資者コメント
四国電力 代表取締役社長 佐伯勇人氏

 将来拡大が見込まれるインド・中東地域等の市場において、独自に開発した競争力のある新型ロボットにより積極的な事業展開を目指す同社の技術力と将来性に大きく期待しています。

小橋工業 代表取締役社長 小橋正次郎氏

 世界から注目されている未来機械の最先端ロボット技術と、100年以上培ってきたKOBASHIのものづくり技術とを融合することで、地球上の課題を誰よりも早く、多岐に渡って解決できると確信しています。

リアルテックファンド 代表取締役社長 永田暁彦氏

 未来機械はリアルテックファンドが地球と人類の課題解決に資すると考えて投資した第1号案件です。高い技術力を持つ若手と豊富な経験を持つベテランがうまく融合したこのチームが、世界を変えるその日まで、リアルテックファンドは全力で支援していきます。