2018年8月6日、テラドローンは、ドローン用いた交通量計測ソフトウェアを開発致したと発表した。本製品では、一般的なドローンを用いて空中でビデオ撮影することで低コストかつ自動的に交通量計測を行うことが出来る。従来、人による交通量計測では、高コストで情報量が少なく、定点カメラでは広域での計測ができない、設置コストなどの課題があった。

 ドローンの活用によって、無人かつ広域での計測が可能となり、AIを用いた自動認識ソフトウェアによって、車や人の速度、走行軌道、車種ごとの交通量算出などの幅広いデータを取得することが可能となる。これにより、交通量調査にかかっていた人件費を大幅に削減でき、これまでにない広域での交通量計測を実現することができる。

 現在は問い合わせがあった、国内建設コンサルタント各社と高速道路の整備や交通量調査などへの応用を行なっており、今後は、人口流動のデータ取得とマーケティングへの利活用も視野に入れた本システムの開発を行っていくとしている。