2018年7月24日、オプティムはドローンを用いた林業の見える化と、IoT を活用したサプライチェーンの効率化を推進すべく、スマート林業への取り組みを開始することを発表した。スマート林業への取り組みの第一弾として、ドローンの空撮画像から資源量調査を行うサービス「Forest Scope」の提供を開始する。

ドローンの空撮画像から資源量調査を行うサービス「Forest Scope」とは

 オプティムではスマート農業への取り組みを推進しており、農業向けマルチコプター型ドローン「OPTiM Agri Drone」や固定翼機型ドローン「OPTiM Hawk」の開発や、空撮画像を AI が解析するサービス「Agri Field Manager」を提供している。これらの技術を林業にも応用し、ドローンの空撮画像から資源量調査を行うサービス「Forest Scope」の提供を開始する。

「Forest Scope」活用の流れと森林資源量の見える化イメージ

「Forest Scope」活用の流れと森林資源量の見える化イメージ(1)
「Forest Scope」活用の流れと森林資源量の見える化イメージ(2)

日本は世界有数の森林大国でありながら、木材自給率は3割で使用する木材の7割を輸入に頼っている現状がある。
オプティムは、提供するサービスを通して、経営面での課題や労働力不足、生産性の低さを克服していきたいとしている。