ドローンジャーナル

オプティムと佐賀県白石町、日本初のドローンを活用した作付確認の取り組みを実施

 2018年7月23日、オプティムは佐賀県杵島郡白石町(以下 白石町)と白石町が取組んだ「平成30年度 経営所得安定対策等推進業務効率化モデル事業(ドローンを活用した作付確認業務委託)」において、白石町平野部の約8,500ヘクタールで栽培されている麦の作付確認を、固定翼ドローン「OPTiM Hawk」を用いて空撮する実証実験を行ったことを発表した。

「平成30年度 経営所得安定対策等推進業務効率化モデル事業(ドローンを活用した作付確認業務委託)」とは

 佐賀県白石町が経営所得安定対策等推進事業費補助金の業務効率化モデル事業として九州農政局から採択を受けた事業である。従来の作付確認は現地確認作業に多大な時間を要していることから、固定翼ドローン「OPTiM Hawk」を用いて空撮し、その画像を圃場情報管理サービス「Agri Field Manager」上で画像解析を実施した。申請された作付け情報と「Agri Field Manager」上の情報を役場内PC上から比較することで、現地に出向くことなく実態確認が行えた。これにより、大幅な現地確認作業時間の短縮が実現した。白石町は引き続き、経営所得安定対策等交付金の早期支払いに向けて、本事業を推進していく、としている。

2018年7月23日発表会資料より「作付け・営農計画確認の現状」
2018年7月23日発表会資料より「作付け・営農計画確認の現状」
2018年7月23日発表会資料より「ドローン導入後の作付け・営農計画確認」
2018年7月23日発表会資料より「ドローン導入後の作付け・営農計画確認」

結果的に、行政の現地確認作業の負担軽減、確認のための生産者及び関係機関への連絡頻度の軽減、早期集計の実現、表作確認への早期着手が実現できた。

2018年7月23日発表会資料より「ドローン・AIによる作付け確認」

圃場情報管理サービス「Agri Field Manager」を使った作付確認画面イメージ

「Agri Field Manager」を使った作付確認画面イメージ

固定翼ドローン「OPTiM Hawk」とは

 水産、林業などの上空観察に必要とされる、広域、長時間のデジタルスキャンを実現する固定翼型ドローンのこと。航続距離30km以上、滞空時間1時間以上を実現する。

2018年7月13日発表会資料より「OPTiM Hawk」

圃場情報管理サービス「Agri Field Manager」とは

 露地栽培された作物を管理・分析を行うサービスである。本サービスでは、ドローンやスマートフォンで撮影した圃場や農作物の映像や画像を AI が分析することにより、病害虫の検知や発生予測などが行え、効率的に作物の生育管理を行うことができる。

白石町について

 白石町は、平成17年1月1日に旧白石町、旧福富町、旧有明町が合併し誕生した。佐賀県の南西部、佐賀市中心部から 25km圏内に位置する。町西方の杵島山系から東方へ広がる広大な白石平野は、古く弥生時代から自然陸化し、中世より現代まで幾多の干拓事業で造成された土地である。特色としては粘質土壌で、米・麦、野菜、施設園芸等の農業好適地帯である。(白石町 Web サイトより)

 オプティムの農業の取り組みは以下のサイトから見ることができる。
サイト(https://www.optim.co.jp/agriculture/