2018年6月28日、エアロネクストは、プレシリーズAラウンドにて事業会社、ベンチャーキャピタルなどから総額7,800万円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先は以下のとおりである。
資金使途と今後の予定
1.ドローン独自技術の開発
エアロネクストは、ドローン前提社会の到来に向けて、より安全で様々な産業用途に利用できる次世代ドローンを開発している。エアロネクストが実現を目指すドローン・アーキテクチャの中心テーマは姿勢制御で、コアとなる重心制御技術(4D Gravity™)を強みとした機体をこれまでも発表してきた。
今回の調達資金をもとに、独自技術のブラッシュアップを進め、ドローン機体フレームのあるべき姿を追求していく、と展望を述べている。
2.次世代ドローン「Next」シリーズの実証実験と実用化の推進
エアロネクストは、2018年3月~4月の国際展示会において、「Next VR™」「Next DELIVERY™」「Next INDUSTRY™」の3種類の次世代ドローン(以下、「Next」シリーズ)を発表し、Best of Japan Drone Award 2018においては、「ドローン関連テクノロジー」部門、「ベストベンチャー」部門の2部門において最優秀賞を受賞した。
今後は、「Next INDUSTRY™」を活用した橋梁点検をはじめとするあらゆる産業用途で「Next」シリーズの実用化と量産化、「4D Gravity™」搭載機体の普及に向けて、 パートナー各社との連携を強化していく、と述べている。