2018年6月8日、株式会社アイネットは、「Dream Drone®」として展開する「ドローン IoT プラットフォーム事業」の新たなサービスとして、建設・土木企業向けにドローンとクラウド型 BIM (Building Information Modeling)を軸にした「先端建設プロセスレンタルサービス」を提供すると発表した。

 「先端建設プロセスレンタルサービス」は 4つのレイアで構成される。第1レイアは「情報インフラ」として i-Constructionデータストレージ、BIM/CIMマネジメントプラットフォーム。第2レイアは「ハードウェア」として測量機器/IOT建機/建設現場 BIM・CIM運用機器。第 3レイアが「高度人材」で高度建設人材技術者バンク。第 4 レイアが「運用ノウハウ」としてドローン測量訓練、BIM/CIM 教育、運用ルールの整備となっている。

 今後は「vGPU-VDIクラウドサービス」などデータストレージ、BIM/CIM マネジメントプラットフォームを提供し、千葉県君津市に開設したドローン飛行場「Dream Drone Flying Field(DDFF)」 を増設し運用ノウハウなどの教育サービスを提供していくとしている。また、アイネットはすでにペーパレススタジオジャパン株式会社、株式街会社アクティオと協力して、千葉県のアクティオ八街工場新築工事においてドローンの自動航行による3D工事進捗管理モデル・「ArchiSymphonyVBP」をベースとした BIM ベースでの設計・施工モデルの実証データ取得に取り組んでおり、着実に実績を積み重ねている。